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「いいじゃん!」を合言葉に

こんにちは。晴れときどきYUです。
今日から11月ということで、今年も残り2ヶ月。
皆さんはどんな心境でしょうか。

北海道では過去最高の感染者数を記録し、新型コロナウイルスの感染者が全国的に微増傾向にあるとのことで、不安な毎日が続きますが、状況が好転することを願って、感染予防対策を忘れずに、乗り越えていきましょう。

さて、今日は今年も残り2ヶ月を切ったということで、激動の2020年を僕なりに早いですが振り返り、記事を書きたいと思います。
テーマは「いいじゃん!」を合言葉にです。

「不妊治療の保険適用」について


不妊治療の保険適用には個人的に賛成です。
少子化のニッポン、さまざまな事情で出産が難しい方々への希望の一つとなるのではないでしょうか。

私は「子どもは宝物」だと思っています。子どもたちが将来、新しい価値観、イノベーションで新しいモノやサービスを作るかもしれない、地域や街、ヒトの為に尽力してくれる人になってくれるかもしれない、コロナ禍の今、次の新興感染症の治療薬・ワクチンなどを開発してくれる優秀な研究者になるかもしれない、今の子どもたち、これから産まれくる子どもたちには、そんな可能性が秘められていると思います。

「不妊治療は従来通り保険適用外でも良いのではないか」という意見もあるのでしょう。子どもは宝物であり、将来・未来を創る主人公たちなのですから、未来への投資ではないのですが、こういうところにも税金、保険料が遣われるのも「いいじゃん!」と思える社会であってほしいと一市民として願います。

「福祉国家ノルウェー」から着想


一昨日、アナザースカイⅡのゲストが社会学者の古市憲寿さんでした。
古市さんは学生時代、ノルウェーのオスロへ留学されていたとのこと。
ノルウェーといえば福祉国家で有名ですよね。
特に、ノルウェーは子どもの教育には国家レベルで熱心に取り組まれており、ノルウェーの保育園は、未就学児は誰でも入ることができ、保育料も月100クローネから200クローネ程度(1クローネが約11円なので、月11000円から22000円程度)と比較的安価に設定されているとのこと。もちろん、未就学児は誰でも入ることができるため、日本で社会問題となっている待機児童という問題は発生していないとのこと。​


昔のように、三世代同居世帯は減り、核家族化が進んでいます。親が働きに出ている間、おじいちゃん、おばあちゃんが孫の世話をするという古き良き文化、家族体系は無くなった現在において、保育の受け皿がしっかりとしていれば、共働きでも両親は安心して働けますし、出生率にも影響してくると思いました。きっと、とても効果的な少子化対策になるのではないかと感じました。

税金の遣われ方が問われている昨今、私たちの大切な税金ですので、遣われ方には慎重にならざるを得ないとは思いますが、前記の通り、「子どもは宝物」。

共働き環境の改善、幼児保育の拡充、少子化対策という意味で、「ノルウェー式保育」を日本にも導入しても「いいじゃん!」と個人的に感じました。皆さんはいかがでしょうか。
ちなみに、余談ですが、ノルウェー語で保育園はバーネハーゲ(Barnehage)と呼ばれ、「子どもの庭」という意味とのこと。素敵なネーミングですよね。

「いいじゃん!」が許容される社会


新型コロナの再拡大が懸念されております。
先日、某芸能人が新型コロナウイルスに感染し、復帰された際、「ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪されていました。
芸能人に限ったことではなく、一般の方も感染して回復し、職場へ復帰された際に職場でお詫びをした、退院されて自宅に戻った際もご近所にお詫びをしたなどということがあったそうです。

例えば、意図的に感染し、意図的に拡散したり、感染予防を怠り、感染リスクの高い場所と知りながら感染してしまった場合などは、多方面へ迷惑をかけたという意味でお詫びなど必要でしょうが、普通に仕事をし、普通に生活をしていて、感染をしてしまった場合、なぜ謝らなければならないのか。
このウイルスについてかなり多くのことがわかってきましたが、未知の部分も多い。そういう未知の部分が我々の恐怖感を掻き立て、他罰的でギスギスした世の中を作ってしまうのかもしれません。

医学的にも感染力が無くなったと判断され、復帰された方を温かく迎え入れる環境って必要じゃないかな?と感じます。
ただ、前記の通り、恐怖感という人間の本能的な部分は払拭できません。僕も怖いと感じる部分はあります。
恐怖感から差別的、他罰的になるのではなく、私たち自身がこの感染症のことについて学ぶことが大切だと思います。
もし、回復された方が謝られたとしたら、「いいじゃん!また頑張ろう!」と優しく声をかける、そんな社会ができることを願います。

「話したっていいじゃん!」と思える大切さ


昨今の情勢下、ストレスフルになっている方が多いと聞きました。
社会や生活様式が変わり、流れるニュースも緊張感の漂うものばかり、自分を守る、お互いを気にする空気感の中で、常に緊張の糸がピーンと張っている状態の方も多いと思います。僕もその一人でしょう。

ガラッと社会が変わってしまった中で、気軽にパートナーと、家族と、友達と、仲間と話せなくなってしまったということはないでしょうか。
ヒトは話せなくなると、ストレスフルになり、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
辛いときは「辛い」、寂しいときは「寂しい」と心に抱えた思いを話せる機会が改めて必要ではないでしょうか。
近しい人ではなくても、直接会わずに電話やオンラインでも、誰かに話すことが大切だと思います。

一人で抱え込まず、「話したっていいじゃん!」という心のゆとりを大切にしてほしい、そして、時には誰かの話を聴いてあげる余裕も大切にしてほしいと思います。

「いいじゃん!」という言葉は、軽い感じですが、とてもやわらかく、ポジティブな言葉だと思うんです。
先が見えない、不確実な世の中、恐怖や不安で怯えてしまうよりも、「いいじゃん!」「まっ、いいか!」という前向きな気持ちが大事だと思い、僕自身への戒めの意味も込めて、記事を書かせていただきました。

毎度毎度拙い文章ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。
11月に入り、全国的に寒くなってきました。風邪など引かれませんよう、くれぐれもお体ご自愛下さい。
次回もよろしくお願いいたします。

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