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旅の終わりは飛行機 欠航

夕方の便で帰路に着く予定の本日。
チェックアウトは猛烈に混み合うということで、6時に事前精算に行く。スマイリーなフロントマンに何度も感謝されて、精算を済ませた。あとは、11時までにその辺に立っているスタッフに鍵を返すだけ。なかなかいいシステムだ。

荷物をざっくりパッキングして、クロークへ預ける。この時は待ち時間5分ほどだったか。

午前中、ギリギリまでゲレンデを攻める。お天気も晴れすぎず、降りすぎず、この旅の天候の恵みを存分に享受する。案の定、最高の滑りを達成して、ミッションコンプリート。

さて、帰路に着こう。

預けた荷物を受け取りに行く。またもや大行列。ほんとにここは並ぶのがデフォルト。そして、どんなに客が待っていても、心にもない「お待たせいたしました」を聞かされる。

分かってる。お姉さんたちもうんざりしてるよね。毎日毎日次から次へとおんなじような客たちに対応しなくてはならない。なんでそんなに湧いて出るのと、無限蟻地獄にハマった身の不幸を無表情で押し殺してる。

そう感じざるを得ないほど、機械的。こんなに待っているのに、クールに裏へと消えていく。何しに行ってんの?お行儀良く並んでいるからって、その自分ファーストな対応は何よ!とふつふつと怒りが湧いてくる。

なんとか、荷物を受け取って、スキーウェアから飛行機に乗る用の服装に着替えた。空港に向かう電車は満員で座ることもできなかった。乗降口でスーツケースに座ってビールを飲む。大人なんだから、指定席の予約くらいしとけ、と毒付きなかなか美味いビールを飲んだ。

トイレの前さえ人が立っているので、2回は行きたくない。頃合いを調整しながら、ビールをゴクゴク。

今日の災難はこれで終わりではなかった。なんと、新千歳の天候不良で、脆弱なLCCは欠航。大慌てで翌日の振替便を確保。すぐに札幌市内のホテルをネットで検索予約。6600円のツインルームを破格で押さえて、ご機嫌でホテルまで。

そしたらそのお値段は、道民割なるものとのこと。ワクチンの接種証明かマイナカードが必要だった。今回の旅行にそんなリストは存在しなかった。結局、何も提示することができずに、通常のお値段で宿泊。およそ倍。

どうぞ、これから旅に出ることをお考えの方は、ワクチン接種証明をパチリとするか、マイナカードを持ち歩くか、その両方か。必ずやっといてくださいね。負荷のかかるものではありません。一手間で5000円以上のもうけ。

ゆめゆめお忘れなきように。

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