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お疲れさま、まであと少し。

仕事納めが近づいている。

明日、明後日と働けば、1月3日までは連休だ。

職場の忘年会は盛大に開催された。最後は半分が寝落ちしていて、タクシーまで運ぶのに苦労した。運ばれた側は、大抵、記憶を無くしているから厄介だ。証拠動画を撮っておいて、後から運送料を請求したいくらいだ。

「1年間お疲れさま!」と乾杯して始まったのに、数時間後に酔っ払いの世話をするのは辛いものがある。

年明けには新年会が待っている。「1年間頑張ろう!」的な位置付けなんだとは思うが、「この前忘年会したじゃん……」とため息をつきたくなる。

社会人が断りづらい4大飲み会は、忘年会、新年会、送別会、歓迎会ではないだろうか。というか、僕はそうだ。

他の飲み会は何かしらの理由をつけて断れるが、この4つだけはさすがに断りづらい。決して酒が嫌いとか、飲めないわけではない。むしろ好きだ。

ただ、1番若手の位置にいる僕はしんどいのだ。幹事として、店選びから酔っ払いの世話まで、気を抜くことなく全うしなければならない。

焼酎を作る時も、飲み放題でグラス交換であれば楽だが、ボトルキープの時は店員同然だ。会話を聞きつつ、皆のグラスに目を光らせ、減っている人がいればすぐに声をかけ、新たな酒を提供する。人によって、好みの飲み方やこだわりがあるから大変だ。その人が疲れてそうだったら、薄めに作ったり、チェイサーを提供するなどの気遣いも必要になる。

コース料理ではない時は、テーブルの雰囲気をみて、適宜注文する。最初に頼みすぎると、料理が冷めてしまったり、早くに食べ終わって、テーブルが寂しくなる。バランスをみながらタイミング良く注文しなければならない。

一次会が終わる頃には、二次会の会場に連絡して、ドリンクを準備してもらっておく。

書いているだけで疲れてきてしまう。そのうち、幹事代行サービスとか始まらないかな。

職場の飲み会が大変な分、気の知れた先輩や友達と少人数で飲む時は、最高に楽しい。

(良い意味で)気を遣わずに、気持ちよく酔っぱらえる。嘘みたいにハイボールが進む。

今年もあと少し頑張って、気持ちよく終わりたい。

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