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リッチメッセージとは

はじめまして。このたびnoteを始めることになりました。IT企業で働いているため、主にそこで学んだことを発信していきたいと思います。
ご興味がありましたらお読みいただけると嬉しいです!

早速ですが、記念すべき第1回はLINEのメッセージ機能の一つ「リッチメッセージ」についてご紹介させていただきます。

私は現職に就いてから3~4年ほど、大手企業のLINE運用支援をしてきました。「タイムライン」「リッチメニュー」など数あるLINE公式アカウントの機能のなかで特に力を入れていたのは「リッチメッセージ」でしたので、今回はリッチメッセージを選びました。LINEをこれから運用される方、または運用を始めたばかりの方にぜひチェックいただきたいです。

  1. リッチメッセージとは

  2. トーク画面に表示される各機能の違い

  3. クリック率を高めるための工夫

リッチメッセージとは

「リッチメッセージ」は、画像、テキスト、リンク、クーポンを1つのビジュアルにまとめて配信できるメッセージ機能です。テキストのみのメッセージよりも画像で伝えることで一目で分かりやすく、情報を伝えることができるのが特徴です。

また、リッチメッセージはLINE公式アカウントの機能の1つで無料で設定することが可能です。


メリット

  • ファーストビューで商品やサービスの魅力を伝えることができる
    テキストで魅力を伝える際は、多くの内容を盛り込んでしまいがちかと思いますが、リッチメッセージでは画像内に情報をまとめることで、少ない文字数で伝えられるほか、商品やサービスの魅力も視覚的に訴求が可能です。ユーザーがメッセージを開封した際、ファーストビューでリッチメッセージで設定した画像が表示されるため、テキストのみの配信よりも目に留まりやすいかと思います。

  • 指定のページに誘導することが可能
    通常のメッセージ配信の画像は、ユーザーがタップしても画像が拡大されるだけですが、リッチメッセージの画像には、指定ページのURLを設定することができます。そのため、ユーザーがその画像をタップすると商品ページやキャンペーンページに遷移することが可能です。さらに、リッチメッセージはリンクだけではなく、LINE公式アカウントで発行したクーポンを設定することもできます。リンク同様、画像をタップするとクーポンページが表示されます。また、設定した画像内で「リンク領域」を分割することができ、分割したエリアに対してそれぞれURLを設定することができます。

トーク画面に表示される各機能の違い

リッチメッセージとリッチメニューの違い

LINE公式アカウントには、リッチメッセージと勘違いされやすい「リッチメニュー」という機能があります。リッチメニューは、トーク画面を開いたら下のほうに表示されるボタンのような見た目のメニュー機能で、画像とテキストを組み合わせたメニューを設定できます。
また、リッチメニューもリッチメッセージ同様、URLの設定が可能です。

リッチビデオメッセージとの違い

リッチメッセージは画像で設定するものですが、「リッチビデオメッセージ」は動画を設定できるメッセージ機能です。縦型、横型、正方形など、何パターンかサイズに対応しており、縦型動画の場合は専有面積を広く表示することができます。また、動画が終了するとアクションボタン(例:詳細はこちら)が表示され、設定時にURLを設定いただくとリンクさせることも可能です。

クリック率を高めるための工夫

せっかくリッチメッセージを設定したのであれば、設定したリンク先に誘導させたいですよね。ユーザーに見てもらえるための工夫として、今回は2つご紹介します。

・最後に設定するリッチメッセージの画像は魅力的なテキストを
ユーザーがトーク画面を開いた際に表示されるものは、一番最後に設定したリッチメッセージです。
※1回の配信で送信できる吹き出しは3つまで
たとえば、3つのリッチメッセージを設定し、ユーザーに配信した場合は3番目の吹き出し(リッチメッセージ)が大きく表示されます。
(2つのリッチメッセージを設定した場合は2番目に設定したリッチメッセージが大きく表示される)

以下がイメージです。このようにトーク画面を開いたときに3番目に設定したリッチメッセージが表示され、2番目に設定したリッチメッセージが見切れた状態で表示されます。

ユーザーの目に付きやすい画像の下部にはユーザーにとって嬉しい情報を入れると注目されやすいでしょう。

・トーク画面を開いたときに表示されないリッチメッセージへの誘導
上記のように3つのリッチメッセージを設定した場合、ユーザーに1番上のリッチメッセージに気付いてもらえない可能性があります。
そういったことを防ぐため、3通目のメッセージの画像内に「↑」などを入れ、上にまだメッセージがあることをお知らせしましょう。画像の両脇に入れると分かりやすくなるのではないでしょうか?

今回はリッチメッセージがどういったものなのかをまとめさせていただきました。今度は、記事の中で登場したリッチメニューについてご紹介したいと思います。

お読みいただきありがとうございました!

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