古着屋が好きだ

昨日、父との定例ランチ会を終え、帰りにふらりと寄った古着屋でかわいいかごバッグに出逢ってしまった。

新品ではないけど、状態も悪くない。かわいい。大きさもいい。うわ、ケイトスペードやん。ドキドキしながら値札をチェック。3,900円!素晴らしい!え?セールでそこから30%OFF?? ほんとに? やった。本日の狩り、大成功。

古着屋に行くのは、狩りだ。ぼーっとしていたらなんの獲物もゲットできない。五感を使い、身体を使って獲物を探す。普通に洋服を買いに行くのも狩りなのだが、店員さんが寄って来て手伝ってくれるし、お洋服も美しくディスプレイされていて見やすい。古着屋は、玉石混淆。宝探しのような趣だ。そこにあるかどうかもわからない、わたしにぴったりの「なにか」を求めて店内をさまよう。見ているだけではわからないので、獲物の気配を感じると、そのあたりの品物を片っ端から一枚ずつチェックしていく。慣れてくると、指先で触った素材感で、自分の好みかどうかがわかるようになってくる。これは、と思ったらデザインを見る。タグを見る。ブランドに詳しくなれば、定価もだいたいわかる。店員さんには頼れないが、店員さんに気を使う必要もなく、心ゆくまで探し続けることができる。さらに、ゆっくりと、何着でも試着できる。効率はよくないかもしれないが、気に入った品と出会えた時のワクワク感はたまらない。

古着屋が好きだ。



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