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昔のドラマに登場するラブホテル

CSで昔のドラマを見て、その中に登場するラブホテルに注目することにハマっていた時期がありました。

おじさんが、1番だったドラマは、なんといっても、「はぐれ刑事純情派」!!!!
中でも1988年の第一シリーズや、1989年の第二シリーズ、1990年の第三シリーズあたりは、まあ、おもしろい!!!!
主人公の安浦刑事(藤田まこっちゃん)が所属する山手中央署(架空)は渋谷にある設定だから、管内で事件が起きるたびに、当時の渋谷の様子がうつしだされる。

これなんか、東急プラザ(数年前なくなっちゃったけど)


で、現場検証に安浦刑事がかけつけたり、回想シーンで登場したり…男女のもつれの舞台となっているのが、たいがいラブホテル。 

これとか。(第1シリーズ第3話「カフェバーで拾った女」)
これも。(第1シリーズ第8話「赤い花が殺人を告発する」)

いいよね〜。このけばけばしいネオンサイン!!!「ラーク」のフォントなんかも最高!!!

とりあえずホテル名で検索して、今も現存してるかとか、どのあたりにあったのかとか確認してしまう。
プロってくると?、あ、この壁紙は別の回でも出てきたラブホだな、あの時は看板もうつってたから、ホテル◯◯だな、とかわかるようになってくる。

…暇人か!!!!!

ところで。
「はぐれ刑事純情派」は、おじさんにとって、ラブホテルを探す研究対象でもあるんだけれど、実はそれ以上に、今は亡きおばあちゃんとの思い出の詰まった、懐かしさをかきたてられる装置でもある。
おじさんにも、子どものころがあったのよ。
小学校の頃お家に帰ると、おばあちゃんがいて。出されたおやつを食べながら、おばあちゃんと一緒に、この「はぐれ刑事純情派」の再放送を見るのが、おじさんの当たり前の日常だった。
でもいつの間にか、おじさんも中学生くらいになると帰りも遅くなって夕方の再放送なんか見る時間もなくて、、おばあちゃんとおやつ食べることもなくなって、、いつの間にか「はぐれ刑事純情派」の地上波での再放送もなくなって、、、21時からの新シリーズでは、ケインコスギとか城島茂とかが出てくるようになって、、、安浦刑事も明らかに年取って、、、ぼんちおさむは変わらなくて、、、
そして数年後、「はぐれ刑事純情派」もなくなっちゃって、、、おばあちゃんも、藤田まこともこの世からいなくなっちゃって、、、(ぼんちおさむは生きていて)

私の当たり前だった風景は、どこにもなくなってしまった。
でも今でも、心の中のどこかで、家に帰ると、おばあちゃんがいて「はぐれ刑事純情派」を見てるんじゃないか、、、なんて錯覚することがある。会いたいな、おばあちゃん。

って!こんなセンチメンタルを誘ってくる、さすが、はぐれ刑事は純情派!!!!!!
(この締めであってんのかー!ラブホテルの話はどこにー!!!)

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