0220日経より所感


HV販売の伸び、EVを逆転 昨年、主要14カ国で3割増 トヨタは台数最高
欧米、中国、日本を含む主要14カ国のハイブリッド車(HV)の販売台数が2023年、前の年から30%増えて電気自動車(EV)などの伸び(28%)を上回った。トヨタ自動車のHV販売台数も過去最高を更新。品ぞろえの豊富さや使い勝手の良さが支持されたもようで、急拡大を続けてきたEVの成長ペースが踊り場を迎えている。
EVはコストの3~4割を電池が占めるとされる。今後、開発が進み低コストの電池が実現する可能性はあるものの、短期的には電池の価格が下がる見通しはない。
 充電の手間も弱点だ。1回の充電で走行できる航続距離が150キロメートルのEVの場合、充電時間は短くても30分程度だ。エンジン車やHVの給油時間の約10倍の時間が必要で、北米の都市部では充電のための渋滞やEVの乗り捨ても見られる。
→少し前までは、世界のEVシフトはかなり注目されていたし、やはり電動化の波はまだまだ推進していくだろう。
ただ、自動車に関してはHVがまだまだ先行していくのでは、と感じる。
欧州ではEUがエンジン搭載車禁止を撤回しるし、記事に書かれているように、今後トランプリスクによってEVを推進している中国への影響もある。
世界が現実を見出している、ように思う。
鶏が先か卵が先か、に近いが、EVを展開する前にEVをもっと使いやすいインフラ整備を、という議論は続くだろうし、誰かが舵を切らないと前に進まない大きな課題だ。
その中で、以前HVの特許を公開したトヨタの動きは先見の明がある。
時代の変化は急激ではあるが、自動車に関してはHV→PHV→EVと段階的にシフトしていく、と睨んでいるのだろう。
消費者目線ではすでに自動車は、単純に運転して目的地へ行くものではなく、乗ることでリラックスしたり、誰かとの時間を楽しんだり、するモビリティになってきている。
そこに着目していくおHVでもEVでもいかに消費者を満足させるか、は今の自動車業界の大きな課題だ。ソニーの車中のプレステなど、荒削りではあるが少しずつ需要は伸びてくるはざた。


マック、レジ袋1枚5円 長崎で4月から 温暖化ガス半減狙う
日本マクドナルドは19日、4月から長崎県の23店舗を対象に持ち帰り商品用として提供しているプラスチック製のレジ袋を有料化すると発表した。料金は1枚5円。2030年までに店舗やオフィスからの温暖化ガス排出量を18年比で50.4%削減する目標も公表した。レジ袋有料化などを通じて脱炭素に向けた取り組みを加速させる。
 同日、都内で開いたサステナビリティメディア発表会で明らかにした。サステナビリティ&ESG部の牧陽子部長はレジ袋有料化の全国展開については「長崎県の先行導入の状況を見ながら判断する」と述べた。
 脱炭素に向けて食品の容器に使う素材の見直しも進める。埼玉県の23店舗を対象に4月にスイーツ商品「マックフルーリー」のカップ容器を紙素材に切り替えるほか、宮城県の一部店舗では冷たい飲料向けのカップと蓋をサステナブル素材に試験的に変更する。
→レジ袋有料化は評価できる。マックでよくお持ち帰りをするが、紙袋にさらにレジ袋、という仕様でかなりしっかり包装してくれる。臭い対策もあるのだろうが、もったないな、と思った方は少なくないのではないか。
問題はレジ袋有料化の目的をどこに置くか、である。
有料化で得た資金を何に使うか、利益還元だと何とも味気ない。
何かしら環境に寄与する施策に投資してほしいし、もっとそれをPRしてほしい。
そうすればレジ袋を率先して買う層も出てくるのてばと感じる。
もちろんプラスチック性製品の物量を下げるため、もあるので一概にはいえない。
消費者が正しくプラスチック製品を使える環境、捨てれる環境づくりを自治体だけでなく国を挙げてやらないと、根本的な問題は解決しないのではないだろうか。
あまり光は当たらないがごみ処分技術の向上はおそらく今後再エネ熱が上がってくる中で注目されてくる、と考えている。
初期投資力があれば産廃事業✖️テクノロジーで1発狙うのもありか。。


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