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花言葉日誌:12月12日の誕生花は「シャコバサボテン」

 花言葉は「美しい眺め」。

 平たく厚みがあり、縁にギザギザのある葉が連なった姿をしているシャコバサボテン。いびつともいえるギザギザが幾重にも重なった葉茎の先に、透明感のある反り返った美しい花を咲かせるため、より美しさが際立つのでしょう。「美しい眺め」といわれる花言葉はそんなところから生まれたのかもしれません。

 ひとにより美しさの定義は違うとは思いますが、何かと対比して美しさを醸し出すことでの定義はその一つではないかと思います。それがひとつの植物の姿の中で起こるのがシャコバサボテン。美女(花)と野獣(葉)のコントラストは実にユニークです。
 しかしながら筆者がここで思うことは、あまりに単調な日常では面白くはありませんが、できればすべての万物のもの各々に美しさを見出せる余地が欲しいということです。すべてが美しいと面白味がない、という意見もあるかもしれませんが、赤の美しさもあれば、青の美しさもある、そんなそれぞれに機会がある美しい眺めの定義が世の中一般に広まればいいな、、、素朴な筆者の願いです。

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