6699 ダイヤHD

お疲れ様です。
本日は6699 ダイヤHDのことをまとめていきたいと思います。
私自身、今後の推移が非常に楽しみな銘柄です。
自動車関連株のイメージが強い同銘柄ですが、色々と見ていくうちに蓄電池としての期待値が非常に高いことがわかりました。

新中計にて1000億円を目指すとの発表がありこれが株価を刺激した形となりました。
1000億円は確かに素晴らしい数字ですし理論上テンバガーすることになりますがその内容がわからなければ投資も出来ません。
ですので私なりに調べたり、IRの方に聞いて納得できる答えを見つけてきました。

【蓄電池の生産が追い付いていない】

画像1

ダイヤHDのIRの方と色々とお話させていただくなかで、買収した田淵電機の蓄電池の生産が一向に追い付かないという話がありました。
要因としては

①戸建住宅は今、当たり前のように太陽光付きオール電化になっている
②EV化の加速

です。特に①に関してはIRの方も「コロナの影響で戸建住宅に住む人が増えているのでそれも追い風になっていると思う」と仰っていました。
これだけでも十分買いの理由となり得ますが、決定的なのが電力不足です。
もはやブラックスワンとも称される最近の寒波、電力不足ですがそういったところで活躍するのが当然蓄電池です。
要するに今まで漠然とした「蓄電池」というものが手軽に様々な方に購入されていて市民権を得始めている。
蓄電池は今年の一大テーマであり、その中心にいるのが時価総額がまだ二桁のダイヤHDであると私は考えています。

【他の企業がダイヤHDを絶賛していた】

勉強の為に、同じく蓄電池関連の6864 エヌエフHDのIRの方にもお話を伺い、それとなくダイヤHDの話を振ってみました。
すると「蓄電池の業界はかなりの追い風が吹いています。なかでもダイヤHDの蓄電池は本当に勢いがあると思います」と仰っていました。

まず、自社の製品を褒めることはよくあることですが、他社の製品を褒めるというのは相当なことだと思います。
この時点で上述した「生産が追い付いていない」という点に信ぴょう性が生まれますし、あのエヌエフHDが言うぐらいですから「業界でも話題沸騰」ということで間違いがないと思います。「業界にも追い風」というワードももちろん見逃せません。

となるとこれまでのダイヤHDの酷い決算を考慮すると、今後の決算はかなり期待していいと思いますし、

・蓄電池業界に追い風が吹いている(各社IRそれは認めている)
・かつてない電力不足
・戸建住宅の需要。蓄電池がより手軽に導入されるようになった。さらに引っ越しシーズンに向けて蓄電池需要は増えていく。

以上の点から、長い目で見て新中計の目標1000億円。
私は達成してもおかしくないと思っています。

【いろんな人に需要がある】

IRの方にの話によれば、田淵電機の蓄電池は業界最高水準の寿命に安さが魅力とのことでした。
性能も大事なのですが、個人の方に関してはとりあえず安くそして迅速に蓄電池を導入したいと考えるのが普通だと思いますから、そういった面でも田淵電機の蓄電池はさらにこれから売れていくと私は見ています。
業者や富裕層だけではなくて一般の方にうけてこそ「ヒット商品」と呼べると思っています。
そういった意味でもダイヤHDはこのセクターを席巻していく可能性があると思っています。

【初心に帰る】

http://www.zbr.co.jp/news/2016/03/post_44.html

少し前の話になりますが田淵電機の北米拠点の稼働状況はどうなっているのか、という点も確認しました。
すると「現在は稼働していない」とのことでしたが、その理由は田淵電機の経営破綻の理由が北米進出によるものだからとのことでした。
北米の蓄電池シェアに関してはテスラ、日本だと品質面でパナソニック、価格面だと韓国のLGと競合相手が多く、北米蓄電池業界に食い込む事が出来なかったことが経営破綻の原因だったとのことでした。

現在は初心に帰り、国内シェア拡大に集中し新製品投入。そして国策などの追い風で、国内においては供給追いつかない状況まで到達することが出来たとのことでした。
ただし北米進出を再度考えていないわけではなくて、まずは国内シェアを拡大させてからと話していました。

ですので、よく比較対象となるエヌエフHDですが、こちらは伊藤忠がついているので売り上げもそこそこ取れると思いますがそれでも北米で売っていくことは簡単な道ではないと思います。
そういって面でも目先では国内シェア拡大を目指し、それが徐々に話題になっているダイヤHDのほうが私は期待値が上なのかと思っています。

【蓄電池としての認識】
これだけの期待値があるダイヤHDですが、そもそも蓄電池関連と認識されているかが不明で、未だに自動車関連として認識されているかもしれません。
蓄電池業界で話題沸騰だということが認知されたときのことを考えると恐ろしいといいますか.....買場が一気になくなってしまいそうですね。

【チャート】
最後にチャートをおさらいします。
私はやや苦手な分野ですが他の方にも見ていただいたところ「最高だ」とのことだったので自信をもって載せていきたいです。笑

画像2

まずは月足。
・上場来まで節目が一切ない
・過去の大相場も無し
・過去の上髭もすべてブレイク済み

以上の3点から非常にポジティブであり、最高ランクの月足であると思います。(ほかの方も仰っていました)
特に「過去の大相場が無い」という点が好ポイントでこれは私なりの解釈ですが「蓄電池としての大相場をやる余地がまだ残っている」ということだと思います。まだ自動車関連株として見られているなら今の価格帯は相当なチャンスだと思います。
上述した蓄電池需要とこのチャートを掛け合わせるとやはりとんでもない相場になるのは目に見えていると思います。


画像3

日足はトリプルトップとなっていた1500円を突破し、まずこの時点で非常に強い意志を感じます。
本来は売り場である局面を突破したことには大きな意味があります。
そして現在は突破後の初押し局面です。

画像4

ここ数日間の5分足。
もはや1400円ですら押し目買いされるようになってきています。昨日の振い落してあく抜けし、今後の上昇に向けて抜かりがない模様です。

少し長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。
明日以降も頑張りましょう。それでは失礼します。