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碧(アオ)と翠(ミドリ)がお見合いしたら Jialai AzureBay

こんにちは。あら50りっぷです。
『AzureBay = アズール湾』 そそられるネーミングじゃないですか! それどこ?イタリア🇮🇹?

Jialai が満を持して発売した有線イヤホン『Carat』とのセット販売のみで手に入れられるケーブル、つまり単体販売のない(Aliで単品販売開始されました)4芯バランス(4.4mm)ケーブルこそが『AzureBay』です。この稀少なケーブル新品同様を奇跡的にフリマで見つけることができました!

Jialai Caratとのセット販売がお得。単体販売は一般的には行っていないAzureBay
高純度銅線+銀メッキ焼きなまし銅線の組み合わせ


日頃よりJialai ケーブルのファンであるボクは、この美しい『碧色』バランスケーブルを見た瞬間にすっかり魅了されてしまいました。Jialai JLY2の青が「紺碧の空」とするならば、AzureBayは「透き通った海」のような青翠で、見る人によってはみどり色と認識するかもしれません。とにかく美しい色なのです。

0.78mm 2pin端子 / 4.4mmバランス仕様一択なのもCaratとの組み合わせを目的としたためです。線材は高純度銅線+銀メッキ焼きなまし銅線の組み合わせと公表されており、他のJialai同様、布巻き仕様となっています。特筆すべきはこの太さです。なんという線材の量でしょう。

プラグ部は他のJialaiシリーズと異なり、RedAgなどと共通の軽量アルミ合金製

先述の通り、ボクはAzureBayをCaratと同時購入したわけではないので、これと最も相性の良い手持ちのイヤホンと組み合わせて使ってみたいと思ったわけです。様々試してみましたが、思いの外『碧(アオ)』と『翠(ミドリ)』の組み合わせが一番自然で、性能面で相乗効果が高いという結論に達しました。

最も相性が良かったのは、

碧+翠の見た目のマッチングも最高すぎる

TRI Star Riverです。

Star Riverには純正で極細編みの銀メッキケーブルが付属してきますが、本体の2つのスイッチをONにしても低域のブーストレベルには限界があって、どうしても中高域が中心のサウンドになっています。しかし、そのStar RiverにAzureBayを組み合わせると…

低域が厚くなりしっかりブーストされるので、中高域が主バランスのStar Riverと相性がいい

AzureBayの音質について

1)不足と感じていたミッドベース、
  サブベースの量感がアップし、
  解像感をともなってしっかり鳴らして
  くれた
2)Star Riverはもともと中高域の明瞭度や
  メリハリの高さに定評があるが、それが
  さらにリケーブルで際立った
  (4.4mmバランス)
3)全帯域で解像度と量感が増し、定位もいい
  ので分析的にも聴けるようになった
4)クセがないので、音の傾向は変化させずに
  音質だけが底上げされた
5)音質とは関係ないが、外観の美しい見た目が
  所有する喜びを増大した

使ってみたデメリットとしては

JLY2など、既存のJialaiケーブル群と比較して2倍ほど線材が太いことと、布巻きであることが災いして、室内で静止した状態で聴いてもタッチノイズが発生することです(そういうものと割り切ってしまえば慣れの範疇)。また外出先に持ち歩くには多少かさばるので、室内専用にしてもいいかなと思うところです(この太さにしては結構取り回しが良い)。

結果

Star Riverがヤバいくらい音質を底上げしたというか、めちゃめちゃ音圧を感じるほどに性能UPしたのでもう元には戻れません。他のイヤホンと組み合わせてもおそらく同じような効果が期待できますが、どちらかといえばもともとバランスの良いイヤホンよりも「もう少しメリハリがあれば~」とか、「ベースがもうちょっとほしいよ~」ともう一味追加したいイヤホンとお見合いさせるとベストではないでしょうか。しばらくは仲の良い碧 + 翠カップルの行く末を見届けながら、こっそり別の相手とも? 楽しんでみたいと思っています。

どこかで目にしたら、絶対に買って損しないケーブルですよ。

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