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S-PHYREのDNAを受け継ぐ美白シューズ SH-RC703M
こんにちは。あら50りっぷです。
noteでロードバイク愛を語らなくなって久しいですね。今回は久々にロードネタにおつき合いください。
人生いろいろと起こるもので、昨年妻の母を逝り、その後、癌を患った愛犬との悲しい別れ、そして今年はじめに実母を逝るなど、予想もしなかった大きなストレスを1年間の間に一度に抱えこむことになるなんて。その重圧から逃れてストレス発散するのに(現実を受けとめない、まさに現実逃避?)ロードバイクは最も適しているにもかかわらず、なかなか「乗ろう」という気分にならないのが正直なところです。
最近ようやくモチベも戻りつつあって(喪明け?)『愛人号(マイバイクの愛称)』と一緒にすごす時間を増やしてきています。タイミング悪く梅雨の真っ最中なんですけどね。
かつて愛したオーダーフレームのクロモリロードも、カーボンロードもチタンロードも一時的な経済状況によってすべて売却してお金に換え、最終的にアルミディスクのAllez Sprint だけが手元に残りました。その『愛人号』のホイールも、経済の戻りとともにElete Wheelsのカーボンクリンチャー38mmにアップデートされました。こちらのインプレはもう少し走り込んでからにしますね。。。
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ボクが長年愛用しているロードシューズは、写真の Specialized Toach 2.0(Gen.1)で、オークションで程度の良いものを入手しました。コンペティションよりロングツーリング向きというか、少しなら歩行できるいわゆる「ゆるポタ用」シューズです。BOAダイヤルひとつなので締つけもソフトで、ベルクロを調整することでダイレクトにも楽ちんモードにも。まるでスニーカーを履くように履きつぶせるため、普段使いとしてはこれ以上ない相棒です。愛人号のフロントフォークの挿し色"ライトブルー"とマッチしているのもポイント高いです。
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丈夫すぎ、壊れ知らずでもう5年以上も使い倒してきたので、先に書いたボクののモチベUPのためにも、そろそろコスパの高い新シューズがほしいなあとネットを閲覧する日々です。この夏は久しぶりの信州ツーリングを予定しているしなあ~。
フリマには中古・程度上シューズはたくさんあるものの今更な感じだし、これまで履いたことのあるメーカーのものはおよそ想像がつくので、今回は選択肢から外しました。シマノのハイエンドモデル『S-PHYRE』には心惹かれましたが、ロードシューズに4万も5万も出せるはずがない! そしたら何とミドルグレードのRC7がこの度 702 → 703にリニューアルするというではないですか! しかも最新モデルは外観がS-PHYRE寄りになってカッコよくなっている?! でも値段は3万円以上するんだよなあ~
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RC7シリーズも登場からGen.4となり…アッパー素材を見直してソフトにしたり通気性を上げたりと、形状も含めて着実に進化を遂げているようです。たとえば旧世代のロードシューズでは当たり前だったつま先のワイヤーを通す樹脂パーツを廃止しても、スムーズにアッパーを甲にフィットさせることができる機構を搭載しました。これはFizi:kなどがずいぶん前に先鞭をつけた技術ですね。
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さらにワイヤーポイントを2点から3点に増やすことで、パワーガイドが無くてもフィット感が向上しました。結果的に、シューズの軽量化や外観の美しさの向上、また圧迫感を減らすことにつながりました。なによりビジュアルがS-PHYREにソックリですよね。素材自体も薄く通気性の良い「合成皮革」に変更され、通気穴の数も圧倒的に増えました。重量も702の255gから、703は244gへと軽量化。※42サイズ換算 微々たる数値ですが着実に進化を遂げています。
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BOAダイヤルも「BOA®フィットシステム L6 デュアルダイヤル」から「L6型Zダイヤル」へ。見た目もコンパクトに平べったくなりました。2つのダイヤルで足首と甲で部分的に異なるフィット感へ調整しやすくなっています。カーボンソールの剛性は702と変わらず、競技用ハイエンドモデルS-PHYREの剛性指数「12」に対して703は「10」。アマチュアがプロモデルを履いて硬すぎて足裏が痛くなる、なんてこともありません。
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で、なんでこの記事を書いているかというと、、、
ついに見つけてしまったのです、Amazonの7月のプライムセールで、な、なんと、普段35,000円以上するRC703がサイズ限定で21,000円で売られているのを。。。これはもうポチらないはずがありません。やったあ~
シマノのシューズはこれまで購入したことがなかったのでサイズ感が心配でしたが、ノーマル/ワイド2種類あるモデルのうちのワイドモデルを選び、一度ショップで試着経験のある42(26.5cm)サイズを選びましたが、これがドンピシャ大当たり! 大きすぎず、小さすぎず、前指もあたりません。
シマノの足型は細身の外国人の足型をベースにしているのか? 日本人として足幅のそれほど広くないボクでもワイドモデルがぴったりでした。ノーマルモデルを選んでいたら、ツーリング用途には横幅がタイト過ぎたかもしれません。また41.5(26.2cm)のワイドサイズにしようか迷いましたが、冬用ソックスの着用も必須と考え、リスクを避けて大正解でした。
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手でもつと、RC703 は Specialized Toach 2.0 より当然軽量なだけでなく、ミドルグレードモデルとしても想像以上に軽く感じました。このソフトで白い合成皮革アッパーとホワイトソールの輝きは新品の一瞬だけのもの。おそらく最初のトレーニングライドで傷だらけになるのは想定内。そりゃ~わかっていますとも。仕方ないでしょう。美しさとカッコよさは天秤にかけなければなりません。傷を目立たせたくないひとは迷わずブラックモデルを購入すべき。てもブラックもカッコ良いですよ。
#次回は実際にツーリングの試用記を掲載したいと思います#
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