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浅倉大介ソロシリーズ「Sequence Virus」のBPMをグラフ化してみた②



浅倉大介ソロシリーズの一つ、クラブアレンジCD「Sequence Virus」をBPMという観点から語るnote第2弾。

愛が溢れすぎて「Sequence Virus2015」だけでnote1つ埋まりました
/(^o^)\

相変わらず勝手な妄想・偏った知識全開の語りです。はいっっ、どうぞ!!



前回はこちら↓


「Sequence Virus」2期(勝手に命名)は2009年から6年の時を経て再開。

再開した2015からはaccess楽曲が入ったり、Icemanも黒田くんボーカルが入ったりと大幅にリニューアルされまして、初めて聞いた時は本当にビックリしたもんです。

他、1期と違う点はSequence Virus用に大幅な新アレンジをすることがほぼ無くなり、既存曲の音をマッシュ(曲を混ぜ合わせること)したり、その場でリズムや音を足して作る事が多くなった所。
…これ、新アレンジがないからって事前準備が手抜きって話じゃーないですからね?!(知ってるとは思いますけど)

メインで鳴ってる所は既存の部分が多いけど、原曲で鳴ってない音が足されてたり、思わぬ形で原曲の音が使われていたりと、その場の思い付きで追加するにしても、その為の膨大な音のパーツを準備しておくという手間がかかっているわけです。
恐ろしい程にリアルタイムでのアレンジ力を手に入れた(機材の力もあるけど)浅倉大介が、(多分ほぼ)ライブで奏でたそのまんまな音が収録されてるこのアレンジCD。
歌モノじゃないのでフルデジタルで録音したライブ音源を、再編集してCDにするなんてこんな一風変わった事やられてるアーティスト、他にいるんでしょうか。(これはただ単に私の知識不足かもしれません)

話が逸れてしまいましたが、原曲に近いマッシュされたアレンジだけど、よくよく聞くとただ混ぜただけとは違う…なんかぜつみょ〜〜〜な技が光るアレンジ形態が2期の一つ特徴ではないかと思います。
細かーーく細かーーく聞いて色々発見するのも面白い。別にそんなこだわってきかなくても1時間ノンストップで聞くのも楽しい。

原曲に近い感じのものが多い為、BPMの違いによる感じ方などの比較が出来たんですが、改めてBPMって大事なんだな、というのがよくわかります。
BPMがたった5違うだけで、曲に対しての高揚感とか印象って変わります。
本人の作曲の入り口として『速さ』から入ることもあるくらい、このBPMも曲の大事な要素の1つなんですね。

そんなことを思いながら、細かくBPMの変化を解析してみたいと思います。(やっと本編か)


Sequence Virus 2015

初めて「topology」冒頭の音を聞いた時、「あぁ…、Sequence Virusが帰ってきたぁ」と涙目になりました。すっかりこのJD-Xiの音はDA定番の音になってしまった…w(ほぼ近い音がJD-Xiのプリセットにあるので、試奏するとマジでニヤニヤしてしまう)

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BPMグラフ的には、整いつつも一山二山ありといった感じで、実に「ライブ」っぽい構成だなーといった印象。


YA・TI・MA→march hareはちょっとの減速なんですけど、EDMを凝り倒したと発言していたmarch hareのBPMへのこだわり故、そこはスピードを落としたかったのかな?(原曲よりは微妙に早い)

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そして最初の速度アップはmarch hare→Danteroidで、なんとBPM132→180へと結構な速度差を加速していきます。完全に前半戦の山場です。イントロでわかりやすく上げていくので、気分上がるぅ~~~。

DanteroidからGRID JUSTICEへの繋ぎがたまらなく好きです。個人的にSequence Virusマイベスト・オブ・繋ぎトップ5に入る。
繋ぎ直前に入る「タンタン、タタタタ」というDanteroidのリズムがグリジャスに合うの凄いなーと思ったんだけど、よくよく考えるとグリジャスのボーカルの入りが同じリズムだったので、合うのも納得。
この2015グリジャスは原曲よりBPMが10速く、もうこのBPMと「ピュンピュン、ピュピュピュピュ…」(JD-Xiの音)がないと物足りない。原曲のBPM170も充分速いはずなんだけどな~。慣れって恐ろしい。

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IZASUSUMEが割と高速だったのかと改めて知りつつ、そのBPM180から160に落とすのは3x10^8 LUCKSイントロ。結構なテンポダウンなんだけど、ブレイクで一気に落とすので割と気が付かない(私だけかな)
3x10^8 LUCKSは原曲BPMへきっちり戻します。この曲はこのBPMが大事らしく、2期すべてほぼ原曲BPMです。
速度的には落ち着かせてるはずなのに、この曲だと全然落ち着いた気がしないんだけどね?むしろ盛り上がってる的な。

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そこから160で続き、次のBPM変化点はWild Butterfly→GATE Ⅰ。GATE Ⅰのイントロが入ってきた所でノイズエフェクトが入り、そこで速度アップ。
BPMを上げるついでに、野蝶アウトロのコードから、GATE Ⅰイントロのコードに半音上げながら繋いでるのは、個人的になるほどと思った所。回転数上げたら音が高くなる感覚も含めて、より自然な速度アップ感を演出しつつコードチェンジも兼ねるわけです。

その後、Vertical Innocence→Puppet Masterで2015中、最も速いBPM190へ。パペマスのイントロが入ってきた辺りに入るノイズエフェクトの裏で変わってます。

パペマスラストのBPM超高速化は部活初期からある公演ラストお約束の流れだった気がするんだけど、ちょっと記憶が曖昧。現場でこんな高速化されたらどの辺でジャンプを諦めるか迷いそうな感じではある。半端なとこでやめると怒られるんでしょ?ドSや。


BPMの話はここまで。
後、各曲の言いたいところ、語ります。


topologyのイントロの最初、正確に拍数えられます?私はめちゃくちゃ死ぬ程意識を集中してようやく出来るようになりました(どうでもいいことに時間使ってるな)気を抜くとすぐ出来なくなります。リズム感ないんかな?
なんでこんなことになるかと言うと、topologyの歌唱部は半拍早い、シンコペーションのメロディなので、拍のカウントは2音目から開始しないとズレます。
半拍ズレてカウントしてると、「清らかに 飲み込んで」で頭が修正されて、「topology〜 topology〜」にすっきり突入。
…いやぁ、これ狙ってやってたらほんと完敗。見事にこの罠ハマります。

半拍ズレのトラップは度々仕掛けていて、本人談で意図的にやったと知ってるのは、ソロ2nd「D-Trick」のFunny SpotとIceman「Strike Back of PSYCO」。
カウント合わなくて、んあぁっ!!って気持ちになるんだけど、自著に書いてあった感じで「ビックリしたでしょ?」ってのを、本人がニコニコしながら言ってるのかと思ったら……、もう「うん(^p^)」としか言えません。

最近リズムも勉強したので、アツいなぁと思ったのがGATE Ⅰのアウトロ。
GATE Ⅰサビのリズムが『ジャングル』で、最後に切り替わるバーティカのリズムが『ドラムンベース』って言います。
このドラムンベースはジャングルから派生したジャンルなんですよね(諸説あるようですが)
新旧同じルーツのリズムが、一つの楽曲でクロスオーバーするのが胸アツです。
というかWild ButterflyからGATE Ⅰも『ジャングル』繋ぎしてて(ここでの野蝶はre-syncのDigital Agehaなので、リズムはジャングルではないんですが)、とにかくニヤニヤしちゃう。

最後にVertical Innocenceの間奏について。
この曲のこの間奏は、浅倉大介にとって「Sequence Virus」シリーズがどういうものかというのを、最も色濃く表してる部分なんじゃないかなって、思います。
ここまで過剰に音を弄るのって、割と賛否両論あると思うんですよね…。この間奏の所ではないですが、ほとんど歌詞もわからないくらい弄ってる所もありますし。
でも1ファンとしてこの部分を聞くと……、凄くすごーーくこの間奏部は、それはもう楽しそうにライブでツマミプレイしてる御本人様が目に浮かぶんですよ。聞いてるだけでライブで楽しくなっちゃってる大ちゃんをありありと感じられる。

…ぶっちゃけ、このシリーズはそれでいいんじゃないかなって思うのです。高尚な音楽性を求めるもんじゃない。私の勝手な思い込みかもしれないけど。

だから名盤か?と聞かれるとちょっと違うなってなるんだけど、徹頭徹尾神経を研ぎ澄ませて作られたコンセプトアルバムとは違う、肩の力を抜いて遊びまくった一面が見える「Sequence Virus」を、私は愛してやまないのであります。


なんか物凄く〆っぼく語ってるけど、これまだ2015だから(笑)多分、残り二つも私のお気持ちは止まらないと思います。
(だって!好きなんだもん!!)

書いてる本人がただただ楽しい自己満足な書き物ですが、楽しみにしている人がいれば…、また次回!