中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉟日誌令和元年10月３０日その２記録者山本甚吉隊員
中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉟日誌令和元年10月３０日その２記録者山本甚吉隊員 馬さんから「皆さんとの九日間の長い旅が終わりに近づいています。皆さんをこうして空港まで無事に案内できるのは嬉しいことです。隊長とは三〇年前からの古い友人です。来年以降も歴史旅を計画されるならお手伝いします。また中国に来てください。」
つづいて李さんへのお礼の言葉とプレゼント贈呈です。李さんのお別れの挨拶。隊長からマイクを受け取ると話そうとしても涙ぐんでやっと「私はさみしいです」と一言言えただけで涙があふれて声が出てきません。馬さんが助けて「李さんが涙で言葉が出なくなりました。代弁します」ということで皆さんにお礼の言葉を述べました。続いて運転手の楊さんにプレゼント。楊さんは大きな声で「謝、謝」。
一〇時二五分 空港敷地内のレストランに到着しました。昨年の旅でも利用したレストランです。ビールで最後の乾杯。今日の昼食は一人あたり四〇元ですから日本円にすると六四〇円程度になります。 食事中に隣にツアー団体客がやってきました。近畿ツーリスト募集の名古屋からの団体です。
今回の中国旅行で経験した中国料理の特徴を挙げると ①煮たり揚げたり炒めたりが基本になっていて生ものは果物以外ありません。 ②西安、洛陽では魚の煮付けがありませんでした。 ③太原、大同には魚の煮付けがありました。 ④五台山では中国の精進料理を体験できました。
⑤大同の夕食では日本元祖のしゃぶしゃぶをいただきました。鄧さんから牛肉の差し入れがありました。 ⑥豆腐、青梗菜はどこでもでてきました。 ⑦太原、大同、五台山では山西省名物の刀削麺がかならずつきました。 ⑧朝食バイキングではあまり地域差を感じませんでした。 一一時三〇分 空港ロビーで馬さんと李さんとお別れです。「いろいろとお世話になりありがとうございました」
一二時二五分 安田隊員から今回の旅の感想をお聞きしました。 安田隊員 「大きく立派な大同雲崗石窟の露座大仏。洛陽の盧舎那仏は実に見応えのある仏様でした。参拝できて良かったです。兵馬俑では、広大な土地で偶然発見された兵士像の大きさと展示品の兵士や馬車。それに薄暗い部屋に展示してあった銅車馬の精巧さには驚きました。食事は思ったより油濃くなく、美味しく食べられました。」
次に武藤晴夫隊員の感想を聞きました。 武藤隊員「昨年の初めて参加した歴史旅では敦煌莫高窟を見学して壁画や仏像に感動しました。今回の歴史旅ではまったくわからない土地を旅して、皆さんとしっかり歩いて都の遺跡、寺院、石窟、兵馬俑など見聞できて良かったです。知らないことを一杯学習出来たことを本当に感謝しています。」
一三時一五分 ＭＵ２９１に搭乗。座席は半分ほど空席になっているので西安から上海の間は好きな座席に移って着席しました。 一三時三七分 離陸 一四時一〇分 機内食はおやつとジュース。隊員の席がばらばらになったことで話し声が聞こえてきません。安心感があってうとうと眠っているのか、という私も眠りました。
一五時五〇分 上海浦東国際空港に着陸しました。広い空港内を駐機場まで移動します。出国チェックは昨年より慎重に行われていました。 一七時五分 中国東方航空待合所から専用バスに乗り込みました。車内は名古屋に向かう人で混雑していました。 一七時二〇分 ＭＵ２９１が離陸しました。黄砂の影響で夕焼けもぼんやりしています。 一八時二五分 機内では南城隊員と同席でした。二人で話しました。
①次回の七回目の歴史旅はチベット方面に。でも、難しいから隊長の奥さんを口説くことが第一です。南城隊員お願いします。 ②中国でのお土産代金など個人間の賃借精算。 ③私の中国元の端数分を円換算で交換。 ④私の株の話。 ⑤レストランの食事ででてきた料理の写真は薮下隊長に渡します。
①次回の七回目の歴史旅はチベット方面に。でも、難しいから隊長の奥さんを口説くことが第一です。南城隊員お願いします。 ②中国でのお土産代金など個人間の賃借精算。 ③私の中国元の端数分を円換算で交換。 ④私の株の話。 ⑤レストランの食事ででてきた料理の写真は薮下隊長に渡します。
二二時四五分 自宅に無事帰還しました。 二三時 十日ぶりの入浴。気持ちがようやく落ち着きました。 二三時三〇分 お腹がすいているので夜食をしました。機内食の残り物のパンとバター、冷蔵庫のソーセージとミカン。食べ終わって水道水をコップ一杯飲みました。日本はいいなー、こうして水が飲めるから。 今日は東海地方では六年ぶりに秋の黄砂が観測されたそうです。中国では三日前から黄砂がひどくなっていました。 二四時 お休み。今日の歩数は自宅まで八〇五七歩でした。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？