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第4話「絆創膏」

ただ大きいだけで。

ただ、少しみんなと違うだけで。

何故か、それだけの事で、男の子達から珍しがられたり、心の無い言葉を放り投げられたりしている女の子がいた。


気になるけど、気にならない。

そう言う事を目の当たりにすると、いつもそんな気分だった。


僕は、小学4年生になっていて、すぐにキレる奴と言うカテゴリーに分類されていた。

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