庭じまいの実例集1
今回ご紹介するのは、相続して10年が経ち手が付けられなくなり、ご相談があった「庭じまい」の実例です。
初めて訪問した時は、草や樹木の枝が伸び放題で、庭に入るには鎌と枝切ハサミを使いながらの侵入でした。相続されて2~3年はご家族で何とか維持管理をされていたそうですが、雑草や樹木の勢いは強く、お隣近所に伸びてゆき手が付けられなくなり、庭じまいの依頼でした。
現在お住まいの場所は便利の良いマンションなので、一戸建ての住宅は子ども達が結婚をすれば、子育てを考えると売却しないで、この住宅を残しておこうという結論になり、近隣に迷惑にならない程度で「庭じまい」となりました。
ここまで荒れ放題になるとご家族だけでは、手が付けられない状態です!
全てを伐採すると、あまりにも簡素過ぎるので少し庭木を残そうと考えましたが、どのように整理するかは、剪定を進めながら考えることに致しました。
お隣さんは枝が伸びてきて困っておられましたので、どうぞ駐車場をお使いくださいと言っていただき助かりました。
もしもこの駐車場を使えなかったら敷地内からの剪定なら、手間が3倍くらいかかったと思われます。お隣さんからも喜ばれて仕事冥利に尽きます。
こちらの方もきれいになり、枝が建物まで伸びて困っておられましたの、感謝をされながらの作業でした。
小さな庭石やご主人様が子供のころの思い出のある樹は残して、後は全てを伐採・伐根を致しました。
ここまでしておけば、このままで数年は放置してご近所に迷惑がかからないと大変喜んでいただきました。
ご家族で現場へ来られますと、我が家ではないような変貌ぶりに感謝をされました。またご近所からも、これで近隣環境も良くなりありがとうございますと喜ばれました。工事中は何かとご迷惑をおかけしましたが、ご近所の協力がなければこれだけの「庭じまい」はできませんでした。
改めてご近所付き合いが、いかに大事かと痛感した次第です。
庭じまいとは、樹を伐採して伐根するだけではなく、将来のことも考慮しながら樹の特性を考えて整理していきます。
私の庭づくり55年の経験が「庭じまい」を有効に進める原動力だと思っています。
「庭じまい」に関してご相談は
FAX:06-4981-4054 若しくは
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