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「クオリティ真紀子と青春の終わり」

私は、いつも思う事があるの。


それはね、神様なんていないって事。


だってそうでしょ?


いるとするなら、この世の中は、もっと上手くいってるでしょ?


でもね、人それぞれに、小さな神様が身近にいるんだと思う。漠然とした神様じゃなくて、自分の周りに、気づけば存在しているのよ。


そして、それは、誰かひとりでもないの。


もしかすると、自分に関わってくれている全ての人達かも知れないの。


だって、そうでしょ?


自分の存在なんて、周りの人達がいなければ確認出来ないんだもの。自分のストーリーをどんどん加速させてくれるのは、その周りの小さな神様達のおかげよ。

あの街のレストランで、私は、たくさんの人達に感謝したわ。たくさんの小さな神様達に。


だって、サマーと、また再会出来たんだから。

久しぶりに会ったサマーは、どこか違ってた。


なんて言うか。

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