見出し画像

後悔先に立たず

今日、車を運転していると初心者マークをつけた車をたくさん見かけた。この春に実家を出て働き始めた新入社員たちが、GWだから帰省してるのかなあ。とか、考えたりしつつ、昔を思い返してみた。

18歳で普通免許を取得した僕は、かなり浮かれていた。車を運転できるというだけで「これで、俺はどこにでも行ける」と、自由を手にした気分だった。

親の車を借りては、目的地も決めずに車を走らせた。好きなアーティストの曲を大音量で流しながらドライブするのは快適極まりなかった。

カーチェイスのある映画を見た後は、主人公になったつもりで運転した。映画のように派手な運転は出来ないけど、無駄にアクセルを吹かしたり、いつもより少し荒い運転をしてみたりした。(今でも変わってない)

あと、運転免許証をゲットしたのも嬉しかった。身分証を提示する時に、学生証や保険証ではなく、免許証をドヤ顔で出せるのは、大人になったことを実感できて気持ち良かった。もらいたての免許証はまだグリーンだったから、早くゴールドになりたくて仕方なかった。

結果からいうと、免許をとって10年以上経つが、未だにゴールドになったことはない。自他共に認める安全運転をしているのだけど……。書き出すと長くなるから、これまで犯してきた交通違反や事故について書くのは、次の機会にしよう。

今日見かけた初心者マークのドライバーたちに、伝えたいことがひとつある。

「罠のように仕掛けられた、一時停止の標識には気をつけろ!」

目を凝らさないと見えないとこに、一時停止の標識は隠れている。そして、その付近には赤いランプをつけた車がひっそりと停まっているのだ……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?