五年ぶりに東方に再燃して気がついたら二年近く小説を書いていた話

軽い自己紹介と現在の活動状況

はじめまして、あるいはこんにちは。
東方創想話を中心に小説を、ときどきピクシブやツイッターにイラストを投稿している朝顔と申します。
今から12年ほど前にニコ動きっかけで東方にハマり、しばらくピクシブニコ動そそわその他でひたすら二次創作やプレイ動画を漁る日々を送っていましたが、2021年から自分でも東方で二次創作を書いてみたいと思い、今や読み手だけでなく書き手にもまわっています。
現在はひとまず妄想の赴くままに小説を書き殴って、書いたものはそそわに投げて、ツイッターで宣伝して、たまにピクシブにも投げて……みたいな投稿スタイルを続けているのですが、正直私はSNSを使うのがむちゃくちゃ苦手です。
でも東方や自分の作品について語りたいことはたくさんあるし、告知もしたいし、ツイッターは何やら先行きが不穏な感じですし、やっぱ何かしらブログみたいなのがあるといいよなーと思い、このたびnoteを開設しました。ここでは主に東方の好きなとことか告知だとか自分が書いた二次小説の裏話とかあとがたり? みたいなのを載せてゆく予定です。

東方にハマるまで

私はいわゆる『ニコ動で東方知りました』勢で、ニコ動黎明期の2007年〜2009年頃は『なんか東方って作品があるらしい』くらいしか知らず、あまり深く興味を持ってはいませんでした。ですが2010年末頃にメタナイトが幻想入りする動画がきっかけで本格的に東方に興味を持つようになりました。
具体的なハマるきっかけになったキャラは咲夜さんとフランちゃん。ナイフと時間操作を使う瀟洒なメイドさんと狂気と無邪気が同居したようなフランちゃんが当時の私の中二心にめっちゃ刺さったんです。ただ私が東方にのめりこんだ2010年〜2011年頃にはすでに紅魔郷や紅魔館を題材にした二次創作はそれこそ山のように溢れていて、当時読み漁った二次で満足したせいか、現在はあまりその二人の二次を自分で書こうとは思ってないです。もちろんキャラは今でも大好きです。
その後、元来の従者キャラ好き・組織のナンバーツーポジキャラ好きが高じて八雲藍が好きになり、星蓮船キャラのまとまり感から命蓮寺と寅丸星が好きになり、なんやかんやで藍星というマイナーカプに落ちたり書籍読んだりアレンジ聞くようになったり自分で原作やるようになったり、しばらく東方をエンジョイしていました。
ただ、2015年頃に私の実生活がだいぶ忙しくなったのと、当時東方20周年? のお祝いムードなどを眺めているうちに、何となく自分の中の東方熱が一区切りついてしまったんですよね。興味がなくなったというよりは落ち着いたみたいな方向で。そこからしばらく原作を追ったり二次創作を漁ったりはしなくなりました。

東方に再燃した

原作を追わなくなった後でも、新作や書籍の情報はネットなどでちらほら耳にはしていました。日焼けしたチルノとか。それから2013年頃にどハマりした東方音楽アレンジサークル凋叶棕さんのCDは新譜が出るたびに変わらず追い続けていたので、東方に関する興味がまったくなくなったわけではなかったように思います。
2018年の頭頃に『憑依華に天子が出たらしい』という噂を聞いて興味を惹かれ(天子も好きなキャラでした)、さらに新キャラの紫苑と天子に絡みがある、まだ連載中だった茨歌仙でもその二人が出てくる……と聞いて、落ち着いた東方熱が少し再燃しかけました。ただこの時点では新しい書籍も手に取りませんでしたし、また原作をやってみようとまでは行きませんでした。
本格的に再燃したきっかけは二つあって、一つは茨歌仙の連載が2019年に終わったこと。昔からあずまあや先生の絵が好きで、最終巻とはなおうぎは発売後すぐに買いに行った記憶があります。
もう一つはポケモンの新作(剣盾)に合わせてSwitchを買ったこと。せっかくSwitchを手に入れたんだから他に面白そうなゲーム探そう、とストアを漁ってたらアクアスタイルさんの『不思議の幻想郷 TODR』を見つけて、『東方の二次ゲーのコンシューマーって本当に配信されてるんだ!』とダウンロードしたんです。ローグライクはポケダンしかやったことがなく下手くそなので、ゲームはあんまり進められなかったんですが、作中の各種アイテムに散りばめられた原作の小ネタに『そういえばこんなキャラとかアイテムとかあったよなあ』と懐かしくなりました。
そこから『久々に原作とか二次とかまた漁ってみる?』と気持ちが動いて、昔買った書籍を読み直したり新しく買ったり、かつて入り浸っていた東方創想話で好きだった作品を読み返したりしているうちに、ふっと『自分も東方の二次書いてみようかな』と思ったんです。
ちなみに小説書きは一次二次問わず東方以外のジャンルで長らく続けていました。ジャンルはコロコロ変わってたんですが、そういう下地があったので東方二次の書き手側に回ったんだと思います。

藍星長編を書き出した

東方で自分の書けるものと書きたいものって何かな、そそわで好きだった作家さんだとpysさんや浅木原忍さんが理想なんだよなあ……と考えているうちに、『私は藍と星の組み合わせが好きだった』と思い出しました。そこから藍と星のカップリング小説『星は藍色の空に輝く』を書くことを決めました。
ただまあ、いかんせん藍星ってドマイナーもいいとこなんですよね。一応ピクシブ百科に項目はあるけど、原作で絡みなんかないし、二人とも他にそれぞれ人気のあるカップリング相手がいるし。これまでのジャンルでも『私しか萌えてないのでは?』というドマイナーカプにハマった経験は何度かあるんですが、自分で二次を書くとなるとやはりハードルが高い。
というか五年近く東方から離れていただけあって公式設定とかいろいろ忘れまくってる。二次でよく見る設定は好きなのもいっぱいあるけど、同じくらい好みに合わないものも多い。
……とりあえず、一から原作を履修し直そうか。それが東方二次を書き始める第一歩でした。
藍星に関してはまず本編が20万字近くあって長いし、執筆期間も長いし、ここではちょっと語りきれないので割愛しますが、あれを書いていた2021年の春〜夏頃は『この作品を描き終わったら後はもう東方で書きたいことはないだろうな』とか考えていました。過去に10万字くらいのカップリング小説を書いたことはあったんですが、その倍はひょっとしたら途中で挫折するかも、という可能性も頭に入れていたので。
なんやかんやでどうにか完成まで漕ぎ着けられましたね。もし完成させられていなかったら、東方二次書きとしての朝顔は今ここにいなかったと思います。書き上げられてよかった。

現在の活動について

で、現在2023年の春。藍星を完成させたらそこで終わりだったはずが、どういうわけだかまだ私の東方二次創作は続いています。現在は命蓮寺とひじみこをメインで書いています。しかも液タブやクリスタまで購入して絵まで描き始めてます。挙げ句の果てに(?)例大祭にサークル申し込みまでしていました。どういうことだってばよ。
原因はまず東方原作がとても面白かったこと。キャラデザは個性的で可愛いし、キャラクターの内面はただ可愛い一辺倒じゃない、一筋縄じゃいかなそうな精神的にタフな魅力があるし、世界観も奥深いし、原作を実況プレイしている人のおかげで弾幕シューティングの面白さにも興味が出てきた。
第二に藍星を長く書きすぎたこと。いや、私はあの長さに満足してるんですが、あの作品で『二人の恋愛以外の物語もちゃんと書こう』とか意識した結果、命蓮寺を初めとしたいろんなキャラの話が描きたくなってしまって。結果、今でも妄想の赴くままに小説をダラダラ書くことになっていました。
特に藍星を書いてた時はそこまで熱を持っていなかったひじみこにのめり込んだのは大きいですね。あの二人はとにかく原作でのやり取りが魅力的で、『もっとあの二人の関係性をいろいろ見たい、掘り下げたい!』が今の私の活動動機だと思います。ひじみこはいいぞ。

まとめ

そんなわけで東方ファンとしての私の経歴はこんな感じです。この熱量がいつまで続くのか私にもわからないんですが、気の向く限り書き続けてはみたいです。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。朝顔でした。



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