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Icemanにとらわれた、とあるDAクラスターの話④

Icemanの件で(勝手に)ショックを受け、少し距離を置いていた2017年から最終的な沼落ちまで。最終回です。

前回はこちら。


喉元過ぎれば、ナンダカンダ


2017年、部活の都道府県全制覇ツアーはquarter pointライブのMCで予告されてましたが、全く話を聞いておらず(魂ここに有らずでMCが完全に右から左)、完全にスルーです。
話聞くとめちゃくちゃ楽しそうだったんだけど…まぁ仕方ないよね。

そして時は過ぎ、豊洲ショック(勝手に命名)からちょうど2年。2018年10月の「Seq Virus 2018」表参道の一般販売のお知らせに気が付きます。

メールで名前を見れば久々なこともあり、すっかりショックも薄れ、「お、大ちゃん、部活やるのか〜。久しぶりに見たいな〜」と再燃しちゃう…。人間って単純。
そして一般販売の日をしっかりチェックし、販売開始直後に外出先からスマホでチャレンジするも…

玉砕。5分も経たずに。
嘘だろー?今まで一般販売で買ってたけど、そんな即行ソールドアウトなんてなかったじゃん?!

と、マジでビビル。


というのも、今まで一般で買ってたのは、部活でもツアーという形で回数も開催地も多く、参加がバラけていたり、ソロライブは席数がかなりあって割と余裕で買えていたんですねー。だから『あ…あれ、大ちゃん、結構人気あるんだ』って…、うん、ごめん、ビックリしたw

そして次の一般販売に気が付いたのは2019年夏前、「Seq Virus 2019」夏の陣の販売通知でした。
…2019年1月の「LIVE METAVERSE Cθda growth」は見逃しました。なんだかんだ、付かず離れずでも大きめのソロライブは逃した事なかったのになぁ!!悲しい!!
でもこれも仕方がない。そういう運命です。
※2018年8月のbiggining θ+はメールでの通知すら来てなかったので気づく余地もなかった


「Seq Virus 2019」横浜公演のチケットは楽々一般販売でゲット。ここは大型部活ツアーだった為、あっさりチケットを取る事が出来ました。

実に2015年以来、4年振りの部活!そりゃもう当日はウキウキ。やっぱりナンダカンダ、大ちゃんからは離れられないのです。




絡まる指 心奪われて


という事で、ここからは横浜公演のレポートとも呼べない思い出話を。
ちなみにこの時は今ほどの信仰心(言い方…w)もなく、豊洲ショックもあってライブ中はだいぶ冷静な視点です。…っていうかTwitterからの予備知識ゼロであの空間行ったんですよ?ハハ。


正直な所、横浜BAYSYSはとても小さくてビックリした。かつてはあんな大きな会場でやっていたものが…、っていうショックは…まぁあったよね。
今なら、2017年からこまごまと全国的に広く行く方針に転換したというのを知ってるけど、当時はそれも知らなかったから、4年でどうしちゃったの?という若干不安な気持ちは…素直に言うとあった。

んで、始まったら始まったで『どうしてこうなったwww』という、曲のカオスっぷりに驚く。
以前から2曲くらいをマッシュ(曲同士を混ぜること)することはあったけど、それはもうすでにマッシュされた状態で披露されてたわけでして。

その場で突発的に数曲混ぜていくなんて、わけわかんないんですけど?!
ぶっちゃけ聞いたその時の私には、音が合ってるのか(和音的に)分かりません。なんかもう『色々混ざっとる……』って感想しかない笑

ただ、KARMA FOREST(95年ソロアルバムの曲)が聞こえた瞬間はかなり震えた。わたしのぉぉーー、せいしゅん!!!!エレロマはカーマとアトランティックの2曲を永遠リピートしてた子です。
リアルではほんと10年以上は聞いてなかったんじゃなかろうか…。それでも一発でわかるくらい特徴的な『音』なんだよね。その音が聞こえた瞬間に『ふぁあああああ?!?!』って感動したの、めっちゃ覚えてる。

topology絡みのマッシュは横浜の時は鳴らし始めのタイミングを失敗したらしく、終わりのMCで自ら反省してました。大ちゃんから「タイミング間違えちゃったんだけどわかった〜?」って聞かれたけど、初聞きじゃわからんです。
結局、違和感を感じた要因がタイミングを間違ったからなのか、そもそもマッシュがカオスだったからなのかは、今でもよくわからない。

ステージドリンクでタピオカミルクティーが出てきて、大ちゃんが「今日、タピオカミルクティー飲んできた人ー?」って聞いてきて、2019年夏ってタピオカ大ブームの時で、新しい土地に行ったら必ず調べては新しいタピオカ屋に行くくらいハマっていた私。
それはもう元気よく『私、飲んできたーっ!』って、喜んで手を上げたら……、手あげてる人、全然少ないじゃないですか!やだーー!恥ずかしいっ!!
「え、全然タピオカ流行ってないじゃん…」と、若干納得のいかない口ぶりの大ちゃんが可愛かった~。

ステージの前の方に踏み台があったのかな、Olympusでその踏み台に乗って、指揮してたのも凄くよく覚えてます。(天井に頭ぶつかりそうなくらいの高さだった)
クラブなのにオケ調の曲だし、フロアのみんなが直立でじっと聞いてるのを後ろから見て『いやここ、クラブだろwww』とめちゃくちゃ心の中で突っ込んでました。
他のアーティストのライブは全く行かないので箱のこととか全然わからないんだけど、BAYSYSはとても音が聞きやすくてOlympus初聞きは感動したなぁ。
かつての虹組曲を思わせるオケ調の曲に『うわー、大ちゃんまだこういう曲も作れるんだ』っていう感動もあった。
まぁでも最終的に『いやここ、クラブだろ?』ってツッコむんだけど。

「浅倉大介作業中」と書かれたカラーコーン登場、なんてのもありました。
何事かと思うよね。だって曲かかってるのに本人いなくなるし、なんか本人いた位置にカラーコーン出てくるし!
普通のライブなら着替えとか休憩とかならわかるけど、少なくとも以前の部活ではそういうのなかったし、本人いないのになんでフロア盛り上がってるの、って相当な謎空間w
ちなみにそれがおトイレタイムだというのを知るのは後日…w

そんな感じで、(色々カオスだったけど)久しぶりの部活、やっぱいいねぇって楽しんでたんだけど、……気になります、ステージドリンク。もちろん遠目でも小さい箱故、それがお酒だということはわかります。
とにかく飲むペースが速い。…ビビるくらいに速い。ジュースみたいにグビグビ~~って飲んでは横にポイッてしてて「えぇ?!」ってなったわけですよ。
確かにかつてのZepp部活時代から飲んでいたのは知ってる。…が、それでも精々、本番中には計2本くらいだったような…。もしかしたら私は立ち位置が常に後ろの方だったので大きい箱の時は気づかなかっただけなのかもしれないけど、それにしたって今回は確実に飲むペースが速い。
大ちゃんがあんなに飲む人…てか、飲める人だと思わなくて、ビックリ…。何だよ、このフリーダム空間。
そしてガンガンに飲んでるのに平然とステージが成立してることに、なんかオカシイ…今までの部活と全然違うぞ、…というのをヒシヒシ感じ始めるのである。

最後の曲が終わって、あぁ楽しかった…終わっちゃったな、ってちょっと淋しいセンチメンタルな気分になるわけじゃないですか。

……まさか、そこからが本番だとは思いませんでした!

ま〜〜〜、そこから話が長い!
ライブ後のアフタートーク喋り始めからはっきりとわかる酔っ払いっぷり。今までカッコよく音楽キメてた人とは到底思えない程の豹変っぷり😂

ディズニーシーに新しく出来たソアリン(ちょうどソアリン開業してすぐだった)の話題を自らし始めたものの、カメリア・ファルコの名前が思い出せず、何だっけ〜!何だっけ〜?!ねぇ?って永遠と一人で悩んでたり、その後スタッフが調べて大ちゃんに教えて「そっれーーっ!」ってなってたり、それはもう滔々とソアリンのことを熱く語ったり。

挙句の果てに「ここにソファがあったら僕寝てるわ~」と言い出す始末。


…完全に酔っ払いじゃねーか( ゚д゚)ポカーン


「くだを巻く」っていうのは、正にこの状態だな…と思うほどのグダグダっぷりwww
なかなか終わらないトークに、たまにチラチラ後ろからスタッフが顔を出してプレッシャーかけているのに、全く気付かずマイペースに話を続ける大ちゃんが面白過ぎる。
あまりにも長すぎる話にさすがにそろそろ…と思ったのか、フロアから「後ろ後ろ」と指差してお開きの流れだったと思う。

いやもう、この終演後のMCで私の中の大ちゃん像が物凄い勢いでガラガラと崩れ去りましたよ。
その時まで何度もライブも部活も参加してきたけど、私、実はMCって全然覚えてなくて。元々リアルの生活でも人の話を全然覚えない性質なんですよ。一応聞いてるし、その場ではウンウンって反応してるんだけど、会場一歩出たらもう忘れる、って感じ。

でもこの「くだを巻いて」語る浅倉大介が、今まで知っていた舞台上でのクールでかっこいい浅倉大介とあまりにもかけ離れ過ぎてて、「大ちゃんってこんな面白い人だったんだ」と強烈な印象を残したわけです。

そして、トドメを刺すアレがやってくる。
…そう、ハイタッチ会。


列に並びながら見る久しぶりの間近な大ちゃんに、すごーーーーくぶっちゃけると、やっぱ年は取ったなぁ…とは思った。まぁそりゃそうだ。もう50を超えたわけで。私の記憶の2016年から比べればそりゃ、ね?
2016年のハイタッチの時の感想でも書いたけど、近くで見ると意外と背丈あるんだな、とか、上半身の骨格とか筋肉とかが「男だわ…」というのは、まぁ再び思ったんだけど。
出番が近づいて更に近くで見て、薄暗い中でもわかるお酒で顔が赤らんだ大ちゃんに不覚にもドキッとして『50を超えたおじさんに何トキメいちゃってるの、私』と、めちゃくちゃ動揺した。
ちなみに緊張のあまり、前の人がどんなハイタッチだったかも見てない。っていうかこんな近くで大ちゃんを見れるチャンスなんてそうそう無いって思って、ご本人のみをガン見していたわけです。

そして出番になって超絶に緊張してたので、もう取り敢えず深深と一礼して「ありがとうございました」とだけ言うのが精一杯。


そして、ハイタッチ〜〜と、右手を差し出すと。


ちょっと半開きだった私の指と指の間に、大ちゃんの指がスッと絡んでキュッと握られ、ほんわかとした笑顔で「ありがと~~」(若干、酔いで口が回りきっていない)と言われまして。


……


…………


いや、…ああん????ふぁああ…???
え、いや、なに、これ???
わたし、いま、なにされました???

ゆび、からま………って???!???!


ぁぁぁぁぁーーーー…??!!?!、!



マジでなんかもうパーーーッン、って頭ん中、色々弾ける音した。


もちろんその場に留まるわけには行かないので、一瞬の濃厚接触に激しく動揺しつつ、私は会場を後に。

駅まで歩きながらずっと手を見てた。電車に乗って椅子に座っても、じっと手を見てた。
絡まった指の感触、キュッと握られた感触を思い出しては、これは現実か…?と、夢見心地のふわふわ幸せ気分。久しぶりにこんな長時間(待ち時間も含めると計5時間超え)立っていたはずなのに、足の疲れも全く感じない程、心も体もふわふわと浮足立ってた。

(※ちなみにこの部活の後に別件でレストランの下見があった為、更なる歩数を歩いたにも関わらず全く疲れを感じなかったほど、なんかめちゃくちゃ体がハイになっていた…)



大ちゃんは私にとって、いつも大きな会場で輝いていた遠い存在だった。
あまりにも遠い存在でそもそも同じ次元に生きているという認識すらなかったように思う。でも芸能人ってそういうものだよね。正に雲の上の存在。
なのに、自分と同じ生きている「人」なんだということを、ベチーーンッといきなり頬に叩きつけられて、私は未だかつて無い程の激情に揺さぶられた。
…こんな気持ちを表現出来る言葉は、アレしかない。アレだよ、アレ!

ほのかなゆるファンをやってきて20年超え。よもやまさか。
……まさかの今更……



恋に落ちた。




沼っしぐら


今更、何を言うのか、という告白をするのだけど。

実は私、この時まで浅倉大介の容姿と人柄にまっっっったく興味がなかったのです。…………すいません…ほんと、すいません……w

こんな複数のnoteに渡って「大ちゃん好き」を語っておいて!!凄い今更!!


言い訳をさせて。


私はそもそも人の容姿にまるで興味がない。うわー。
世の中にアイドルや俳優、かっこいいと言われる人はたくさんいるけど、ほんとに興味がない。可愛い女の子も同じく。もう、ほんとみんなへのへのもへじにしか見えない。
まぁいわゆる完全な生粋の2次元オタクなんですけど、2次元作品にハマるのってその作品にはハマるけど、その作者にまではそうそうハマらないじゃないですか…?
私にとって「浅倉大介」ってのは、そういう「作者」という観点でしか見てなかったんですよ。

accessの最初だってCDを聞いただけでハマったし。ジャケットを見ても二人ともキレイな顔をしてるな~、とは思ったけど、写真や映像を見て「キャ~っ!」とはならず、音楽の「ここ、カッコいい~~~!」とかイラストとかの方を好んでいたように思う。(ぶっちゃけ始まりも某コ○ケだしな…)

Icemanの最初だってCD。見た目的には黒田くんが好きだったけど、顔…ってより、歌声とかバク転とかのパフォーマンスに惚れ込んでた。まぁIcemanは本当に曲調に惚れ込んでた。

大ちゃんソロも「キーボードを弾く男の人、かっこいいなぁ」くらいの感覚でしか見ておらず、ライブにおいては音楽と演出が全て。

だから、実は言うと……私は映像作品をあまり買っていなかったし、コレクション的に買っていたとしてもほとんど見てなかった。
だから、大ちゃんのFCにも入っていなかった。

本当にもう「浅倉大介」という人柄を調べる、という発想に至らなかったんですよね。


そんな感じで20年以上、容姿や人柄という外的要素を一切排除して、私は「浅倉大介」を音楽で全て判断してきたわけです。

それがここに来て、長らく音楽のみで好きという気持ちを維持し続けてきた人が、予想を遥かに超える魅力的な人柄を伴っていると知ったら。


沼らない訳がないのである。


20年以上の「好き」という高い位置エネルギーを持っていた分、とんでもない深さの「沼」にそれはもう物凄い加速度で私は真っ逆さまに落ちていったのである。
ほんとエベレストの頂上から、マリアナ海溝の深さまで、どっぼーーーん。




Fall in YOU !!


出戻りあるある

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真っ先に最新ベスト買いがち


自宅に眠っていた開けて数回しか聞いていなかったaccess再開後からのアルバムを引っ張り出してきて聞く。
神曲だらけやん。

何十年にも及ぶIcemanの呪縛から解き放たれた私は、財布の紐も解き放たれ「CD4枚分の曲入って4500円とか激安じゃん」と何の躊躇もなく最新のaccessベスト盤を購入。
あれ?何で私、accessハマらなかった?という程、どストライク曲満載。

とにかく探しまくった動画の中で「浅倉大介大全集」のエピソード紹介(ヤマハからスカウトの話)が気になり過ぎて、中古で本を購入。
そのとんでもないエピソードの数々に完全に人柄にハマり、そこからはもう気がついたら泥沼。

横浜公演終わって1週間も経たないうちにFCに入ってた。ちょっと待てば8月からになったのに。払い終わってから気がついたけど、もはやそんな事はどうでもいいや、って思ったくらい、とにかく早く大ちゃんにお布施したくて仕方がなかった。

いつ買ったか覚えてないけど結構即行で「Seq Virus 2019」ラストの代官山公演を一般で買い、ニコニコチャンネルにも即入会、後ほどきたFCの先行販売で「access TOUR 2019 sync parade」中野公演を購入。

その後、基本的に1ツアーにつき1回でいいや、という人間だったけど、周年記念日も見たくなりお譲りで舞浜公演を追加。厚木公演の一般が売り切れていなかったので追加。
ここまでものの1〜2ヶ月あまり。いつもグダグダで行動が遅い私が、人生一番の行動力を起こした時期だった。

オタク完全体への第一歩である。


2019年9月「Seq Virus 2019」代官山は、またあのgdgdトーク(と、あわよくば指絡めハイタッチ)を楽しみにしていたのだけど、残念ながら台風の接近により短縮気味の公演に。
それでも最後のハイタッチ会をやってくれたので嬉しかった。

大ちゃんはハイタッチの時、とても目を見てくれる。ちゃんと一人一人しっかり見つめて「ありがとう」って言ってくれる。私という個が認識されている事がマジで尊過ぎる…。
まだ言葉を交わすなんて慣れてないから、今度は「今日は楽しかったです!」とだけ何とか言えた。それに対しては「ありがとう」という言葉のみだったんだけど、タッチして通り過ぎた後に大ちゃんが「あっ」って声を上げた。なんだろうと思って振り返ると、言い忘れた!って感じで「気をつけて帰ってね」とニコニコ手を振りながら言われまして。

ガチでキュン死するかと思った。何その完全な心掌握術。もう完全に君に胸キュン。

そして大ちゃんが見えなくなるくらい階段を登った後に、Twitterで得た情報からハイタッチした手の匂いを嗅いだ。…これが噂のアンバーバニラの香りか……(死)
階段を登る他の人もみんな手の平をクンクンしていた。なんだこの変態ばかりのファンは。




アククラバースデー


そして、とうとう2019年10月「access TOUR 2019 sync parade」初日、厚木公演を迎える。
実にオペコネから8年振り、久しぶりの生access!

前回の代官山に引き続き不運にもまた台風と重なり、前日に会場近くの川が氾濫。一時はどうなるかと心配だったけど、無事開催。あの時は前日からヒヤヒヤしたもんです…。

私が一般で買った時は販売開始からだいぶ経っていたし、2階席だったのであまり期待していなかったんだけど、厚木市文化会館の2階席横はかなり前方にせり出していて実質1階席10列目並の見え方。おまけに高い所から見下ろす為、凄くステージが見やすい。
しかも花道に来たらかなり近い。
思いがけない良席にテンション爆上がり。

覚えてます?ここのnoteの第2回に話したライブ中に冷静になっちゃう自分、ってヤツ。
あんなもんはね、気持ちの持ち用一つで如何様にもなるんですよ。

オープニングSEで全ての理性がぶっ飛んだ(早い)

…だって……、だって?!?!
sync paradeのオープニング覚えてる?!(見たことある人限定の話)

ブリッブリの大ちゃんらしい超シンセシンセしてるぶっとい音色が奏でるインパクト大のイントロに、『わーっ、大ちゃんの音!ライブが始まるんだ…っ!』って否が応でも高ぶる期待。
そこでガラッと変わって、ライブコンセプトの『パレード』にちなんだ最初のシンセ音とは全然違う方向性のファンファーレな音&メロディ!!天才か?!?!
そして入る、お馴染みのWinter Ring Affairの『キーーン』な音と共に登場する二人!!!!いっっっっやぁぁぁぁあーーーーー!!(叫

思い出すだけでアガる。私、書いてるだけであの時の事、思い出してテンション爆上がりする。

そりゃあもう、あの時はアイドルが出てきた時並に絶叫した。ぴょんぴょん跳ねた。もう「ひゃあああああ!!」って言ってた。(両隣いなかったんだけど、周りの人いたらごめんな、多分最初はめちゃくちゃうるさい子だったよ、わたし…)
曲始まったら全力で夢中になってWRAのサビを手振りした。
あの猛烈なテンションは久しぶりにaccessを見たあの時にしか味わえない感覚だったなぁ、と思う。(さすがに今はそこまでは…なれないな…)

私の方の花道には2回大ちゃんが来てくれて(残念ながらヒロは来なかった…ションモリ)、ガチで目が合って煽られて、もうね、もうね……、なんも言えねぇ……(吐血

部活の時のゆるゆる〜な大ちゃんとは違う、これがアーティストの本気だ、って言うのを見せつけられた。後半の衣装では上のシャツのボタンをほとんど外してチラチラ見える胸元。ダダ漏れる色気。
部活のほわわん〜とした酔っp…どこ行った?!ってくらいの別人っぷり。

全女子大好き、Theギャップ萌え。

もう立派に落ちてたけど、更なるトドメを刺された。


後ね、私、ヒロの歌声にも本〜〜〜〜〜当にビックリした。
当たり前だと思われるかもだけど凄く大事な音を外さないって事(私が見たオペコネの時は割と音がフラットしてることが多かったので…)、しっかりとした発声、綺麗に伸びるハイトーン、最後まで息切れしない持続力。
何もかも、昔オペコネで見たあの時よりもとてもとても上手くなっていた。凄く彼が頑張ってきたんだな、ってことがヒシヒシと伝わってきて本当に感動したよ…。
ライブ来る前にいくつか動画も見てたし、上手くなってるなぁという認識はあったけど、生で聞いて凄く驚いたし、見た目もむしろイケメン度爆上がりしてんじゃん?!

これがアラフィフユニットか?!信じられーーーーんっっ!!

テンション爆上がりしてリミッターが外れた私は、体の限界を超えて腕振り・ジャンプしていたらしく、次の日からそれはもうひどい全身筋肉痛になって、別の意味で泣いた。

ちなみにオープニングと、途中で花道に来た大ちゃんくらいしか確かな記憶はない。あまりにも楽しすぎてテンション爆上がりすぎて、本当に何も覚えていない。
でも『凄く楽しかった』という記憶は残っている。2人の姿をはっきり思い出せはしないけど、これはこれでいいと思える。
色々忘れちゃったけど、忘れられない思い出だから。


この日、何年もの時を超えて、大ちゃんをずっと好きでありながら複雑な(身勝手な)心境で認めてこれなかったaccessを、ようやく心から好きになった。好きになれた。

ここまで、とてもとても長い遠回りをしてきた。

でも今なら言える。この遠回りをしなければ、今の私はいない。
この過程は全て大事な事だった。

自分をいいファンだなんて思わない。
今まで認められなくてごめんなさい、って気持ちもいっぱいある。

だけど今からだって遅くない。
だってaccessはまだまだ元気だから。
今の彼らを全力で応援すればいい。


シンパレ初日の厚木公演。

この日は私のアククラバースデー。




私のquarter point


ということで、長々と語ってきましたがいかがだったでしょうか。
初回を書いた時からだいぶ日が経ち、その間に私もずいぶん色々と文を書くようになったので、口調とか変わりすぎててちょっと読み返すと可笑しいんですが…w
沼落ちしてからも色々思い出はありますが、一応副タイトルがaccessを好きになるまでの一連という意味合いなので、一旦区切りをつけたいと思います。
また機会があれば、そこからの思い出話もしたいです。

書き始めた去年2020年の夏から冬頃が、ちょうど私が大ちゃんと出会って25年。
この25年という一つの区切りに、こうやって思い出をまとめられた事はいい思い出になりましたし、一つのシリーズとしてそこそこの文章量をまとめあげられたのもいい勉強になりました。
拙い文章ではありましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

多分、これからもほそぼそと好きな事を書いていくつもりなので、たまーーに思い出して読んでいただければ幸いです!(笑)