小生おじさん初投稿「ゲイと女の5点ラジオ」への想いしたためる

先ず、何から語らうか。
いざ、画面に向かうと言葉がなかなか出てこないものである。
今日こそは書こう。と思い立ちスマホを握るも、こんな小生の四方山話、誰が読みたかろう。と、いつも心の中で、もう一人の小生が語りかけるのである。ただ画面とにらめっこを決め込むだけ。という日が何度あったことか。

「最近こんなのあるらしいよ」と娘に薦められ、なんの気なしに作ってみたnoteのアカウントであったが、そんな具合で記事を全く書かぬまま気づけば2年の月日が流れていた。

しかし一念発起し、この度とうとう初投稿とやらをしてみることにした。
なぜならそんな小生の背中を押してくれた御二方が現れたからだ。
それはこれまた娘に薦められてから毎週楽しみに聴いているポットキャスト、『ゲイと女の5点ラジオ』パーソナリティのしょうちゃんとヴァジャさんである。

2年間ほどサイレントリスナーとして過ごしてきた小生であったが、その御二方がそんな小生のような者にも出る幕を与えてくださるとは、やはり流石の一言に尽きるのである。

「5点の私たちですがご容赦ください」と御二方の口上から始まるのが番組のお決まりなのだが、私はずっと聴いて来てそうは思えない気持ちになるのである。

御二方を語るとき、霊感商法や自己啓発セミナーのことは真っ先に取り上げねばならないのだが、そのトンネルから抜けた御二方が見ている景色はトンネルに入る前の景色とさほど変わらないのかもしれないが、その暗いトンネルを経たことで、景色の見え方が変わり、御二方が出会い、ポットキャストを始めたことで次々と新しい道が開かれて行く様は番組を聴いていて実に痛快なのである。

私は毎回リスナー方の様々なお悩みに回答していく御二方の感性に感心していた。そして「底辺の仕事ランキング」への見解について述べていた回を聴いた時、確信を持ったのである。

御二方は「5点をちゃんと採れる人」たちなのではないか。本来100点満点の人などおらず、最高でも95点で、その人たちでも落としてしまう5点をちゃんと採っているのがしょうちゃんとヴァジャさん。という事なのではないかと確信したのである。

そしてその5点はとても貴重なものなのだ。ヴァジャさんといえば「いけすかない女」への見解も秀逸である。それだけでなく、声でそれを発して伝えるセンスも絶妙で、しょうちゃんのセンスが相乗効果となって発信される様が実に素晴らしい。恐らくそこも誰も採れない5点に含まれるのである。

一般のセンスでは、どんなに滑舌良く元気に「いけすかない女」を語ったところで「いけすかない女」と同レベルにしか聞こえないから不思議だ。

そして最後に一つ小生が願って止まないことがある。

今後5点フレンズのイベントでは決して「悪口」や「いけすかなさ」を発表する集まりを催さないで欲しいということ。小生はその感情で人がワイワイあつまったときのエネルギーが怖いのである。「良いもの」のように酔いしれたり居直ったり、結果その感情を「集団で」曝け出すことが気持ち良くなってしまうのが心配なのだ。吐き出すことも大事だが、集団では危険である。集まった全員がしょうちゃんとヴァジャさんのセンスではないのだ。しかも、その感情を扱うセンスが違うのに、「5点フレンズ」の名を語り、危ういセンスの影響力で「いけすかない女」たちが気づき、息苦しくなってしまえば「秘密結社」のようにもいかなくなるであろう。

したがって小生は、これからもしょうちゃんとヴァジャさんのご活躍に目を細め、「この人たちはずっと前から知ってるよ」とマウントをとる程度のことに、ひとり酔い続けたいと思っている。

そんな小生の記念すべき初投稿、
ご高覧いただき誠に感謝申し上げます。







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