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母さん、いよいよモンゴルへ。

いよいよ出発の日がやってきました。どこに行くってモンゴルはウランバートルですよ。そしてそこからレースチームに合流してゴビ砂漠です。とうとう引き返せないところまで来てしまいました。

さて、レースパッケージのグループはおそらく金曜日の夕方にウランバートル入りするのですが、自分は一足早く木曜日の夜に出発することにしました。レースが終わるとすぐ帰国なので、その前にウランバートルで少し観光もしたいし、現地の空気や雰囲気にも慣れたいと思ったからです。

往路のチケットは色々迷った末に韓国の仁川空港経由で翌早朝4時過ぎにウランバートルに着く乗り継ぎ便を選びました。早朝でもウランバートルのAirbnbのホストが空港までピックアップを手配してくれるとのことで安心です。

最初のフライトは成田からソウルへ。予約はアシアナ航空でしたが、Air SeoulというLCCの機材での運行。初めて聞いたエアラインで小型な機材でしたが、座席が広くて食事も悪くなかったです。アシアナ予約の乗客には無料で付いてきた機内食はサラダとフルーツのヘルシープレート。

なぜか飲み物は付いておらず、仕方がないので有料で追加してもらいました。

ソウル到着後は乗り継ぎ専用のセキュリティを通過してすんなり出発ターミナルに進んだのですが、乗り継ぎ便のチェックインが済んでいないのでボーディングパスがありません(荷物はウランバートルまで直行)。搭乗ゲートまで行けばなんとかなるかなと行ってみたものの人がおらず、引き返してインフォメーションで相談。韓国語通じるか不安でしたが、こっちが言ったことも向こうが喋ったこともだいたい通じて、手続き用のカウンターに案内されました。

ボーディングパスを手にし再び搭乗口へ。

深夜時間にもかかわらず、唐揚げのお店が開いていたり、24時間対応の免税店もたくさんありました。歩いているのは韓国人の他は中国系が多そうな印象。24時間稼働する大型の国際空港、すごいなあと思いました。

システムクラッシュでブルースクリーンになったのがそのまま放置されているのも発見。職業柄、こういうのはついチェックしちゃうんですよね。

モンゴルウランバートルまでの飛行機は1:35出発にもかかわらず、大型機でも9割近い埋まりよう。乗客はモンゴルの人が多い様子です。搭乗開始から飛行機が動き始めるのに相当な時間がかかりましたが、定刻を少し過ぎたくらいの時間に動き始めました。

モンゴルのフラッグシップ飛行機MIATモンゴル航空。モンゴル語を聞く機会はほぼ初めてですが、全く何言ってるかわかりません。機内放送はモンゴル語、英語、そして韓国語の3カ国。アテンダントは男性の方が多く、容姿もなかなかな感じでした。

機内誌はずいぶん古いモンゴル版Forbes。持って帰らないでねと注意が貼ってありました。古い機体で座席が超絶に座りにくく、朝4時過ぎにウランバートルに降り立った時には腰が痛くてたまりませんでした。ファーストクラスにも各席にビデオ装置は無く、成田から5時間の直行便だとちょっとつらいかなぁ。

さて、いよいよウランバートルに到着。入国審査は割としっかり時間がかかりましたが、ゲートを出てバゲッジクレームに着いたら目の前に自分のスーツケースが流れてきまして、心配していたトランジットでのロスバゲもなく、これは順調な滑り出しの予感です。

到着ターミナルには事前連絡通り、私の名前を書いた紙を持ったおじさんが立っていて無事合流。車に向かうのを少し待ってもらい、近くにあったATMでモンゴル現地通貨を引き出しました。まずは10万トゥグルク。ゼロを一個取って半分に割るというざっくり計算方法があるようですが、換金サイトでレートを調べたところ4000円くらいでした。こんなので足りるのかはわかりませんが、まあ後で考えます。

ピックアップのおじさんは思いのほか英語が通じ、道中では季節や温度の話から、どこの国からの観光客が多いかとか、タクシーは拾いやすいかなど基本知識を教えてもらいました。韓国や中国からの観光客は多いけど日本人観光客はそれほどでもないそうで、日本人はビザが要らないんだよと教えたら、日本人観光客が少ないのは政府同士の連携が足りないからだと嘆いていました。

Airbnbでウランバートル市内にいくつもステキな部屋貸しをしているホストさんが手配していることもあり、すごく対応のよい親切なおじさんでしたが、やはりReputation(評判)でサービスを選べるのは、ユーザにとってベネフィット以外の何物でもないよなと思った次第。日本では締め出しをくらっているAirbnbですが、本当は既得権益を脅かされたくないだけなのに、事故があったらどうするとかなど難癖つけずに、さっさと規制緩和して欲しいものです。

そんなわけで案内されたお部屋がこちら。写真のリビングのほかにキッチンバストイレ、そしてベッドルームが3つも付いていて、一人で一晩しか泊まらないなんてありえないくらい勿体ないお部屋。別途清掃代やピックアップ代がかかりますが、宿泊料金だけだと一泊4000円もしないんです。信じられます?

セキュリティ解除やドアの開け閉めを一通り教えた後おじさんは帰っていきました。朝の5時でまともに寝ていなかったので、ひとまず昼くらいまで寝るとします。おやすみなさい。

#ゴビ砂漠 #グレートモンゴリアデザートマラソン2019

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