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花言葉日誌:11月28日の誕生花は「オンシジューム」

 花言葉は「可憐」「一緒に踊って」です。
花言葉の「可憐」は美しい蝶のような小花をその花姿として沢山つけることに由来します。また英名の「Dancing lady orchid(踊る女性のラン)」にちなみ「一緒に踊って」の花言葉もつけられた模様です。

 綺麗な花は一般にやはり、美しさを携えた女性の自然でのびやかな様を形容することが多いものですが、今回のオンシジュームの花言葉「可憐」という言葉には『はらはらと舞う(蝶のような)花びら』というような「はらはら」感が伴うように感じるのは筆者だけでしょうか? 一概に可憐なものがひ弱とは言い難いですが、オンシジュームの花びらが地に落ちる時、ポタッと一発ではなく花びらが揺れながら美しい様を伴いながら落ちることを想像してしまうのは、美しい女性が早逝する様を「短くも光る人生が少しでも美しく終わってほしい」という願望のような思いを以て望んでしまう、いわば人としての『美への性』が出てくるからかもしれません。美しい「者」、その美が生あるもので永遠でないことを理解すると、その美を少しでも永遠に近づけたくなる思いが人間である私にはこみ上げてきます。

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