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【先生の季節ネタ1】緊急企画!美白には欠かせない「日焼け止め」の知識&選び方を伝授!【前編】

そろそろ日差しが厳しいシーズン到来。ドラッグストアやコスメストアでも「日焼け対策」の文字をよく見かけるようになってきましたね。
美白・美肌維持に熱心な方はもう始めているでしょうが、選び方はどうでしょう?しっかりとした「知識」がありますか?

山のようにある日焼け止めアイテム、SPFやPAの数値や種類どころか、身体用、顔用、化粧下地兼用、果ては手用まで!選ぶだけで疲れているのは、どうやら皆さんだけではなく、ひろみちゃんも同じようです。
じゃあここでSPFとPAの仕組みと正しい選び方、前後編に分けて詳しく勉強していきましょう☆

まず、ひろみちゃんを含め、皆さんに知っておいてもらいたいことはこちら!じゃん。

えーーーーー!という声が聞こえてきました(笑)そう、みんな「SPFの数値が高ければ焼けない」と思い込み、そのまま買っている方がもの凄く多いのです。
ここでSPFの正確な定義を引用。

紫外線が当りだしてから日焼けしてしまう(=紅斑といって赤い斑点が出て炎症を起こしている状態)まで、人によって個人差がありますがだいたい15分~20分と言われています。それをたとえばSPF30なら30倍遅らせることができる…という意味です。

つまり、日焼けをするまでにかかる「時間を遅くできる」というのがSPFの正確な定義なのです。
焼けないなんてどこにも表示されていません。

「焼かない主義」は「主義」なだけ

です。
ただ時間を遅らせているだけですので、時間経過と共に日焼けはしますし、微量の紫外線は肌に当たり続けるので、なんとな~く肌がうっすら焼ける現象はどうしてもおきます。

そしてさらに重要ポイント。

この「日焼けをするまでの時間」にはおそろしく個人差があります。

例えば。
先生は結構日焼けには強く、日光を浴び始めてから20分で肌が熱くなり、日焼けが始まります。そこでSPF30の日焼け止めを塗っておきました。
すると・・・

日中はほぼ何もしなくても大丈夫そうな状態になりました。

対してひろみちゃん。
ひろみちゃんは体質的に日焼けが始まる時間が早いようです。日光を浴び始めてから10分後ぐらいにはあっという間に肌が熱くなり、赤くなってしまいます。でも、先生の真似をして、SPF30の日焼け止めを塗っておきました。
さて、どうなるでしょう。

しかも汗やハンドバッグ、サンダルの部分が擦れて日焼け止めが落ちてしまい、お昼過ぎには肌が熱くなった上に、赤くなってきてしまいました・・・。

この違い、とても大きなものだと思いません?
だから、メーカーでは購買意欲を上げる+できるだけ日焼け止めの効果を長引かせる+イメージアップのため、ひたすらSPF50の日焼け止めを開発&販売するわけです。
SPF50であれば、さっきのひろみちゃんの例でも8時間程度は効果が出る、という計算になりますからね。

だからといって!
「じゃあSPF50のものを買い続けていれば万事OKじゃん」という訳ではありません!
皆さん、もしかしたら、こんな噂を聞いたことありませんか?

「SPF50は肌に悪い成分があるから、長く使い続けるのは良くない」

実は、これも半分ぐらいは本当です。
正確に説明すると「SPF50の日焼け止めに配合されている成分が肌荒れや乾燥の原因になる」となります。
SPF50という数字を出すために使われている成分は、「紫外線吸収剤」が大半を占めます。特に低価格でドラッグストアで販売されているようなものはほぼ全てといっていいぐらいです。
名称としては「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」や「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」、「オキシベンゾン-3」というのが多いです。ちょっとパッケージ裏を見てみるといいと思います。
この紫外線吸収剤が肌から紫外線を守る理屈は、こんな感じです。

こういった現象が、人によっては大きな肌負担となり、なかなかSPF50が使えないと凹んでしまう方が多いわけです。
しかもこのトラブルはアレルギー反応と同じです。一度なったら同じ反応を何度でも繰り返します。結局、そのメーカーの日焼け止めやSPFの高い日焼け止め全般が使えなくなったりすることも・・・!

さぁ、どんどんと迷うネタになってきましたね。
じゃあ、一体どんな風に対策していけばいいのか?できるだけ手軽に、低価格で、肌に負担無く日焼け止めを使うコツを、ご紹介していきましょう☆

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