美魔女笑うな行く道だ

コスメを買いにカウンターに行くと、(またはコスメの懸賞に伴うアンケートとか)「肌悩みはありますか?」という問いが大体あるじゃないですか。
私は昔から小学生の頃からしつこい角栓と戦ってきてるので昔は第一が「毛穴」だったんだけど、20代後半くらいで乾燥も気になってきて肌質チェックも普通から混合肌にチェックを付けるようになり、そして今。

たるみ。何よりも、たるみ。

20代まではマジでわからなかった。
たるむって何?たるむってどういうことを言うの?私にも、いつかわかる日が来るのカナ…
と思ってた。
なのに、今はもう…

鏡見るたびに顔の下半身のもちゃっ…とした感じにげんなり!
少し年上のお気に入り美容賢者たちの過去のエイジングケア記事読み漁りまくり。
「肌を引き締める」の意味やっとわかった。
化粧品でどうにかするなんて無理じゃない?と思ってたけど、使ってみると確かに感じてしまう手応え…

接客業で毎日立ち仕事してたのが、育休に入って笑顔でいることも体力使うことも少なくなってほんとに急激に老けた!!
前の会社の社員たちは年齢不詳のオンパレードだったけど、やっぱりたくさんの人に笑顔で接してると顔の筋肉使ってるよね…
なので最近はマスクの中で口だけ全力笑顔で過ごすようにしている。突然マスクめくられないことを祈りつつ。

朝ドラ見ながら、深津絵里さんの顔面上にノイズがひとつも乗ってないさまに惚れ惚れしている…
顔に肉がなければたるむものがないんだよな。
ただ、美容賢者たちが口を揃えて言うことには、「顔の肉は将来買ってでも欲しくなる時が来るのでできれば減らすな、顔に肉がついてる人は若々しく見えるのだ」だそう!!
何とほほ肉が重宝されるのは牛だけじゃないというんですから驚きです!
未来に少し希望が持てる気がしてくるね。

20代まではずっとテレビを見て「なぜ美魔女と呼ばれる人が生まれてしまうんだろう?美意識が高いなら、はたからみて不自然になるラインもわかるものじゃないのか…?」と不思議に感じていたけど、今はわかる。
「ここのほくろ消したいからレーザーするか」とか「白髪あった。抜くか」みたいな超ピンポイントな修正の集大成だと。
「別に老いに抗う気ないし、自然に歳重ねたいわ〜」とか言ってた頃の自分はまだ何も知らないだけだったのよ…
いざその時が来れば、気になるところが出てくる出てくる…そして出てくればどうにかしたくなるものだということを。

でも私、去年歯列矯正に踏み切ったのが本当に良かったと思ってて。
元々歯並びはよく褒められてたのに産後カルシウム不足からか歯が痩せてスカスカになってガタガタになってきちゃって、毎日鏡見たり子供と写ってる写真見てはげんなりしてたけど、綺麗になって歯のこと気にしなくなっただけで日々のちりつもストレスから解放されたのよね。
あーこういうことにお金惜しんじゃダメだな自分が健やかに生きてくために、と思った。

なので、今後もしっかり社会貢献してお金稼いで美容で自分を満足させられるようにしよう!と思った。
大人になってよかったことは、金で解決できる悩みが結構あること!