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退職に伴う周囲の反応が興味深かった話。

新しい仕事が始まるまでの1ヶ月の猶予期間に色々書こうと思ってたけど、やっぱり見積もりが甘かったです。1ヶ月なんてあっという間に楽しく過ぎてしまって、コツコツ文章まとめている時間なんて全く取れませんでした(一応言い訳しておくと、下書きはいっぱいしたんですが、どれも文章がまとまらなかったんです...)。今日から新しい職場で、通勤時間が一日で最も暇なので、ポチポチとスマホで書くことにします。

さて、今日書くのは、退職を聞いての周囲の反応が色々で面白かったというお話。

一体この話のどこに驚くのか?

20年勤めた会社を辞めることがオープンになったとき、周りが色んな「驚き」反応を見せたのがなかなか興味深かったのですが、整理をしてみるとこんな感じでした。

子供がまだ小さいのに大丈夫?

特にお子さん持って働いている女性陣に多かった反応ですが、これは実にごもっとも。自分でもちょっと無茶してるとわかってました。2歳児なんてすぐに熱を出すし、何をしでかすか全くコントロール不能ですから。

我が家は当日の予約でも利用しやすい病児保育や急な発熱の際にお迎えをしてくれるばあばがおり、登園は私&お迎えは夫という分業体制なので、まあなんとかなるんじゃないかと思い切りました。

昨今のコロナ騒ぎで病気保育がしばらく閉鎖になったりなど誤算もありましたが、今さら嘆いてもどうにもならないので、まあどうにかするしか無いですね。

ずいぶん長く同じ会社に勤めてたね。

特に外資IT系の方に多かった反応です。IT業界は数年で転職とか、会社が買収合併で部署が無くなったので転職とかザラなので。同じ職場に20年も勤めるなんて自分でも予想してなかったのですが、途中で昇進や異動などの転機もあり、気づいたら20年になっていました。

まあ、会社がその間ずっと増収増益で、会社の形もどんどん整ってきて居心地良過ぎたので、すっかり長居してしまったというのが本当のところかもしれません。

45歳から新しいチャレンジ?!

意外にも同年代の方から多く受けたのがこの反応でした。45歳って、世間的にはもうそんなに伸びしろ無いんですかね? 確かに転職市場では厳しいと言われているお年頃ですが、45歳時点でやっていることを仕事人生の到達点と見て、その後定年まで引き延ばすのって、さすがにちょっと無理なんじゃと思うんですよね。何しろこれから定年が65歳や70歳に延びるかもとも言われてますし。

45歳から新しいこと始めるのって、難しいと思うから難しいんであって、意外にどうにかなっちゃうものだと思うんです。60歳からフルマラソン始める人もいるし、50歳くらいで大病して突然食習慣を一から見直す人だっています。私も40歳過ぎた辺りからサハラマラソンに出かけたり、再婚、出産など激動でした。そのきっかけは、当たり前な人生を生きていないぶっとんだ友人の存在だったりしましたが、そういった変化が転職に向かう勇気にもつながったと思います。

人生のバンジージャンプ、飛んでみたら意外に怖くないです。

転職が偉いとか正解だと豪語するつもりは無いんですけど、本当は状況を変えたいと思っているのなら、何もしないうちからに「私には無理ぃ」とか言わないで、せめて脳内シミュレーションとか、エージェントに登録してみてどんな求人が来るか試してみるとか。

でもまあわかります。長く続ければ続けるほど止めるのって怖いですよね。何しろこんな偉そうなことを書いている私ですが、転職しようと思ってから動くまでに数年かかりましたから。

どんなに嫌なことでも辞めずに続けることが美徳とされる教育を受けてきたのが私たち旧世代なのかなと思いますが、辛いことを精神を病むまで頑張りすぎたり、家族のためと自分に言い聞かせて好きでもない仕事を続けたり。長い人生、もっと立ち止まって考えたり、新しいことにチャレンジしてみてもいいんじゃないかと思います。

そんな私がオススメしたい一冊がこちら。

日本人は「やめる練習」がたりてない (集英社新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4087210812/ref=cm_sw_r_cp_api_i_Bk3BEbK0ZNBY1

この方は息子さんが不登校になったことがきっかけで40代でマレーシアに親子留学し、50代で現地のグローバル企業に就職したという方です。

それではまた!


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