株式会社サンエムカラー

京都の美術印刷会社・サンエムカラー。 写真集、書籍、図録、ポスターなどの印刷。 文化財・美術作品のデジタル化と複製。 様々な特殊印刷に特化した印刷会社です。 http://linktr.ee/sunmcolor

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最近の記事

『SHINYA IMANISHI Selected Works: 2015–2024』刊行記念——アーティスト今西真也&デザイナー竹内敦子(XS)インタビュー

キャンバスに分厚く盛られた絵の具の層を筆でえぐる。その筆致からできた無数の点は、鑑賞者の脳裏にイメージを想起させる。 今西真也独自の作風で描かれた作品は、10年間に350点以上。その中から厳選した作品を掲載した、初の作品集『SHINYA IMANISHI Selected Works: 2015–2024』が刊行される。本書のデザインを担当したデザイナー竹内敦子(XS)も交えて、一人の作家の作風を一冊の本に落とし込むことについて伺った。 ミシン線で作風を擬似体験できる表紙

    • サンエムカラーの作品も出展!!「Art Collaboration Kyoto」内覧会レポート

      京都最大級の現代美術のアートフェア 「Art Collaboration Kyoto(ACK)」は、「コラボレーション」をテーマに、京都を舞台に開催される現代美術の国際的なアートフェアです。2024年は11月1日(金)から3日(日)に国立京都国際会館をメイン会場に開催し、19カ国25都市から69のギャラリーが出展しています。 サンエムカラーは、オフィシャルパートナーとして毎年協賛しています。2021年、2023年、本年にアーティストの金氏徹平さんの作品の印刷を行いました。

      • 小さな「アユモドキ」を守ろう! キモトユウコ「アユモドキはワタシ、」展覧会レポート

        京都府の亀岡市役所地下1階「開かれたアトリエ」にて、アーティスト・キモトユウコさんの展覧会「アユモドキはワタシ、」が開催されています。サンエムカラーではキモトさんの作品制作を担当しました。今回は展覧会の様子についてお届けします。 「アユモドキ」を保全するプロジェクト 絶滅危惧種のアユモドキを保全するために、アーティストのキモトユウコさんが中心となり「あゆまもプロジェクト」を立ち上げました。 今回の展覧会「アユモドキはワタシ、」では、展示作品や「あゆまもカードゲーム」を通

        • 現代写真の国際アートフェアでのブックフェア「T3 PHOTOBOOK MARCHE 2024」に出展&トークイベント出演

          現代写真の国際アートフェア「T3 PHOTO ASIA」。そこで開催される、写真集を中心としたブックフェア「T3 PHOTOBOOK MARCHE 2024」。ブックフェア中にトークイベントも開催されます。 https://t3photo.tokyo/festival-2024 ブックフェアでは、サンエムカラーが手がけた写真集を出展します。トークイベントでは、写真家2名と製本会社さんと登壇します。みなさまと直接お会いできる希少な機会になりますので、ぜひご来場ください。 T

          見開き約1メートル40センチ! 水中写真家・古見きゅうの超大型写真集『Longing』を印刷しました

          大型写真集の制作に挑戦!! 水中写真家・古見きゅうの超大型写真集『Longing』は、長辺約70cm、総ページ数240ページ、重量10kgほどという巨大な本になります。 20年の歳月をかけて世界各国を巡り、撮影してきた100万点以上の写真を4年間かけて選び抜いた、自身初のベストセレクション写真集。サイズ感を感じていただくために、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。 サンエムカラーでは、本作をデジタル印刷機のJetPressで印刷を行なっています。古見きゅう様ご本人から

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          現代の浮世絵師と称される画家の作品集『岡田嘉夫——綺想の絵師』、クラウドファンド開始しました!

          画家・岡田嘉夫の集大成となる作品 現代の浮世絵師と称される画家・岡田嘉夫。その膨大な遺作を整理した新しい作品集『岡田嘉夫——綺想の絵師』の制作費を募るクラウドファンドが始まりました。 画家・岡田嘉夫の作品600点を鮮明に美しく紹介する作品集。サンエムカラーで印刷を担当しております。限定500部のみですので、この機会に是非ご購入ください。 「綺想の繪師・岡田嘉夫が計画した 幻の画集の出版を応援してください!!限定500部」 クラウドファンドの返礼品には、作品集以外にも、

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          感覚的に撮った家族写真——阿部裕介写真集『MOMENT WILL FADE』刊行記念インタビュー

          世界各国を旅をして撮影を続けるフォトグラファー・阿部裕介。今回、約8年前に撮影した写真をまとめた一冊『MOMENT WILL FADE』をサンエムカラーが印刷を担当することになった。 今までの作品とは違い、撮影を頼まれた海岸での家族写真をまとめたもの。それは本人の写真の価値観を変えた思い入れのある作品だという。 今回、刊行に合わせて展示が行われる神楽坂にあるギャラリー・写場にて、表紙の写真や上製本の表紙素材の選定が行われていた。集まったのは、写場のディレクションを務めるフ

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          夏季休業のお知らせ

          誠に勝手ながら、2024年8月11日(日)~18日(日)を弊社の夏季休業とさせていただきます。 期間中にいただいたご連絡・注文等は、19日(月)より対応させていただきます。 期間中ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご了承ください。

          ブログの過去記事まとめ:サンエムカラーの写真集制作の裏側

          過去の記事からサンエムカラーをご紹介 今年からサンエムカラーのブログをnoteに移転しました。 それに伴って、過去のブログ記事をhatenablogにアーカイブを行いました。下記のリンクに2009年から2024年までの10年以上分の記事がありますので、ご一読いただけましたら。 写真集がどのように生まれるか知っていますか? 舞台裏を覗いてみましょう サンエムカラーのブログ移転を機に、写真集制作の過程の過去の記事をピックアップした特集をお届けします。 数年前の記事になります

          ブログの過去記事まとめ:サンエムカラーの写真集制作の裏側

          写真史にまつわる印刷を語る——書籍『日本写真史 写真雑誌1874-1985』刊行記念トークイベントレポート

          日本の写真の歴史をまとめた書籍『日本写真史 写真雑誌1874-1985』(平凡社)の刊行を記念したトークイベントが、恵文社一乗寺店にて2024年6月22日(土)に行われました。 こちらのイベントに、サンエムカラーのプリンティングディレクター大畑政孝が登壇したので、イベントの様子をお届けします。 日本の写真史を軸に語る 本イベントのテーマとなる『日本写真史 写真雑誌1874-1985』は、2022年に刊行された『Japanese Photography Magazines

          写真史にまつわる印刷を語る——書籍『日本写真史 写真雑誌1874-1985』刊行記念トークイベントレポート

          6月22日「『日本写真史 写真雑誌1874-1985』刊行記念トークイベント”写真”って何だろう?」にサンエムカラー社員が登壇

          平凡社より刊行の書籍『日本写真史 写真雑誌1874-1985』の刊行を記念したトークイベントが、2024年6月22日(土)に恵文社一乗寺店 コテージで行われます。 登壇者は、戸田昌子(写真史家)、吉田亮人(写真家 / Three Books)、大畑政孝(株式会社サンエムカラー)になります。 『日本写真史 写真雑誌1874-1985』は、実に10年以上の歳月をかけ編まれた、日本における写真史を網羅した1冊。 こイベントでは、写真・写真雑誌のあゆみとともに、戸田昌子さんの専

          6月22日「『日本写真史 写真雑誌1874-1985』刊行記念トークイベント”写真”って何だろう?」にサンエムカラー社員が登壇

          サンエムカラー新会社案内プレゼント(YOSHIROTTEN率いるデザインスタジオYAR監修)

          刷新した会社案内をご希望の方にお送りします サンエムカラーの40周年を記念し、リブランディングを行いました。新しいコーポレートカラーやロゴ、会社理念まで、変更を加えました。 今回は、その新しい姿をご紹介するための「会社案内」をお届けする方法についてお知らせします。なお、送付する部数は限定ですので、お早めにお申し込みください。 ※配布予定の部数に到達したためで、応募終了とさせていただきました。 会社案内について 一新された会社案内は、わかりやすく魅力的なデザインとなりま

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          文化財を未来へつなぐ「複製」の仕事:サンエムカラーのデジタルアーカイブ&美術複製 社員インタビュー

          サンエムカラーは国立博物館の国宝や重要文化財でも採用される、高度なデジタルアーカイブと美術複製の技術を持っています。 歴史ある文化財は、長い年月を経るごとにどうしても劣化していく恐れがあり、鑑賞できる機会が限られてしまいます。デジタルアーカイブや美術複製は、そのような文化財を精緻に記録し、より多くの人に届ける、保存・継承と普及を担う仕事です。 今回はサンエムカラーで製版全般を行うCDC事業部。その中で、文化財の複製に取り組む、村田直樹部長と西嶌漱介さんのインタビューをお届

          文化財を未来へつなぐ「複製」の仕事:サンエムカラーのデジタルアーカイブ&美術複製 社員インタビュー

          作品を通してサンエムカラーの美術印刷を語る:プリンティングディレクター&営業インタビュー

          サンエムカラーといえば美術印刷。展覧会図録や写真集、作品集など、作品の美しさを伝える印刷物を多く手がけています。 色鮮やかな絵画を収録した図録に、階調豊かなモノクロの写真集。作品の魅力を再現する方法には、唯一の正解があるわけではありません。作品ごとの表現や求められる仕上がりによって、一冊ごとに異なる工夫を凝らしています。 今回はサンエムカラーでプリンティングディレクターを務める山根亮一さんと、営業部の小島竜平さんに、美術印刷の事例を紹介しながら、そのこだわりや制作の裏側に

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          サンエムカラー、創立40周年リブランディングのお知らせ

          アートブックや作品集などの美術印刷を主に行う株式会社サンエムカラーは、創立40周年を迎えるにあたり、新たなステージへの飛躍を目指し、リブランディングを実施いたしました。このリブランディングは、当社の進化を象徴し、顧客との結び付きを強化するものです。 2024年5月14日(火)に下記を刷新して、新たな一年を迎えます。 ・コーポレートカラー ・企業ロゴ ・企業理念 ・会社案内 ・コーポレートサイト ・オンラインストア コーポレートカラー 新たなコーポレートカラーを導入し、よ

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