360度と24時間の起源
360度と24時間の起源
については、古代文明の研究の中でも、これまでの所明確な結論は出されていないようだ。
縄文時代早期に定住が安定するとともに、
日の出位置はそれまでの冬至と夏至のように
止まるもので無いことが直ぐ知られたことだろう。
それは朝一番に住居の入り口から差し込む日の光からであり、
毎日少しずつ方向が変わることは、不思議だったのではないか。
毎年同じように移動することを見て、またそれは季節と共に変わることを知り
興味を持ったものでは無いか。
そのような移動する日の出を、石棒により観測したことから
一年の日数が分ったものと考える。
一年廻ってほぼ 365日であると知ったものと思う
石ころでその日数を数えたとすれば、一年の日数を知ることは大変だったと思う。
半年は 冬から夏までと夏から冬まで、
どちらも182日で有ることは直ぐに理解したものと思う。
月の満ち欠けは 30日であることはそれ以前から、既に理解していたでしょう。
ここから半年 6回の満ち欠けを繰り返すことも容易に理解したものと思う。
季節に関しては春が 182/2 91日
春の季節の始まりは 91/2 45日
これを元にして逆算して 45*2 90、 90*2 180日
月の方も 30*6 180日
太陽も月も、半年と半年の月はどちらも180という数であることが想像できれば
月齢観測していたことから、半日 180度は月の満ち欠けから 15日で変化していることが分るので
180/15 12時間が出る
一年の日数 365日をベースに計算することは、算数のレベルがあり、初めは難しかったのではないか。
ここまでが半年をベースとしたものなので、その後の計算能力の発展から
太陽が一年で 180*2 360日
月は 30日*12月 360日
太陽も月も 360日で一致することを理解できて
二つの天体の運動が 360と言う魔法の数字でシンクロする不思議を知ったものと考える。
こうして一年が360日
一日は 360度が24時間となる。
しかし現実の天体の運動は、この計算では誤差があることは分っていたので、
太陽暦を造るには、天体観測は石棒とノーモンにより実際に観測・測定することを継続することとしたのだろう。
文字もなく、数字もなかったので、それ以上の暦作りのための計算は、進めることは難しかったものと考える。
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