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Fintokeiについて

Fintokeiについて要点まとめ

Fintokeiというのが静かなブームとなっている。興味のある方向けに簡単に要点をまとめておく。
この記事はアフィではないし無料なので、Fintokeiの詳細は公式ページを見てもらいたい。実際やってみた感想を書いていく。

プロップファームといって、自己資金はまだ多くないけれど腕のあるトレーダー向けに、資金を提供してトレードをしてもらい、利益の一部を還元する仕組みがある。

個人的見解だがFintokeiは、このプロップファームを模したサービスといってしまっていいと思う。
というのもバーチャルマネーを扱っているので、構造が極めてポンジ的なのだ。
為替市場とは切り離され、社内で金銭のやり取りが完結しているサービスということだ。
一応成績のよいトレーダーのコピートレードをすることでも収益を上げているらしいが、どうだろう。
そのトレーダーがずっと勝ち続ける保証などどこにもないし、そっちが収益のメインとは考えにくい。

ここであまりその辺を突っ込んでも実態は外からは分からないし、今のところは出金できているようなので、チャレンジ料程度のリスクならば遊んでみてもいいという考えでやっている。

僕は1番安いチャレンジプラン(速攻プロではない、あれはよくない)にしているので、当時20%offクーポンを使い、タリタリのアフィリンクからプランを1.8万円ほどで購入した。(タリタリを踏むとチャレンジ料の5%が後日CBとなる)
するとアキシオリーの残高200万円(レバは100倍)の入ったデモ口座が作られ、普通にMT4や5でFX取引ができるようになる。

この200万円というのが非常に曲者で、含み損込み10%マイナス(180万円を下回った時点)で即口座は閉じられ失格となり、チャレンジ料も返ってこなくなる。
その他に1日5%マイナスで失格のルールもあり、MT4時間0時の有効証拠金が24時間以内に-5%(含み)になった時点でも失格となる。

他のプロップファームも同じようなルールが多いらしく、特に曲者というわけでもないのだが、要は普段2万円の口座でフルレバして溶かした経験のあるような人が「やったー、200万円もあるじゃん!いつもの100倍の資金!」と喜んでしまうと全く感覚がズレているということ。
実際には20万円のレバ1000倍の口座と同じと考えないといけない。

ルールは2段階の試験をパスすると、3段階目からは利益の80%を出金できるようになるというもの。
まずは試験のSTEP1、最低3日は取引し口座を+8%にする。
次に試験のSTEP2、ここで口座残高は200万円にリセットされる。
同じように最低3日かけて+5%にする。
するとプロ認定され(ここでリアル口座に変わる訳では無い、一生デモのまま)、また口座残高がリセット。以降2週間毎に利益の8割が出金可能(これは為替損益ではなく技術提供報酬になるらしい)、初回出金時にチャレンジ料も返ってくる。

注意点は以下の二つ。
①+8%と、+5%は一見簡単そうだが、実質口座資金は10分の1しか使えないことを考えると、20万円の資金で16万円(200万円の8%)と、10万円(200万円の5%)の利益を出さなければならない。
20万円の資金から合計26万円の利益を生み出し、46万円にする必要があるということ。
つまり口座を2.3倍に増やす能力のある人のみがプロになり、出金できるのだ。(当然プロになったあとも利益を出さないと出金には至らない)

②含み益が減っただけでも失格になる場合あり。
MT4時間の0時(日本時間の6時か7時)の有効証拠金(含み益含む)から、5%減ってしまうと失格になる。
マイナスのポジを抱えてなくても、含み益が減って口座全体のお金が5%凹んだ時点で失格。
スインガーなどで、1ポジの利益が大きい人は不利となる。

この1日5%と全体10%ルールはプロになったあとも継続するので注意が必要。
10%ルールは初期の証拠金に適用なので、200万スタートならずっと180万円のまま(チャレンジプランの場合のみ)だが、じゃあ口座に多くお金を残しておけば良いかというと今度は逆に、いつ5%ルールに引っかかるとも知れず、Fintokeiの出金リスクもある中、余分なお金を残しておけるかというジレンマが発生する。

以上がFintokeiについて、僕が認識している内容。24/3/9現在でまだSTEP1、残高-3%程で道のりは遠い。

非常に難しく、トレーダーに有利な条件といえないため、あまりオススメではないということが伝われば幸いだ。尚内容に誤りがあっても責任は取れないのでご注意を。
もし、ご自身の判断でチャレンジする場合は公式ページをよく読んで、その時一番条件の良いクーポンを探し(時々20%offがでるらしい)、タリタリ経由で申し込むとよいだろう。

(2024/4/4追記:当アカウントは、Fintokei及びプロップファームは非推奨。突如サービス停止などになる危険性を考慮。薦めているインフルエンサーはほぼ全てアフィリエイト目的であると留意いただきたい。)

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