中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」⑦日誌令和元年10月23日その2

画像1 中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」⑦日誌令和元年10月23日その2  一五時四〇分 晋祠出口を通過しました。  一五時五〇分 今日最後の見学地の「天龍山石窟」に向かいます。ゲートを通過して専用道路に入りました。専用道路に入ってすぐにスピードをあげる。猛スピードで走行を始めた。カーブに入では遠心力で外側に弾き飛ばされるような感覚で「キャーキャー、ギャーギャー」という隊員の叫び声が一杯。久しぶりに肝を冷やしました。運転手は、ニコニコした顔をし運転してしました。車内の「キャーキャーワーワー」は止まらない。
画像2 峠近くのループ道路は二階建ての構造で、このあたりで数台の乗用車に追いついた。追突せんばかりに迫って甲高い「クラクッション」の連発。それにプラスして極端なあおり運転。運転手は探検隊一行を目的地に送ろうと懸命。負けじと前の車もスピードを上げて道を譲る気配もありません。前の車に邪魔されて車内が少しだけ静かになったかなと思ったのもつかの間、前の車が駐車場に入ると、再び車内には「キャーキャーワーワー」の大合唱、でも緊張感より笑い声が車内に。  一六時一〇分「天龍寺石窟」に到着。
画像3 一六時一〇分 ジェットコースターを楽しんだ二〇分が過ぎて「天龍寺石窟」の駐車場に到着。天龍寺石窟の見学記は南城良子隊員にお任せです。  一六時二三分 最初の石窟に参拝。大日如来を中心に観音菩薩が両脇に。今回、私は石窟の仏像で顔、特に「眼」に注目して手を合わせてお参りさせていただきました。  第九窟では、蓮の中に立つ文殊菩薩の「眼」は閉じられて下向きで私には「元気よく頑張ってね」という眼力を感じました。
画像4 一六時一〇分 ジェットコースターを楽しんだ二〇分が過ぎて「天龍寺石窟」の駐車場に到着。天龍寺石窟の見学記は南城良子隊員にお任せです。  一六時二三分 最初の石窟に参拝。大日如来を中心に観音菩薩が両脇に。今回、私は石窟の仏像で顔、特に「眼」に注目して手を合わせてお参りさせていただきました。  第九窟では、蓮の中に立つ文殊菩薩の「眼」は閉じられて下向きで私には「元気よく頑張ってね」という眼力を感じました。
画像5 一七時一七分 見学が終了しました。タクシーで下りの専用道路に向けて出発。道路は工事中で凸凹。専用道路に出ると、また死のジェットコースターの始まりです。奇声を発しながらでも車内には天龍寺石窟を見学でき感想を語り合う楽しい雰囲気で一杯でした。
画像6 下る途中、右手後方の夕焼けが美しい。山々の峰が薄赤色に染まり、谷間は濃い灰色になってコントラストが強調されて感動しました。  タクシーの運転手さんが道を間違えたのか専用道路の中央分離帯でわずかな切れ間を強行突破しようとして、無事に通過できたと思いましたが、隊長の話では実は車体をゴリゴリと擦っていたということでした。
画像7 一七時四五分 夕食会場に到着。料理の内容はメニューのとおりです。おかずの主役は大皿にのったまるごとの「煮魚」。お昼と同じように片身を同じテーブルの隊員が食べ、残った半身を私が、ビール飲みながら美味しくいただきました。
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画像9 一八時五五分 レストランを出発してホテルに向かいました。鄧さんの話を聞きながら景色を眺めていたら、紫色の電飾等でライトアップされた大きな吊り橋の美しさが目に飛び込んできました。鄧さんや馬さんから太原市の歴史などのお話があり、明日の見学地「五台山」の説明もありました。  五台山の特色は、仏教(道教)寺院とラマ教寺院が共存していることで、仏教寺院は青廟、ラマ教寺院は黃廟で見分けられるそうです。
画像10 一九時二〇分 太原市内に入ってきた頃、私は尿意を感じてきました。とうとう我慢が出来なくなってきて幹線道路沿いの街路樹の陰でおしっこをしたいと馬さんに伝えると、運転手さんとバスを止められそうな場所を探してくれました。私は乗降口まで移動していつでも飛び出せる態勢で待ちました。内心では早く早く止まってくれと祈るばかり、冷や汗が吹き出してきた頃、ようやくバスが停車しました。飛び降りるようにして街路樹の傍らにダッシュ、「ごめんなさい、ごめんなさい」と詫びながら立ちション。
画像11 一九時四〇分 ホテルの太原和頥酒店に到着しました。キーを受け取り部屋に向かいました。形山隊員と明日の準備をしながら日本から持参したコーヒーを飲みました。  形山隊員が、馬さんに「どうしてホテルのレストランを利用しないのですか」と聞いたそうです。すると馬さんは、「ホテルの食事は値段が高くて、高級ホテルは別ですが、普通のホテルの食事は口に合いません。探検隊の皆さんがたのことを考えて値打ちなお店をさがしているのです」ということだったそうです。二人で「感謝、感謝」と話しました。

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