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ポジティブにチャレンジし続ける、Sun* ベトナム デザイナーの取り組み

Sun* ベトナムでは開発エンジニア以外にも、UIUXデザイナーをはじめ、グラフィックデザイナー、コピーライター、通訳・翻訳業務を務めるコミュニケーター、そして彼らを取りまとめチームを支えるリーダーなど、数多くのメンバーが互いに日々各分野で自身のスキルを発揮、活躍しています。
今回はSun* ベトナムのデザイナーの間でこれまでに行われてきた取り組みや、その様子についてご紹介します。

ベトナムではどんなことに取り組んでいるのか?

Lightning Talk
テーマに応じて自分で学習したことやその成果などを発表するLightning Talkは(筆者の不確かな記憶では)2019年から開始した取り組みで、メンバーの間では「Tea Talk」の名で浸透しています。

これからメンバー間で強化していきたいことや関心が高いこと、マインドセットの醸成を軸にテーマが決められ、毎回3名ほど事前に選出された発表者が一人あたり約5分ほどテーマに沿ったプレゼンテーションを行います。

各プレゼンテーションは、ひとつの共通したテーマでもそれぞれのアプローチや視点があって大変興味深く、これまで自分ではあまり意識していなかったことの発見につながったり、仲間に加わったばかりの新メンバーも発表者として選出されるので、その人となりを知る上でも一役買っています。

しかし実は取り組みを開始した当初から順風満帆に現在まで継続できてきたわけではありませんでした。
過去には継続が危ぶまれる時期もありましたが、それでも運営と企画に携わるメンバーの尽力によって、今ではチーム全体に根付き、大切な文化となっています。

ゲームのUser Experienceをテーマにしたときの様子
ニュースをテーマにしたときの様子

セミナー・勉強会
経験豊富なデザイナーがスピーカーとなって実践に役立つ知識やノウハウの定着を目的に行っているセミナー形式の勉強会。これも欠かせない取り組みのひとつです。

講義セッションでは事前に用意したスライドやホワイトボードを用いて、より実践的で具体性のある説明が展開され、誰もが真剣に耳を傾けます。
講義セッション以外にも数グループに分かれてディスカッションを行う時間や、ミニゲームが用意されるなどの趣向が凝らされ、おちおちボンヤリなどしていられません。

このような勉強会は自身のスキルアップのベースとなることはもとより、教科書やインターネットの記事には書いていない貴重な知見が対話や体験を通して得られるため、若手のデザイナーからは「もっと開催して欲しい」「自分も経験を積んで、いつかスピーカーとして立てるようになりたい」という声も見受けられるくらい価値のある取り組みとして受け入れられています。

オープニング・セッションの様子
ブレインストーミングについて講義中

作品のレビュー会
日常のプロジェクト業務とは別に、各自でデザインした制作物を共有して行われるレビュー会は、グループやチームの定例ミーティングの枠に組み込まれて実施しているケースが多い取り組みです。

作品は仕事の合間や帰宅後、休日の少ないスキマ時間を見つけて制作され、実際のプロジェクトで活かせるような表現方法や、自分ではあまり好まない作風に敢えてチャレンジしてみたり、自身の次へのステップアップを狙ってみたりと、それぞれ思い思いに力のこもった作品が揃います。

率直で忌憚ない意見が出し合えるレビュー会が成り立っているのは、ひとえにメンバーたちを支え引っ張ってきたリーダーの存在と、日々培われてきたメンバー同士の信頼関係が築けているからに他なりません。
頼れるチームメンバーとの良好な関係性があってこそ、一つ一つの積み重ねが活き、実際の業務で大きな成果につながるのだと感じます。

本番さながらと思わせる作品

デザインに懸ける熱き思いはこれからも続く

普段は一見して大人しく控えめなタイプが多いメンバーのみなさんですが、
現地で仕事を共にしていると、デザイン懸けるひたむきさや熱い気持ちが伝わってきて、彼らを形容するのに「大人しい」とか「控えめ」という言葉はまったく相応しくありません。
今後も新たにいくつか構想を企画している取り組みがあると聞きます。
真面目で、ポジティブで、チャレンジすることが好きで、探究心旺盛な彼らのことですから、これからも持ち前の明るさと自由な発想で、仲間と一緒に楽しくチャレンジし続けていくことと思います。

một hai ba わっしょい!ヾ(^▽^)ノ

おわりに

今はなかなかベトナムへ赴くことが以前に比べむずかしい状況にあるので、これを読まれているみなさまに少しでもベトナムの様子がお伝えできたらと思い、拙い文章ではありますが記事にしてみました。
またこれからもご紹介できるトピックを見つけて投稿したいと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。