ペン事情

久しぶりにシャーペンを使った。

学生時代までは毎日シャーペンを使っていたのに、会社に入り、気付いた時にはボールペンに変わっていた。今の一軍はフリクションボール（消せるやつ）だ。

でもよく考えてみると、消せるボールペンはもはやポールペンではない気がする。紙に書いた質感がボールペンっぽく見えるというだけで、消せるという点ではシャーペンと一緒だ。

それなら、シャーペンでも良いじゃん！　と思って使ってみたのだが、ボールペンに慣れた指先だと、とても書きにくい。正確にいうならば、摩擦力が大きくて、ボールペンで書くよりも、力を要する。少々の文章であればさほど変わらないかもしれないけど、文章量が多ければその影響は大きい。

ただ、文字を書く量で言えば、会社よりも学校の方が多いはずだ。授業中に板書で書く量と、会社でメモ書きする量では、圧倒的に板書の方が多い。ならば、学生時代にこそ、ボールペンを使うべきだった気がしている。

ボールペンを使うことデメリットとしては、一度書くと修正できない、という点があるけど、前述のフリクションボールならそのデメリットがなくなるのだ。強いて挙げるならば、夏場の車内など、高温の場所に保管しておくと時が全て消えてしまう（熱で消える仕組みのため）。まあ、レアケースだからデメリットとしては除外しても良いだろう。


もし、今から学校で学ぶようなことがあれば、もうシャーペンは使わないだろう。

……ところで今の学生は、どんなペンを使ってるんだろう。