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アディオス扇風機 予想の仕方について

この度は記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

この記事は競輪の初心者の方向けに、私の予想の仕方を書いていますので参考になれば幸いです。私の予想は本線から中穴、大穴までの予想で何とか20点くらいに抑えたものにしています。(30点くらい予想出来たらもっと楽になるんですけど、皆さんも予算の関係上、20点が限界ではないかと)日中は仕事をしているのでミッドナイトの予想がほとんどです。低予算で買えるように「4点絞り」の予想がありますので、予算に合わせてご活用ください。時々、X(旧twitter)で単発の予想を独り言のようにポストしますので、そちらも良ければ参考にしてください。

予想の仕方に入る前に、お伝えしたいことがあります。公営競技の配当の仕組みを知っておいてください。私はこの仕組みを知らずに始めた経験から、絶対に知っておいた方がいいと思います。
競輪、競馬、競艇等は胴元が「25%」取ります。残りの「75%」が配当になります。
例えば、10人が1,000円分買ったら10,000円ですが、25%の2500円は胴元に入りますので、残りの7,500円を10人で取り合います。もし10人全員が的中したら、配当は750円です。
この75%ルールを知っておくだけで車券を買う意識が変わったので書かせていただきました。

さて、それでは本題ですが、私が主戦場としているミッドナイト競輪は、予想が立てやすい仕組みになっています。
なぜなら、ミッドナイト競輪の並びは競争得点順に並んでいるからです。
そして、レース結果を見返すと競争得点が最も多い「1番」が最も多く3着以内
に入っています。皆さんも是非、統計を取ってみていただけるとよくわかると思います。ですので、予想には「1番」を入着させることが多いです。
ただし、1番は競争得点が高い選手のため、人気も高く、配当は低くなりますので面白くありません。しかし!ここに妙味があるところで、人気薄の選手との3連単になると配当が高くなり、万車券になることが多々あります。そこを予想できるかどうかが万車券への道です。人気の1番が入線せずに、決着がついた場合、びっくりする高配当になることもあります。穴を狙っている人はそういう車券も視野に入れていくことになります。

たとえば、2023/11/3のミッドナイト前橋競輪(最終日)の3Rにおいて、
1番が1着にも関わらず、24,710円の万車券でした
なぜなら2着に競争得点が一番低くて人気薄の「6番」が入ったからです。
なぜ、この競争得点が低い6番(つまり弱い選手)が2着に入れたのかを検証すると、競争得点が高い「2番」の番手で走り、この強い選手の番手にいることで6番は空気抵抗も少なく走れて、最後に足を残していたので2番を差して2位です。このようにレース展開を読めるかどうかが鍵となってきます。 

次に別の例をあげますと、2023/10/25 前橋競輪3Rで30,530円の万車券を取りました。この時は、競争得点4位の4番が「1着」、競争得点1位の1番は「2着」、競争得点3位の3番が「3着」 4-1-3で300倍超えの万車券を取りました。(ここでも1番が2位に入線しています)
もしかしたら「4番」が1位に来るかも?との予想を立てました。
それは、3番武田選手の番手に4番高木選手がおり、3番武田選手は1位になったことは少ないものの、2位と3位の結果をきちっと残していましたし、実力は充分にある選手だと判断し、その武田選手の番手にいる高木選手なので、最後の直線でチョイ差しするのではないかと予想。
予想通りチョイ差しをしてくれました。その時に1番池邉選手が大外から強襲してきて、4番と1番の間に入って、2位となりました。
この時、もしも「4-3-1」だったら231倍だったので「4-1-3」で嬉しい結果となりました。
ちなみに1番池邉選手が1位になって、1-4-3だったら、37.2倍に下がっていました。少しの差で大きな差が生まれます。

顕著な例として、11/11モーニング取手競輪の無料予想にて「5-4-2」で7,450円を的中しました。これが「5-4-2」ではなくてもしも「2-4-5」だったら270円、「4-2-5」だったら」640円でした。少しの差でとても大きな差が開きます。
 5-4-2⇒7,450円  2-4-5⇒270円  4-2-5⇒640円  雲泥の差です。
ほんの少しの差で、このような大きな差が生まれるのも競輪の醍醐味です。

11/10に奈良競輪3Rで的中した万車券32,530円についても説明したいと思います。競争結果は2-3-6で1番は入線できませんでしたので、高配当になりました。レース展開を読んだときに、7番磯村選手 or 6番南選手が先行逃げて、2番吉田選手が捲るだろうと読みました。
予想通り、7番磯村選手が単騎なんですが、先行して逃げまして、そこを2番吉田選手が捲りました。正直、3番の米澤選手が2着になるのは自信がありませんでしたが、単騎でよく頑張ってくれました。

次に特大万車券が的中した11/27松阪競輪6Rについて説明したいと思います。6-1-4で配当は特大の61,480円でした。
この記事を読まれている方も是非このレースの並びを振り返ってほしいのですが、ライン並びは「216 35 47」でした。
断然人気は216の3車ラインです。
過去データを見ると、2番と3番はバック数が多いので、先行で競り、足を使ってしまい、2番と3番は垂れる可能性があるのではないか、と想像を膨らませました。2番が垂れれば、競争得点の高い1番が番手発進、そして6番が追従する。したがって、1番・6番が頭にくるのではないかと。予想は「16-16-234」で予想し、見事に的中しました。展開通りになって本当に良かったです。
また、ミッドナイト競輪では初日、2日目、最終日と3日間走ります。
初日は競争得点の高い選手と低い選手が同じレースを走りますので、当然、固めの結果になりますし、予想も立てやすいです。最終日になりますと、勝ち上がってきた選手同士が走りますので、予想が困難になります。初日と2日目のレースの走り具合を振りかえって調子を見たりする分、初日と2日目と最終日では予想にかける時間と労力が異なってきます。ただし!最終日は力の拮抗した選手同士なので、高配当が出やすいです。最終日は穴の狙い目。初日は固めを狙い、2日目はその真ん中を狙う感じです。
競輪に取り組むにあたり、様々な考え方がありますが、私は予想をする側の人間なので「推し」の選手は作りません。予想するときに私の好き嫌いが反映されるのはおかしいと思うからです。あくまでも過去データと今の調子を見て判断したいからです。
また競輪にはラインという考え方がありますが、ミッドナイトで多いA3級クラスが走る「F2」はラインが崩れることが多々あります。だからこそ選手の調子を見て、選手の調子、過去データも含めて予想に味付けをしていきます。競輪は好きだけど、仕事が忙しい、子育てが忙しい、データに目を通す余裕がないよ、という人いらっしゃると思います。そんな方々の一助になれたら嬉しいです。簡単ではありますが、以上となります。
こんなに面白い競輪をもっと広めたいとも思っています。
末永くよろしくお願いいたします。   アディオス扇風機

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