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2冊目「言語化力(SB Creative)」三浦崇宏

今回の本はたまたまYouTubeで新R25を見ていたら、

iPhoneは
「ちっちゃい誰もが持ち運べるコンピュータ」
と言われると縁遠く感じるが
「パソコンとしても使える、カメラもついてる【電話(Phone)】です」
と言われると急に身近に感じられる。

https://youtu.be/mjYRqD8xoB4

上の動画を見てから本書を読むと、かなり頭に入りました。

中でも感動的だったのは、柔道部の話。

柔道部の主将だった三浦さんは、
「地味でキツイ練習はしたくない。
なのに強豪に勝ちたい」
という、IKKOさんが聞いたら「背負い投げー」確定の高校生。
(実際公立高校で、練習時間に限りがある)

でも、勝ちたい気持ちは本物で、そこからの
「戦略」の立て方が見事!

その戦略とは、
「人間は知っている技は防げる」
というから、
強豪が知らないレスリングやブラジリアン柔術の技を練習すれば、勝てるのでは?
と仮説を立て、実践。

結果は
「あんなの柔道じゃない」
「そこまでして勝ちたいか!?」
と批判されつつ、全国大会へ。

この事実に胸を鷲掴みされました。

ここから学べることは、
自分で問いを立て、仮説検証を試みる大切さ。

ぼくの大好きなキングコング西野さんも同じようなこと言ってる、多分。

キングコング西野さんは、
当時ダウンタウンのような引きの芸で、スローテンポな漫才が主流のなか、周りと差をつけるために1分間の笑いの手数を増やしテンポを上げ、極め付けの「イェイイェイ!」

これで
●vs●vs●vs●vs◯
(●:スローテンポ/
 ◯:アップテンポのキングコング)
の構図を作ることに成功。
実質、●vs◯
つまり本来は勝率1/5を1/2にまで引き上げることに成功。

これができるには、何を目的にするか鍵なのかなと思います。

西野さんは「エンタメで頂点を」
三浦さんは「強豪に限られた練習時間で勝つ」

であり、その目的達成のために
あれやこれやと工夫して戦う。

まずは、私も生きる目的を言語化することから始めよう!

言語化力 言葉にできれば人生は変わる https://www.amazon.co.jp/dp/4815602735/ref=cm_sw_r_cp_api_i_nN9WEb5K9FF3F

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