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【横浜GP66位】紡がれてゆく想い採用ウマ娘!【エボルヴ】

はじめに

どうもはじめまして、たぬきちです。
普段は静岡県東部で紙シャドバをしばいています。
今回は10/22,23に開催されましたShadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 Autumn 横浜にて66位超越プロモ欲しかったなぁ)の好成績を収めさせていただきました!
戦績は以下の通りです!

記念として使用したリストの紹介や採用理由、また採用しなかったカードについて記事を書いていこうと思います。
また、有料記事部分ではこのデッキの弱点や今後入れ替えを検討しているカードをいくつか紹介させていただきます。そちらもよろしければ是非。

以下、駄文長文失礼します。

デッキ紹介

事前環境考察

デッキ内容の解説の前に、なぜこの構築に至ったのかを事前環境考察を交えながら書いていきます。

横浜GP前に開かれたCSの結果などから、今環境は【ディスカードドラゴン】【ダスカウオッカウマ娘】の2種類が環境の軸になるだろうと予測されました。
また、この2つのデッキの力関係としては、ウマ娘の必殺技【ダスカウオッカ】がドラゴンの【灼熱の嵐】1枚で解決されてしまうことから【ディスカードドラゴン】に有利が付くと考えました。

しかし、【ディスカードドラゴン】は安定性に少々懸念が残るということと、【竜の託宣】を打つまでのターンに盤面を形成され、対策札を引けていないと不利なゲームを余儀なくされるという点から、【ロイヤル】に微不利が付くのではないかと考えました。

逆に【ロイヤル】は【ダスカウォッカ】の盤面を一度形成されると、2面とも同時に処理するのが非常に困難という点から、【ダスカウォッカウマ娘】に対して大きく不利が付くと考えました。

以上の力関係を雑に図でまとめると以下のようになります。

エボルヴじゃんけん

【ドラゴン】は【ウマ娘】に勝ち、
【ウマ娘】は【ロイヤル】に勝ち、
【ロイヤル】は【ドラゴン】に勝つ。

そんな、じゃんけん環境になるだろうと事前に環境を予測しました。

この予測から、ドラゴンに勝てるウマ娘を作成すれば環境的に優位が取れるのではないかと思い構築を練り始めました。

そもそもウマ娘デッキとは

さて、それではまず、基盤となるウマ娘デッキの強みを再確認していきます。個人的には以下の3つが他クラスと比べて抜きんでている箇所だと思っています。

①【ダイワスカーレット】と【ウォッカ】を組み合わせた強力盤面の形成
②【スペシャルウィーク】などによる安定したリソース確保
③構築の幅が広く、ケアしきるのが困難

また逆に以下がウマ娘の持つ弱さだと思っています。

①フォロワーの確定サーチが無いため、【ダイワスカーレット】と【ウオッカ】を同時に手札に集めるのに運の要素が絡む
②【ダスカウオッカ】盤面を返されると不利になる展開が多い
③終盤単体でゲームを決めきれるカードが【オグリキャップ】と【ナリタブライアン】の2種類しかない←これも①の理由で手札に集めにくい

この弱みをケアするために、私は【ダスカウオッカ】が揃えられなくても攻めていけるような構築を目指しました。
そして、そんな経緯の末に完成したリストが以下になります。

使用したリストと方針

デッキコード:1HUU0

基本的にはテンプレ通り【ダスカウオッカ】を揃えつつ盤面にフォロワーを展開し、序盤中盤に試合を決めきるのを目標に動きます。
また、【ダスカウオッカ】が揃わなかった場合でも、【サイレンススズカ】などで積極的に顔を詰めることが出来ます。
決めきれなかった場合は、相手の盤面を捌くことを意識して、お互いのリソースが切れたタイミングで【紡がれてゆく想い】を投げましょう。
あとは、強盤面ができることを祈るだけです。

では次に、いくつかのカードについて採用理由を書いていきます。

採用カードと採用理由

【マヤノトップガン】

対ドラゴン戦において最も初手に抱えておきたい最強カード。
1ターン目にこのカードをプレイできれば、ドラゴンへの勝率は格段に上がります。
相手が【竜の託宣】をプレイしている隙にライフをゴリゴリと削れるのはもちろん、このカードを除去しようと【ブレイジングブレス】を吐いてくれるのであれば、後々の【サイレンススズカ】などの展開が通りやすくなります。

また、2つあるファンファーレ効果がどちらも優秀で中盤以降引いても決して腐ることがありません。
1つ目の疾走を持つ効果は、【ダスカウォッカ】盤面が残った時に横に多面展開しつつ顔を詰めるのに適しているだけでなく、【紡がれてゆく想い】からめくれても即時ゲームを決められる力を秘めています。

2つ目の攻撃力を上げる効果は、【墓場のウマ娘カード5枚以上】と非常に条件が緩く、特に意識をせずとも達成が可能です。
【迫る熱に押されて】と組み合わせて使うことで唐突に5点疾走をかましていったり、何故か素で突進を持っていることから相手の盤面を荒らすことも可能です。
また、ミラー対面ですと2枚手札に抱えておけば【ナリタブライアン】をたった2コストで倒すことも可能です。

マジでなんでコレこんな効果モリモリなの…?
他の1コスウマ娘が霞むんだが…。

ストラク収録のスズカは名前が白色で勝負服とマッチしてるため、こっちVerのほうが好き
(閑話休題)

【サイレンススズカ】
雑にぶん投げて超強いパワーカード。
ドラゴン相手だと、相手が【竜巫女の儀式】を置いた返しのターンに安全に4点を刈り取っていったり、【ドラゴンナイト・アイラ】をデッキトップに戻してドローロックをしながら顔面を詰めたり出来てとても役に立ちました。
また、4コストなので【〔ようこそ、トレセン学園へ!〕駿川たづな】で再利用できるのも強く、どこからでもリーサルを狙っていける1枚。
【紡がれてゆく想い】でめくれて強いのも高評価です。

また、クイックに弱いという点に関しては
序盤からフォロワーを積極的にプレイして、そこに相手のクイックを切らせることで枯渇させる
・相手のPPが0の時だけ投げる
を意識してプレイすれば特に気になりませんでした。
また、そもそも採用率がそんなに高くないので全然警戒されていないというのも感じました。

【スーパークリーク】
対ドラゴン受け性能がめちゃくちゃ高い1枚。
強いところを箇条書きすると、
・ファンファーレで5点回復でリーサルをずらせる。
・体力5は【ブレイジングブレス】では落ちないライン。
・守護で相手の疾走を牽制。
・出走で盤面処理もできる。
と驚異の守備力の高さを誇りました。

特に、【オグリキャップ】が先6ターン目に4/4で疾走してきた返しに、このカードをEPで出走し上から取った時には、完全に相手のリーサルプランを崩壊させることが出来たなと実感しました。

【〔ようこそ、トレセン学園へ!〕駿川たづな】
攻めも守りの出来る優秀な中間管理職!
墓場から【サイレンススズカ】を蘇生してリーサルを決めることもありますが、このデッキでは【ダスカウォッカ】盤面が返された後の8ターン目くらいに投げて【ダイワスカーレット】蘇生からの【紡がれてゆく想い】をサーチする動きをするのがメインの役割です。
また、守護を持っているのも偉く、【紡がれてゆく想い】までの時間稼ぎにも適しています。

【紡がれてゆく想い】
劣勢をひっくり返す可能性を秘めた逆転の1枚!
お待たせしました。この構築の主役といっても過言ではない【紡がれてゆく想い】の紹介です。
当初の目的としましては、【7センチの先へ】の対抗札として機能するかな?と思い試しにデッキに入れて回していました。
しかし、前述のウマ娘デッキの弱点としてあげた、フィニッシャーがサーチできないというのに対して、このカードは【ダイワスカーレット】からサーチができるという利点、終盤手札が尽きてもこれ1枚ですべてをひっくり返すことが出来ることに気が付き採用を確定しました。

「トップ【ナリタブライアン】で勝ってたのになぁ…」という試合を経験した人も多いのではないでしょうか?
そんな時、このカードが1枚デッキに入っているだけで、なんと、
「上から6枚の中に【ナリタブライアン】があれば勝ち!」
期待値を大きく上昇させることが出来ます!(6倍だぞ6倍!!!)

実際このカードを打つことで決まった試合もありました!
(イクノイクノスパクリナリブスズカで超上振れました!)

打った回数としては15戦中3試合で、そのうち勝った試合は1試合()でした。
(スペウオッカウオッカエイフラマヤノで盤面触れなくて負けました…)

しかし、考え方を変えると負け濃厚の試合でもめくり次第でひっくり返すことが出来たかもしれないということです。(超越をもらえてたかも…?)
打つまでの約20分間の相手との対話を投げ捨ててクソゲーを押し付けましょう
あとは自分の運気を高めるだけです。神社に通いましょう。

【検証、開始】不採用の理由

このリストを見て【検証、開始】が入っていないことに疑問を覚えた方も多くいると思います。

端的に不採用の理由を述べると、

ドラゴン対面で1ターン目に打ちたいカードではなかったからです。

1ターン目に同じ1コストの【マヤノトップガン】を置くことが出来れば、それだけで大きくライフアドバンテージが取れる可能性があります。
それは【ダスカウオッカ】を揃えることよりも大切だと感じたため、今回は不採用とさせていただきました。

また、1ターン目に打たないのであれば、バフ効果が追加され、【〔ようこそ、トレセン学園へ!〕駿川たづな】でも手札に加えることが出来る【あなたにささげる】の方が採用の重要度は高いと考えました。


その他のカードの採用不採用の理由については、テンプレ構築と大体一緒なので割愛します。気になった個所があればDMでもリプでもコメントでも何でも聞いてください。

まとめ


最初に掲載した戦績表のとおり、
対ドラゴンへの勝率は7戦6勝とかなり高くなっています。
これは、当初の目的であったドラゴンに勝てるウマ娘デッキと言っても良いのではないでしょうか!ヨイショ!

しかし、このデッキに改良の余地がないかと言われるとそうでもありません。
GPで回していて感じたデッキの弱点であったり、
改良点なんかも色々あります。
そこに関しましては、以下に有料記事として書き記しましたので、お時間とお金に余裕がありましたら是非ご覧になっていただけると嬉しいです。

それでは、ひとまずここまで読んでいただいてありがとうございました。

たぬきち


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