見出し画像

Icemanにとらわれた、とあるDAクラスターの話③

大骨折でファン活動から一度距離を置くも、震災という非日常の生活を送るうちに、再び浅倉大介の音楽に癒しを求めて戻ってきたところからの話。

前回はこちら


今再び、accessにアクセス


大ちゃんに急に会いたくなったので調べると、ソロが長らく動いておらず直近で会えるのはaccessだと言うことを知った私。
ちょうどいいね~、タイミング!ということで、2011年8月の「access TOUR 2011 -OPERATION CONNECT-」中野公演のチケットを取る。
2002年サマスタから実に9年ぶりの生accessです。サマスタのことはまるっと記憶から抜け落ちてたんで前々回の時は書きませんでした(遠い目) いやもうIceman休止ショック中だったんで、許してください。

このライブで凄く印象に残っているのは、ステージセットのプロジェクションマッピング!
え?曲のこと?すいません、私、イントロドンクラスのアレンジ改変がないと燃えないんですよ~。オペコネってちょうど20周年を前にした全曲振り返りツアーだったので、会場ごとにセトリのほとんどが入れ替わる公演でして。
だから申し訳ないんだけど「あれ、アレンジそのまんまばかりだなぁ」と、曲に関してはテンション上がらずに終わってしまいました。

プロジェクションマッピングはね、本当に凄かった!! 基本的に過去の事ってよほどのことがないとどんどん忘れちゃう私なんだけど、最初にステージにそびえ立つ真っ白な大きいオブジェに映像が映し出された時は感動したなぁ~。

当時(2011年)プロジェクションマッピングはまだ一般的には全然浸透してなくて、世間にプロジェクションマッピングが知れ渡ったのは2012年に東京駅丸の内駅舎でのイベントの時。だからaccessのライブでプロジェクションマッピングが使用されたのって、ほんとに最先端で画期的だったんですよ。
プロジェクションマッピングは真っ白な僅かな凹凸のあるオブジェに投影してこそ、だと思うんだよな~、私。その後にいくつかプロジェクションマッピング作品見たけど、accessライブの映像クオリティは他に引けを取らない、本当に素晴らしい出来だったと、今でもはっきり言えます!

で、まぁ、ライブ自体には満足したんだけど、そこからaccessを追いかけるというまでには繋がりませんでした。ここは好みの話だから「なんで?」って聞かれるとすごーーーく難しいんだけど、その時はとにかく「刺さらなかった」としか言えない。

19thシングル「Share The Love」とか、7thアルバム「Secret Cluster」とかちゃんと買ったんだけど、多分気配的に数回しか聞いてない。
今聞けばあれもこれも好きな曲で「何であの時、好きにならなかった?!」と思うんだけど、狂うほど好きな曲がなかったんで、accessを追いかけよう!という段階にまでは行けなかった感じです。



ソロ復活までの空白


次に大ちゃんが本格的にソロを復活させるのは2014年の年末。そこまで私も少しお休み状態。

その間の2013年、T.M.Revolution×水樹奈々の「Preserved Roses」がかなりヒットしていたのは知っていて、この時はすごい嬉しかったなー。
大ちゃんの音楽以外は全く興味がなく、全然流行りの曲など知らないし音楽番組とか見ない私でもその曲の存在を知れるくらいだったから、よっぽど色んな所で話題になっていたと思う。
TMRは、もちろんIceman時代から知っていたけど、どちらかというとストレートに歌うヒロや黒田くんの方が好きで、積極的には聞いてなかったという感じ。

ちなみに2013年に部活があったんだけど、知れなかったーー(泣)気がついてたら行ってる!!
実はつい最近の完全出戻りまで、私は情報を得るのがすごい下手でして。
頼みの綱はチケットぴあやローチケなどのチケット会社からの販促メール頼り。その販促メールを受け取るのも、他のメルマガも混じるメールアドレス。
大ちゃん好きではいたものの、ネット活用の下手くそっぷりでちょこちょこ重要な公演を逃しているのが我ながら勿体ない!

Twitterってめちゃめちゃ便利な情報取得ツールじゃん…、って気が付いたのが2018年のことなので、それまでは他のメルマガに埋もれる販促メールで何とかライブの情報を得る、という状態。もうちょっとうまいこと知れてればaccessのライブとかニコ生で見れたのにな~~!!ほんと我ながらもったいない日々でした。



念願のDAソロ復活


2015年、私はチケット会社からの販促メールに気が付く。そこには念願の「Seq Virus」の文字。クラブライブのチケット販売開始のお知らせメールでした。

ずっとソロの復活(特に部活)を待ち続けていた私は、それはもう歓喜感涙モノ。もちろん速攻で横浜ベイホール公演のチケットを取る。

2015年6月「Seq Virus 2015」、この時のことでよく覚えているのは、終演後のこと。
私はロッカーに預けていた荷物を引き出していたんだけど、何やらざわつく出入り口付近に「???」となっていたら、係の人に「しばらくここで待機してください」と言われる。
「はーい」と大人しくロッカー付近で待機していると、ざわざわする声と共にめちゃくちゃ…近くに……大ちゃんが……大ちゃんが立ったのである……。

人生初めての超絶至近距離ーーーっっ!!ひぃぃぃーーー(((´Д`;)))
久しぶりにライブで生大ちゃんを見れて、しかも大好きな部活で\ひゃっほ~~ぉ♪/とテンションぶち上げの中、人生初めて芸能人をかなり間近で、しかも思いも寄らないアングルから見続けられるという幸運に遭遇したわけです。

間近で初めて大ちゃんを見た感想は「あれ、意外と背高い…。なんか体がっしりしてる……え…、男……」でした。 言葉だけ見ると冷静だけど、当時の心中はまったくもって穏やかじゃない。
写真じゃ可愛らしく割と背が小さくて可愛いらしいイメージが強かったんだけど、間近で見ると、めっちゃくちゃ「」でした。
相当キュンキュンした。私も女だった(何

斜め後ろから色々な人と会話する大ちゃんを見ていたんだけど、ほんとオーラってあるんだね!!そこに立ってるだけで圧倒的な存在感。これが『カリスマ』ってやつですかっ!
かつて大きな舞台で見てただけの遠い存在が、目の前に『人間』として立って『人間』の言葉を、喋っっっとるっ…!!!!って、感動したよね。(もはや人間扱いされてない)

いやでも、芸能人ってそういう存在じゃなかった? 今でこそ握手会とかTwitterでだいぶ芸能人との距離って近くなってるけど、このハイタッチ会で大ちゃんを間近で見る時まで、私にはステージに立ってる人とかテレビに映ってる世界は自分が生きている日常とはまるで別物の異次元な世界だと割と本気で思ってた気がする。

とまぁ、神の後ろ姿をまじまじと拝める超ラッキーなことが長時間許されるはずもなく、「お待たせしました、どうぞ」って案内されちゃって、いやもう全然もっとお待ちします!!!!って言いたかったけど、無理です、はい。

大ちゃんと初めてハイタッチした時のこと?覚えてるわけない~~。 緊張と興奮で記憶全吹っ飛びです。会場出た後に「え…マジ……?神の手に触った……?」と、ふわふわした気持ちでずっと手を見ていたことは覚えてる。

この部活でアルバム「DA METAVERSE I+II」を手に入れ、ようやく念願のMETAVERSE最新に追いつきました。まぁメタバシリーズについてはちょっと解釈が難しくて、虹シリーズに比べるといまいちピンと来なかったんだけど。
ようやくソロの曲を手に入れられたってことが嬉しくて、私の大ちゃんへの熱意も同時に戻ってきた記念すべき日!!


そして、2015年9月。念願のソロライブ復活。豊洲PITでの「Live Metaverse 2015 ReーBirth」。
2008年からのMetaverseシリーズのソロライブは、虹の時に比べるとテーマが現実離れしてて、何を表現しているのか分からないな~というのが率直な感想でした。楽しくないわけじゃないんだけど、ちょっとスッキリしないというか。
人によるかもしれないし、これは私の主観の話だけど、結構「ライト層」置いてけぼり感はあったと思う(笑) 部活の人間みがある方向からは、真逆に振り切ったもはや異次元の世界観のソロライブ。
その時の私は大ちゃんの世界観に100%ついて行くことは出来なかったけど、もう長年ファンをやってて、そういう色んな方向に全力でぶっ飛ばして振り切っていく様が好きだな~と、改めてゆるふわなファンとして舞い戻った2015年なのでありました。

次は運命の2016年。



融合する境目


2016年6月念願の「Sequence Virus 2015」がリリース。
「Sequence Virus」シリーズ大好きな私なので、このCDの発売を知った時はほんと泣けた〜〜!2009年の最後の発売から6年の歳月を空けての復活に感動しないわけがない(泣)もう止めちゃうのかな…って諦めてたから;;

この年にリリースされたSequence Virusシリーズ(通称:部活盤)から、一つ大きな変化があり、accessの楽曲が入るようになりました。ずっとリアルタイムで部活盤を追ってきた身としては、それはもう衝撃的な事でしたよ。
大ちゃんソロとaccessって、切り離されていたんだよね。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、accessで出来ることはaccessでやるし、accessで出来ない実験的なことをソロでやるという、大きなくくりだったと思う。
でも、2012年access「minimum CLUSTER」ツアーで部活の要素がaccessに取り込まれ、そして2016年DAソロの部活盤にaccessが入る。今まで当たり前のように分離していたaccessとソロが融合し始めた、そんな2012年からの流れ。

DAソロ派だった私は、別にaccessが嫌いだったわけじゃない。ほんとただ単に『きっかけ』がなかっただけだったんだよね。
部活で一回聞いて「はい、終わりー」ではない。繰り返し聞く部活盤にaccessの曲が入ったのは、曲を知り興味を持つ大きなきっかけになったいい方向転換だったと思う。

この部活盤2015で私はとうとうaccess曲に落ちた。
24thシングル「Vertical Innocence」。みんな大好きバーチカ!!王者の貫禄!!知ってる!!
久しぶりの「キタコレ!」な感覚はアツかったね~。部活盤で聞けるから配信は買わなくていいや、という感覚にはならず、これはちゃんとクラブアレンジされてない原曲が聞きたい、という思いになりました。多分、大ちゃんの手のひら〜、だがそれがいい。
2009年からパワーアップした私は、もうiTunesの購入で泣いたりしない!!(ハマっていたソシャゲの影響でiPod Touchを持っていただけです)
無事、私の音楽配信初DL体験を大ちゃんに捧げました。私の最先端はいつだって大ちゃんから始まるのである。おめでとう、私。

名称未設定 2

その後、それはもう狂ったように「Vertical Innocence」を永遠リピート。
やば~accessいいじゃん~やっぱ大ちゃん最高~、とほくほく大満足して、そろそろaccessに落ちそうってとこまで来てたんですよ。
落ちると思うじゃん?

まさか、逆方向に落ちると思わなかった。自分でもビックリだよ。



奇跡はきっと 豊洲(ここ)にある


2016年、何月のことだったかは覚えていない。

Twitteはやってたんだけど、フォローするのは大ちゃんと身内だけで、ほぼ大ちゃんの情報を取得する専用のツールとしてしか使ってなかった私。検索とか全然使いこなしてなくて、Twitterって何が面白いんだ?と思っていたので、たまに確認するくらいしか活用してませんでした。

しかし、とある日、Twitter上で9月の「Electronic Digital Kingdom ~DA's Party 2016~」の情報を見つけまして。どういう経緯だったかは全然覚えてない。大ちゃん自身からの発信はなかったみたいなんだよね。もしかしたらたまに覗いていたMixi経由だったかもしれない。

最初は「ふーん、キンヤ君、頑張ってるね~」ぐらいの気持ちだったのだけど、ちょこちょこ情報を追っていくうちに途中から宣伝に「スペシャルゲスト XXXXXX」という記載が加わる。

本当に何故、あの時、私はこの発想に至れたのか未だにわからない。

だけど、もう閃きのような直感でこの「XXXXXX」の6文字は『Iceman』だと確信した。


ライブ参加者のグループの中に黒田くんがいて、Mad Soldiersが出て、そして6文字の伏せ字。
……いやいやいや、これ、絶対Icemanだろ?!ということで、例え間違いだったとしても後悔したくないので、これは行くしかないとなりまして。
平日の豊洲はなかなか仕事場からは厳しいところだったけど、何とかなるだろうとチケットを取る。

2016年9月「Electronic Digital Kingdom ~DA's Party 2016~」当日。
どうしても早めに行くことが出来ず、オープニングアクトのMad'sを直接見ることは出来ず最後の曲を会場外のモニターから眺めていて、ほんわりと昔を思い出して懐かしいな~…と思って見ていた。(ちなみに「レモンティー」のカバーは昔一発で覚えたくらい好き)(あれがカバー曲だったと知った時の衝撃…オリジナルだと思っていた…)

今まで大ちゃん以外のライブに行ったことがなかったので、EDKは色々な音楽が聞けて面白かったし、新鮮だった。まさかヒーロー戦隊ショーをライブで見ることになるとは思わなかったけど(笑)

そしてとうとう、ラストに満を持してIcemanの登場である。

3人が舞台に揃った時、正に悲鳴のようなその日一番の歓声が上がった。
少し客席を見回すと泣いている人が結構いて、私はあまり感傷にひたるタイプではないんだけど、さすがに色々込み上げるものがありちょっと涙目になった。

そしてトークもなく「LOST COMPLEX」と「Genetic Bomb」の2曲だけ演奏して、あっという間に終わった。

本当に一瞬。
駆け抜けるような速さでそれは終わった。



ライブが終わり、会場から豊洲駅までトボトボと帰る私は、相当複雑な心境にいた。あの日のIcemanについては、会場にいた人それぞれに思うことがあったと思う。
だから、これはあくまで私の感想だけど。


────正直、物凄いショックを受けた。
「もう、Icemanは二度と返ってこない」と、確信した。

トークもない、ただ駆け抜けるように2曲のみ。
3人の雰囲気も仲良くまたやろう!という感じではなく、あくまで個々が今回特別に集まりました…というスタンスだったような気がしてならない。

違う。私が見たかったのは、こんな復活の形ではない。

改めて「Icemanはもう復活しない」という事実を突きつけられて(勝手に思ってるだけかもしれないけど)、私は何で大ちゃんのソロが好きだったんだ?と、根底がぐらぐらし始めた。
改めて自分が『もしかしたらIcemanも、accessのように復活するかもしれない』と、淡い期待をずっと抱いてきたのだと思い知らされてしまった。
『休止』という曖昧な言葉で、私はずっと生かされていた。
ソロや部活で度々新しいアレンジをされるIcemanの楽曲の数々に、新しい『いつか』があると勝手に期待していた。

でも、もう、ない。多分。
そう、悟ってしまった。

私の中でIcemanは絶対的な存在であり、知らず知らずのうちにずっと縛られていたということに気がついてしまった。

もうIcemanの復活を期待してDAソロを追いかけても、何も未来はない。


私は一体、大ちゃんの何が好きなんだ


そんな急に降って湧いた自問自答にすぐ答えが出せるわけもなく、たった1ヶ月という月日で次のDAソロライブ「DA METAVERSE 2016 quarter point」の日を迎えてしまう。



抜け殻のquarter point


正直に書くと、私はこの2016年10月「DA METAVERSE 2016 quarter point」のことをほとんど覚えていない。
本当にこの日の事がすっぽりと抜け落ちてしまったように覚えていない。それほどまでに、先月のIcemanのことを物凄く私は引きずっていた。

私はこのnoteをまとめようと思った時まで、「DA METAVERSE 2016 quarter point」の10月7日と8日、2日間のうちどちらの日に行ったか全く覚えていなかった。
このライブの2日目、8日の公演ではスペシャルゲストとして登場したヒロと様々な名言を残して、アククラ及びDAクラにとって伝説的な日になっている。


…まさか、とは思った。


この頃はもうスマホを持っていたので、googleマップのタイムラインから自分がいつ行ったのかわかるのではないかと思いつく。

さすがにいくらポンコツの記憶力とは言っても2016年なんてたかだか4年前。いくらなんでもヒロが出てきたのを覚えてないとか、そんなバカな…


── データは非情である。

画像2

2日目に行っていた~~~~!!…なんてこったい!!/(^o^)\

マジで調べた本人が一番ビックリしたし、ちょっとショックだったw
どんだけ魂抜けてんだよ(泣


…こんな完全に魂が抜けた状態でも、このライブで一つ、凄く印象に残っていることがある。それは、シンセサイザー『タンス』ことMOOG Modularキース・エマーソンモデルの音。

心ここに在らずという状態でライブを聞いていた私だったけど、その『音』が響いた瞬間、ハッとした。
唸るように地を這う低音──。
魂がなかった私の心を鷲掴んで「ちゃんとオレの音を聞けよ」と、男らしく大ちゃんに言われた気がした。

タンスは本当に化物だと思う。
CDやDVDで聞いてもあの音が異質で特徴的な物であることはわかると思うけど、ライブ会場で聞く生のタンスの音はとにかく、”凄まじい”。

音は「波」である、ということをはっきりと認識できる体験だった。顔や手といった表面に出ている肌にビリビリと感じる、まるで微弱電流のような感覚。単に音が大きいという事ではない、空気そのものが震えているのがわかる。
それは今まで感じたことのない体感する『音』。後にも先にも音であんな体験をした事は無い。

ちゃんと心して聞けなかった事をアーティストやスタッフに対して申し訳なく思うけれど、あのタンスの音を体験出来たことは本当に素晴らしくて、とても価値のある時間でした。



心の中のIcemanとの決別


「DA METAVERSE 2016 quarter point」以降、私はIcemanの事から立ち直るまでかなり時間がかかった。

ソロライブの直後から「もう大ちゃんとは……お別れだ……」ぐらいの絶望感で、しばらくぐるぐるとIcemanについて考えた。

そしてようやく、数年かかって覚悟を決める。

急にいなくなってしまった彼らに諦めるきっかけが掴めず、ズルズルとここまで過ごしてきてしまった。
だけど豊洲のライブで彼らを見て、私は確実に『終わり』を実感した。
もう何も思い残すことはなかった。

「諦める」は「明らかにする」という言葉から来ている。諦める為には、そのものとしっかり向き合い、自分の中で整理を付け認識して明らかにして初めて「諦める」事が出来るのだ。

Icemanの休止を急に告げられたあの日からずっと燻り続けていた想い。
終わりをずっと認められずにここまで来た。

もう、大丈夫。
ようやくあの時、彼らに言えなかった言葉が言える。


「ありがとう」と「さようなら」。


豊洲のIcemanのライブの後、大ちゃんはこう言った。
『あれは白昼夢。GHOSTなのだ』、と。
大ちゃんにとっての「GHOST」という言葉は決して「亡霊・幽霊」という意味ではない。accessのアルバム名「Rippin' GHOST」でも使われたこの言葉、それは『魂』を意味する。


この世に未練がある存在ではない。
それは純粋な『存在』としてあり続けるもの。

Icemanは私を縛る鎖ではなく、共に在り続ける『GHOST』になった。



そして、再び私と大ちゃんのことが動き出すのは、2018年以降──。


次回、最終回。沼落ち回です。