砂子塾生 拓海・コッチーの成長!
スーパー耐久 Rd.5 オートポリス5h
金曜日の拓海のクラッシュ。
焦り。「タイムを出さねば」この「タイム」「タイム」の焦りがよからぬ結果を産んでしまった。
SUGO、岡山、もてぎ3戦を消化し、レースはともあれここ一発のタイムがもう少し欲しい。そんな4戦目で事態は起きた。
木曜日から#21はセットも決まり、いいムード。NEWタイヤのアタック2Lap目・・・。
メカ達の懸命な作業で修復。
彼らの仕事ぶりにはただただ脱帽だ。
予選は二人とも上出来。
拓海、コッチーともに「絶対あってはならない」プレッシャーの予選。
予選を終え、二人を久しぶりに誉めた。
決勝
拓海スタート。荒くん前に行かせてあげて。の通りに#20を前に
しかし、TCRに阻まれる#20に離れるどころか、ぐいぐい食らえ着く。
その後も最終スティントも#20#21全ドライバーの中でファステスト&
アベレージもトップ。
申し分ないレースラップだった。メカ達は言った。
「ホント直したかいがありました!!!いい走りでした!」
サードスティントはオレVSコッチーだった。
1~2Lap早く#21はルーティーンでコッチーに交代
オレがコースへ出ると、ストレート1本くらい前に#21が前に。
僅か数ラップですぐにテールtoノーズへ。
このピットアウト後の数ラップはコッチーの課題だ。
#21をパスしミラーをみながら走る。
以前だったら、すぐに離れていくのだが、今回は違った。
ミラー越しに気迫を感じる。
「何が何でもついていく!」
そんなヘルメット内のつぶやき、いや叫びが聞こえる。
「おし!!!ついてこいや!!!」
テールスライドをねじ伏せ、貪欲にラップ遅れのマシンに
アピールする。
「いかせてくれ!」
約1時間。リアル砂子塾開校。
どのポジションでパスをアピールするのか、はてまたGT3に
どのように
「ここは待って。」
意思表示するのか・・・。
1時間を過ぎ、コッチーが離れていく。
しかし、今回は上出来。諦めない姿勢と気持ちが伝わった。
レース後も2人を誉めた。
「よかったで!」
「頑張ったな!」
今回は2人の成長ぶりが充分に見れた。
レース後にはチーフエンジニアから詳細なレポートが届く。
それぞれの課題をきっちり把握し、次戦へ。
残すは鈴鹿。
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