自分、去年の初夢の話いいすか

もう2021年の1月も終わろうとしてるというのに。
いや去年の初夢、めっちゃびっくりしたんだよね。

最近気付いたんだけど、何か人間って、世界救いたいと思ってる人と別にそうじゃない人の二種類いるっぽくて。
いやこれはかなり雑な分割なんですけど。
世界という言葉の示す規模とか意味合いも様々でしょうし。
半径2mを幸せにしたい人もいるだろうし、もっとワールドワイドな何かを想像する人もいるだろうし。
まあその辺はとりあえず置いといて、それで。

私は結構世界救いたい系なんですよ。
例えば独身の時なんかは仕事という世界でいつも人と人との調和のために尽くしていた。
それは本当に疲れることだったけど、後悔は全くしていない。
それが子供を出産したタイミングで、「とにかく自分と家族の生活を守らなくてはいけない」というターンに突入した。
別に家族も一人一人が自分ではない人間なので、その人たちが幸せに笑っていられる空間ができればそれで世界を救っていると言えるのだろうけど、ずっとなんとなく物足りなかった。
育休を取ってる故の「もっと社会の役に立たなきゃ」という罪悪感じゃなくて、素直に自分が何かをしたくてむずむずしていた。
ちょうどその頃30歳になったこともあり、「30歳からは自分の人生を見つけよう」的な文章もよく目に入ってきた。
でもそれらが「もっと自分らしく!自分のために!」と声高に叫ぶたびに、責められているように感じた。
私は人のために何かをするのが好きなので、それを否定されているような居心地の悪さがあった。
そんなことを自分の中で意識することもあまりないまま、転職して、慣れない仕事にバタバタと追われて迎えた2020年、元旦。

夢だからストーリーはしっちゃかめっちゃかなんだけど、夢の中の私はとにかく人を助けるために奔走してた。
場面がどんなに急展開で変わっても、行く先行く先でトラブルに巻き込まれ、そこの人たちを助けるために必死だった。
そして目が覚めて、ものすごく心があったかかった。
「やっぱ世界救っていいってことじゃん!!」って呟いた。

最初はものすごくテンションが高くて、よーし書こう、と思ってnoteに打ち込んだんだけど、なんだかしっくり来なかったから、違うんだなと思った。
「こういう大事なことを自分のために心に閉じ込めておく1年にしよう」と思って、アップせずに閉じた。

で、振り返った2020年どうだったかなー、って思うと、なんか大変な世の中になっちゃったよねー。
クイズ正解は1年後…じゃないけど、まあ今年私ができた人助けはコロナだったのかなー、みたいな。
いやほんと、コロナだったのかなー、じゃねえぞってくらい周りに迷惑かけまくった特に家族。
なんだけど、「その経験があるかないかだけ」とバチェロレッテ萌子も言っていたように、経験した人はそれを糧にできるし、それを人に伝えることができるんだよね。
だからTwitterに色々と書いたし、持ってる知識を友人や会社の人に伝えたりした。
「実際に身近に出たことないからずっとよくわからなくて怖かった。聞けてよかった」と何人もの友人が言ってくれた。
今後もし友人がかかってしまった時も力になれると思う。

できなかったなー、と思ったのは、もっと人と話すことだな。
年末に、ずーっと会いたかったけど誘えずにいた友達とやっと会ったら、
彼女の生活が一転して結構いろいろ起きていて。
「あーなんで誘わなかったんだ」ってすごい後悔した。
「なんか大変な世の中になっちゃったよねー」ってダラダラ話しながら
ご飯食べる相手がいるだけで、明日へ向かう気持ちが全然変わるのに。
お互いを救い合い損ねた!
今年はちゃんとする。

コロナのときに俺ガイル全話観たのも良かった。
自己犠牲について改めて考えるきっかけをくれたし、人としっかり向き合うことの尊さを学んだ。
改めてめちゃくちゃおすすめしたい作品です。
見応えあるよ。
ラノベの方はサンプルで軽く読んだまでなんですけど結構ガッツリラノベだった。
今年は読みたい。

まとめとしては、「世界救いたい、の世界はどこなのかを探し泳いでた。とりあえずそれは(2020年は)周りの友達とかだった。」みたいな感じなのかな〜
もっと仕事とかでも活躍する予定だったんですけどあんまりできませんでした。
何なら一ヶ月いなかったしな。

これ読んでて共感する人がいるのか全く想像つかないんですけど、
世界救いたい系の人はモヤモヤしたら寄付が良かったですよ。
私の尊敬するミストラルの真理子様がよく「運を良くしたいなら寄付と墓参り」と言ってるんだけど、(リターンが大きいのでそのためにやるよとまで言ってて潔くて好き)
去年の梅雨ぐらいに死ぬほどモヤモヤしてたので思いつきで復興支援の寄付したら、
なんか憑き物が落ちたかのようにスッキリして。
「社会のためになんかやった」事実をスマホでぽちるだけで作れる、本当おすすめ。
リターンを求めてやるなんて…みたいなこと思われたらすいません。
私の中でかなりでかい発見だったのだが。
結局年末まで放置したふるさと納税も、特に欲しいものなくて寄付にした。
「わが子を看取る」という動画を観て素晴らしいなと思った、神戸市にある、がんの子供が家族と暮らしながら治療できる施設。
コロナでほんとにすべてが明日は我が身なんだな、と痛感したこともあり。
明日は我が身といえば100日後に死ぬワニとかマジで懐かしい。
話が逸れたが。
運を良くしたくてやったわけじゃないんだけど、去年一年は結構色々好きなもの買ったり買い物でストレス発散買いもしたりしてたんだけど不思議とお金が入ってきて収支プラスみたいなことが多かった。
金運良くなっているなら尚良いじゃないか。
何かこういうのって言わない美学みたいのあんのかも知らんけど私は書いてしまった。
まあ私の友人たちは私に奥ゆかしさなど微塵も求めてないだろうからいいでしょう。

世界を救うために今年は何をする一年になるかな。
楽しみだね。
オーイシマサヨシ「世界が君を必要とする時が来たんだ」を聴きながら寝る。
おやすみ。