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ナイトルーティン

仕事を終え、家に帰る。 

洗面所に直行し、手を洗う。コロナ前はやることはなかったが、今では当たり前になった。

そのままリビングに行き、ソファでひと休みする。TwitterとInstagramとTikTokをチェックする。休む時間は決めていないが、気を抜くと30分近く経っていることもある。無駄と言えば無駄な時間だが、頭を仕事モードから自宅モードに切り替えるためには必要だと考えている。

休憩後、ソファに座ったまま、ノートパソコンを開きnoteの記事を書く。机に置かれたデスクトップPCもあるが、そこに座ると肩に力が入り、うまく書けない。

投稿が終わったら、玄関へと向かう。毎日会社に履いていく革靴を磨くためだ。ブラッシングをして、乾いた布で拭きあげる。常に、革靴はピカピカにしておきたい。いつも「履きたい」と思える状態にしておく。仕事に行くのが憂鬱な時も、この革靴を履くために仕事に行く!という理由をつけるためだ。

靴磨きが終わったら、やっとお風呂だ。靴磨きで汚れた手を洗い、頭→身体(左腕から)→顔の順で洗う。その後、浴槽に浸かる。そして、3曲程歌う。お風呂場の反響はライブハウス並みに気持ちが良い。

その後、夕食をとり、お酒を呑む。

なるべく0時前には寝たいから、23時50分頃から歯を磨く。長年使っている、少々高めの歯磨き粉で入念に磨く。「白くなれ、白くなれ」と心で唱えながら。

そして、寝る。

つらつらと、帰宅後のルーティンを書いたが、この中のどれかが欠けると、罪悪感に襲われる。ソファでの休憩は別だが。

特に欠かせないのは、お風呂と歯磨きだ。どんなに体調が悪くても、飲み会で酔っ払ってしんどくても、この2つだけは絶対に欠かすことはできない。

一度だけ、酔いすぎて、どうしてもお風呂に入れなかった時がある。歯磨きまでは何とかできたが、お風呂に入る力が残っていなかった。

その時も、ベッドには入らず、フローリングにバスタオルを敷いて寝た。

ベッドは神聖な場所だ。汚い体で入ることは許されない。

でも、歯磨きだけでもやりきった自分を褒めてあげたい。

この先も、酔っ払ったり、疲れて帰ることは多々あると思う。

ただ、お風呂と歯磨きだけは死守したい。

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