和蜂のお世話ノート 8月
8月のお盆過ぎたくらいからオオスズメバチがみつばちの巣箱に来るようになります。
(オオスズメバチは土の中に巣を作るので雑木林などが近くにある場所は特にオオスズメバチは多いと思います。)
オオスズメバチの狩りの対象は大型の昆虫や蜘蛛などで敏捷性に欠けるコガネムシ・カミキリムシ・イモムシ・セミ・カマキリなどです。8月中旬以降に多種類のスズメバチの巣・アシナガ蜂の巣・ミツバチの巣に対して集団の狩りを行います。「生態系の王者 オオスズメバチ 御園孝著より抜粋」
個人的に特におすすめはスズメバチ避けネット+ネズミホイホイ。
3×3mの長さが使いやすく、重箱式巣箱5段までは対応できます。
ここから買えます。
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出入り口が一方向の場合は階段式の防止器を取り付けてますが、かなり効果がありました。(四方巣門も効果がありました。)http://bee.agriart.info/?p=2190
簡易式階段式防止器 簡易版です。
簡単に出来るのでDIY初心者向けです。 https://nakano772.wixsite.com/8bunbun/blank-19
(久志式)階段式スズメバチ防止器 一番オススメのタイプの防止器です。 一般的に市販されてるものと違ってスズメバチを殺さない事を前提としてます。
5のタイプに比べて出入り口が多いのと 熱殺蜂球を作った時に転がり落ちないためのストッパーが付いてます。 https://www.facebook.com/takehide.shirogane/media_set?set=a.1362180897192281.1073741885.100002011509577&type=3
あと暑く湿度がある時期はスムシが特に増えやすい環境になります。
スムシが増えすぎる事も逃去する原因の一つです。 基本的には強勢群はスムシと共生するとも言われてますが飼育すると言うことで考えるのであれば幼齢虫のうちに対処することが大切です。 B401や「えひめAI」を散布するのも効果があります。
えひめAIは5%の希釈液を巣箱の内外に散布してください。(1週間に1度)
中は盛り巣の場合は天井から、それ以外は傾けて下からの散布もすると良いです。
スムシ対策
1、巣箱の後ろに1cmほどの板を入れて全面が少し前に傾くようにする。
(重箱式巣箱の場合のみ)
2、基台の掃除 (1週間に1度が理想)
基台の継ぎ目にスムシが発生するので構造が簡単なほどスムシは発生しにくいです。底板がメッシュの人も掃除はしてください。
3、四面巣門を作る。4方向巣門がある巣箱の場合は風でゴミが飛ばされるので手入れが楽です。
暑さ対策(巣箱の底をメッシュにする(5mmから6mmくらいのステンレスの金網かトリカルネットがおすすめです。)、すだれ、打ち水、重箱のテープを白に交換、通気性を良くするなど) (ゴミが巣箱に入りにくくなります。)
4、1週間に1度のえひめAIの散布(5%希釈1000ccに対して50cc)
スムシの幼令虫 に効果があります。 B401も効果があります。
5、巣虫トラップ 段ボール箱を小片に切り、底板または、中蓋の上に置き、スムシが段ボールの小片の穴の中に入ったところを見て、段ボールの小片ごと、廃棄する。※ただし、廃棄する時期を誤ると、繁殖のために器となります。
蜜源不足する場合の給餌 時期によって割合は変わります。(砂糖と水 6:4)
※給餌は翌年のための給餌で給餌した群からは採蜜しないことが前提。
台風対策(杭を打つ、アンカーで固定など)
暑さ対策(すだれ、打ち水、重箱のテープを白に交換、通気性を良くするなど)
8月の蜜源・花粉源植物
https://www.facebook.com/takehide.shirogane/media_set?set=a.2319739351436426&type=3
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