好きがすべてを凌駕する瞬間。

ボーッと生きてんじゃねえよ!って幼女が叱ってくる某番組あるじゃないですか。
たまーに実家とかで流れてると「何で知らなかっただけで怒鳴られなきゃなんねーんだよ…」と思ってイライラしてくる。
でも別にその番組で得た知識でもなんでもないんですけど、アールグレイってフレーバーティーだったって知ってました?
私は知らなかった。紅茶の中でアールグレイが一番好きなのに知らなかった。
何かのきっかけでwikiったときに初めて知った。ヤバイ。普通に茶葉の一種だと思ってた。
以下wikiより引用。

アールグレイ(英: Earl Grey)とは、ベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶で、フレーバーティーの一種。原料は中国茶のキーマン茶(祁門茶)が使われることが多いが、茶葉のブレンドは特に規定がないため、セイロン茶や、中国茶とセイロン茶のブレンド、稀にダージリンなども用いられる

「紅茶の茶葉何派?」って聞かれたとき「アールグレイ」って答えたら、茶葉の種類聞かれてんのに「アップルティー」とか答えてるみたいなことでしょ?
やば~。まあ、少し前までまきばの空を「安い牛乳だな~」と思いながら飲んでた人間だし、間違いなくボーッと生きてるわ。すんません。
(チコにでなく宙に向けて詫びている。)

でもあの、こんな奴が勧めるのも何なんですけど、ベルガモットがつーん!が好きな方であれば私の推し紅茶、プリミアスティーのアールグレイをぜひ飲んでみてください。
家に来た人に出すと半分の確率で渋い顔されるくらいフレーバーが強いんだけど私は大好き。秋冬はストックがないと不安なのでポチった。
そのうち店舗にも行ってみたい。

はあ…導入が長い…


最近すごく好きな服のブランドを見つけたのでシェアします。
前の職場繋がりで本社の同期と話してたときに、会社がPR頑張ってるラインの商品がかわいいって話になり。
読モコラボの商品なんですけど。
で、何気なくその読モの子のインスタに飛んだら服もプロデュースしてて、その写真たちを見た瞬間。

落雷に撃たれたかのような衝撃。

か、かわいい…!!!!!!
かわいすぎ…えっ?かわ…えっ?

あまりのかわいさに動揺を抑えきれず、即同期にDM。
すると、返ってきた言葉は「着てそう〜!!w」

そう。何を隠そう、というか大体友人みんなそのイメージだろうが私は元森ガールである。
人生で一番おしゃれが大好きで楽しかったのがその頃。
バイト代を握りしめPar Avionとbulle de savonとCrisp、新宿ミロード、下北の古着屋、吉祥寺のパルコなどをうろつく日々。
本当に楽しかったし、大学の友達や女性教授はいつもかわいいね似合うねと褒めてくれた。
今思えばその頃はイメコン的にどうだかなんて何も知らず、ただほっこりしたベージュや茶色やミントグリーンなんかをひたすらに纏っていたけど若かったし痩せてたしでなんとかなっていたのだろう。
大学3年だか4年だかのときには2chのイメコンスレに入り浸って、自分で言うのもなんだがパーソナルカラー診断を受けるのは時代的にだいぶ早い方だったと思う。
ただ、今思えば逆にこれで選択肢を狭めてしまったのかもしれないなと思う。
「白は真っ白が似合う。オフホワイトやベージュは顔を濁らせる」とアドバイスされれば、これまで好きで手に取っていた色にも手は伸びなくなる。
とはいえ、ロッカーで制服に着替えるから通勤では何着てもOKという仕事に着いた故に、「オフィスカジュアルとは…」と悩む同年代の友人たちよりは好きな服を着て暮らしていたはずなのだが。
ブームが下火になると、森を追われた女子たちは散った。
みんなどこへ行ったのだろう。
私はとりあえず無印に行った。その頃着ていた服のことを一着も思い出せない。

20代半ばで「私のためのブランドだ!」と思うほどほど好みのDot&Stripes CHILDWOMANに出会ってからは、ファッション楽しいな〜という気持ちもまた戻ったりしてたけど、アンビデックスの服は身長150cm以下の私には大きいものが多くて、サイズ的に買えないことも結構あったし、骨格診断的にウェーブには生地が分厚くて何となく似合わないことも多かった。

そして結婚出産を経て、30歳も過ぎ、何もしないでいるとどんどん肥えていく体型と損なわれていく健康に立ち尽くす日々、出会ったのだ。
あまりに好みすぎるファッションブランドに!
すんません長くて。

こちらです。

かわいすぎて、全部が好きすぎて、血湧き肉躍るってこれか〜!!になった。
友達がスマホの前で「ウワー!着てそう〜!!」って笑ってる顔が目に浮かぶんですけど。
そう、私が好きなのはね、こういうのなんですよ!!!!!!
とにかくどこかに一癖あって、細部にこだわりがあって、ロマンティックで、色味とか、テキスタイルとか、え?私の夢を具現化した?って、本当にそのぐらいドンピシャ。

実店舗はなくて10/7にzozoにオープンするというので、9月末に知ってからはくる日もくる日も、普段一日ログインしないこともざらだったインスタに貼りついて、新しい服がお目見えしてないかと更新して待った。
プロデューサーの村田倫子ちゃんが紹介インスタTVしてるのを何回も何回も見てスクショしてフェイスマッチしたり、ラインナップが出揃う頃には資金的に何着まで行けるか計算したり、一着でも多く買うためにいらないものメルカリしたり、、
zozoオープン当日は開始の2分後には決済終えてホッとして、届く日にはかわいすぎる服たちをちゃんと迎えるために断捨離して部屋も掃除した。
届いた日はそりゃもう嬉しかったなぁ〜!!

玄関にしか姿見がないから何度も部屋と行き来しては「かわいい〜!!!」って大騒ぎして、子が「かわいー!」って褒めてくれて、ありがとーって言って、鏡の前でくるくる回って、靴とかアウター何合わせようかとかあれこれ、、、楽しいなあ。

しかも、しかもですよ。
服が可愛いだけじゃなくて、めちゃくちゃ似合う。
イメコン結果を振り切って、とにかく好きなやつをポチったはずなのに、全部似合う。
これはもう、好きだからとしか思えん。好きが全てを超越した。

そして、何より嬉しかったのが、idemがzozoのランキングを占領してたんですよ。
zozoのランキングなんて、(なんてって言ったらあれなんだけど)流行りのデザインの安い服がとりあえずぱぱぱーっと並んでてとりあえず人気の買いたい人はそこから買うんだろうなみたいな。
そんな予定調和を好きなブランドが埋め尽くしてぶち壊してるわけですよ!
こういう森ガールテイスト好きな子、まだいっぱいいるんじゃん…!発売日を楽しみにしてた子が、全国に!
しかも、30代〜のランキングにしてもちゃんといるんですよ。
きっと若い子が着るんだろうな〜でも可愛いから気にせず買う!と思ってたんだけど、なんだよみんな好きじゃんおいおい〜(肘で突きながら)

村田倫子ちゃんは、「私は流行りは追いません。とにかく自分の着たい服を作る」と言っていて、好きい!!!と思った。
正直今回の件で殆ど初めて認識した方なのでよく知らないけど、ちょっとしたカットソー一枚にもめちゃくちゃこだわりを感じられる仕上がりだったので、きっと芯の強い女性なのでしょう。

ちなみに、タグに「(株)アンティローザ」と書いてあって「へえ!!」って部屋で大声上げてしまった。
私、高校終わり〜大1くらいまでめちゃくちゃお気に入りで着てたアンティローザのワンピがあったんですよ。
回り回ってここでまた縁が!感があった。
高くても1着5桁行かなくて、それなりに好きに金使えるオバサーには感謝しかないんだけど、インスタライブでは「学生なので1着しか買えません」とかのコメントがたくさん流れてて、わかる、わかるよ、、と涙ぐみ。
それでも選びに選んで決めた1着ってすごく愛着を持てるし、もっとバイトがんばろうとか思えるよねって勝手に昔の自分を重ねてうんうんと頷いていた。

一応冷静にイメコン的な観点で見ると、トップスの着丈が短い&ワンピのウエストマークが高いことで骨格ウェーブにありがたいデザインが多い。
着丈40cm台のトップスとか、「私でぴったりだけど高身長の方々大丈夫!?」と心配になるくらい。
トップスをインしないで着られるだけでこんなにスタイルよく見える!?!?と涙ぐむレベル。
あと、ご本人がめちゃくちゃ細いからかもだけど、ウェーブに優しい襟元!
ちょっとでも襟元が広いとインナーが見えたりずるずるだらしなく見えるのに、ゆるっとしたデザインのロンTですらそれが一着もなかった。神。
今年似たデザインよく見るニットとドッキングのブラウスはブラウス部分がシフォンなのでバチクソ似合う!布たっぷり使ってるけどシフォンだから重くないしシワにならなくて、、ちなみにウェーブはローゲージニット苦手な民なんだけど、編みの具合と(大勝利素材の)シフォンの組み合わせでこんなにも似合うのかと。
(こういうのを何となくじゃなくて何で似合うのか分析できるのは確実にイメコンのおかげだ。知ってしまったからにはこうやって歩み寄りながら活用していきたい)

一番最初に惚れ込んだチャイナワンピは、総丈が111と私の身長ではかなりギリで返品覚悟だったにもかかわらず、ウエスト高めにタックがあることと片方の裾に長めのスリットが入ってることで難なくクリアできて、神じゃん…と涙。
くすみブルーグレーが一番最初に目についたけど、特別なコスプレ用アイテムにしたくない!普段に着たい!と思って黒にした。かわいくてかわいくて震える。
同じくかわいくて震えるワンピのネイビーを来週ディズニーに着て行く。めちゃくちゃ楽しみ。私がプリンセスや!!!これ着て美女と野獣のエリアで写真撮りたいんや!!!

購入者キャンペーンやってるおかげでTwitterでもインスタでも買ったよ報告と女の子たちのウキウキレポが読めてマジで癒し、本当に尊い。涙出てくんだよな、この感情なに。
お出かけしたくても躊躇ってしまうこの世の中に、つい外に出たくなるようなかわいい服作ってくれて本当にありがとう。

「本当はこれが着たかったんだ」という服に出会えた喜びで、つい書き殴ってしまいました。お粗末さまでした。

はあ、お気に入りだったけど年齢的にと手放してしまった子たちも、idemのおかげで成仏されよう。
「もうやめて!これ以上かわいいもの出さないで!破産する!」と言いながら顔はとてもニヤニヤしています。
この新作出るのを楽しみに待つという感覚自体が久々だよ、嗚呼。
ブランドがずっと続いて欲しいから働くぞ〜!
インスタに入り浸る日々は続く。