タマゴサンドはマヨネーズサンド
年始に、久しぶりにタマゴサンドを食べた。
厚めで、見るからにしっとりしたふわふわ食パンに、タマゴサラダが
溢れんばかりにたっぷりと詰められていて、食欲をそそられる見た目。
意気揚々と食べ始めたのは良いものの。
全部食べ終わる頃に、
「うっ、ちょっと苦しい。」
と感じた自分に気がついた。
けど、やっぱり気づかなかったことにしようとした。
でも、無理だった。
私の胃はもう若くないのかと悲しくなったけれど、ここでふと思ったのは、
タマゴサンドって胃もたれする食べ物なんでしたっけということ。
そういえばマヨネーズは卵と油と酢を混ぜてできるのだから、タマゴサラダは「たまごのマヨネーズ和え」ではなく、あくまで「マヨネーズ」の延長線にある卵強めソースなんだなと。
思えば、私の実家のタマゴサンドは卵感強めでマヨネーズ少なめタマゴサンドだったから気がつかなかったのかもしれない。
コンビニのタマゴサンドとか、一般的にメジャーなマヨネーズレベルだと、タマゴサンドとはマヨネーズを美味しく口いっぱい頬張るべくして生まれた食べ物なんじゃないかと気がついたのでした。
食パンをマヨネーズにディップしても美味しいけれども、それだとマヨネーズを頬張ることはできない。
潰した卵と和える事で、マヨネーズの味の範疇に収まりながら、体積を増やしてソースから固形物へと変化し、食パンに挟んでどこでも食べられる。
そして、口一杯にマヨネーズの味を感じられる。
今度作るときは、マヨネーズから作ったらとんでもなく美味しいタマゴサンドが作れそうだな。
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