「レム」第二章
4がつ8にち よる9じ
あいばくんをみてたらよふかししたのがこんげつ2かいめで3かいめになったらテレビをみせないとお母さんがおこってないたらあなたがわるいんでしょといってそうだとおもったのでおとなはすごいとおもった。
きょうもゆめをみた。
れむはずっとさがしてたといった。
なにをさがしてたのときいたらかづみはゆめがあるかときいたのでないといったらよかったといったのでなんでいいのときいたらしごとがひとつへるしつじつむがあうといったのでれむはしごとをしてるひとなんだとおもった。
つじつむってなんですかときいたらかづみのせかいにはかんけいないことだしときがきたらわかるといった。
しごとはもうかりますかときいたらもうかるのはかれらといったのでかれらってだれときいたらくるーえるそうすいいっぱだといった。
じゃあくるーえるそうすいさんはえらいねなかよくするといいねといったらそうだねかづみはえらいねとわらった。
えらいっていわれたのははじめてだったのでわたしもわらった。
お母さんもおとうさんもいわないしせんせいもいわない。
さちこちゃんはえらいとおもう。なかないから。だからわたしはえらくないとおもうけどわからない。
お母さんがねなさいというまえにねる。
4がつ9にち よる8じ
きょうはゆめをみなかった。
おとうさんがそれはすいみんがふかいからいいことだといった。
すいみんがふかいってどういうことときいたらしごとにいくといってでかけてしまったのでよくないことをきいておこったのかもしれないのではやくおとなになれればいいとおもった。
ねるのってこわい。しぬみたいだから。
でも、きょうもねる。
あしたテレビみるから。
4がつ10にち 10じ
またれむとあった。
よちむのことをおわるわるずだいとしょかんのくらうどはかせといっぱいはなしてたからちょうつまらなかった。
よちむってなにときいたらかぎみたいなものだといってた。
じゃあれむのおうちのかぎなんだねといったらものすごくわらった。
むかつかないけどやなかんじだった。
でもかづみにあえてよかったといったからゆるしてあげるとおもった。
れむはわたしのことがすきなのかもしれない。
おともだちがいなさそうだしなかよくしてあげようかなとおもったのでさちこちゃんといっしょにおともだちになろうかとおもったけどさちこちゃんにきらわれたくないからやめておこうとおもった。
でもれむはわるいひとじゃないしわるいひとはわるいひとになりたくてうまれてきたわけじゃないとおもうからみんなわるくないんだとおもう。
よくわかんないからもうねる。
4がつ12にち ひる2じ
きょうもれむにあった。
れむはしばらくたびにでるといってみるくといううしさんにあわせてくれた。
これからかれがあんないをしてくれるといった。
いっぽんずののうしだといった。
みるくがこれがれいのおひめさまですかとれむにきいた。
ちがうとれむがいった。
やなかんじ。きょうはがっこうでてすとがいっぱいあったからつかれたからはやくねる。
4がつ13にち
ゆめをみたけどれむにあえなかった。
みるくはうしなのにわたしよりちいちゃいからかわいい。
あしたおわるわるずのぐらすとーというくにでいしのせんしとばらのせんしがたたかうおまつりがあるからぜったいきてくださいといった。
やくそくできないからこわいとおもったけどゆめだからいいやとおもった。
さちこちゃんがいんふるえんざにかかったらしいからしんぱいだからきょうはもうねる。
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