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卒業設計の振り返り

卒業設計の諸々が終わって、約2週間ほどが経った。思ったこと、感じたことなどが記憶に新鮮に残っているうちに記録に残したいと思った。

できたこと

①計画的に物事を進めることができた
卒業設計を大きな流れでみたとき、割と計画的に進めることができた。
敷地選びや、テーマ、そして設計。もっと細かく言うと、いつスタディ模型をつくって、スタディして、とか。材料の購入、本模型の段取り、ダイアグラム作成、図面作成、パース作成など。あと、ホテル泊の手配とか。

[理由]
・早めに敷地をみつけた(6月頃とか)
・設計の軸を固めた(1月頭)
・ダイアグラムなどを少しずつ作っておいた(12月中にB4間のエスキスで作成しておいた→本プレボでそのままコピペして時間削減)
・昨年友達が卒業設計しているのを見て、参考にできたから

②楽しく過ごすことができた
卒業設計はやはり大変だな感じたり、やることの多さに少しげんなりする瞬間が何回かあった。けど、全体的に楽しく、ストレスを貯めずに進めることができた。

[理由]
・計画的に進めていたから
・全体像が見えていたから(ここまでやればOK. もし余裕あったらここもやろう、みたいな)
・最初に「卒業設計で大事にすること」を3つ挙げ、そのうちの1つを「楽しむこと!」として、意識していたから
・周囲のみんなや手伝いにきてくれた後輩は友達が皆とてもいい人で、人に恵まれていたから
・あまり力まずにいることを意識した

③周りの人と上手くやっていけた
同学年の皆とは製図室の整備からスタジオでの日々、そして最後の展示の撤収までいろんな場面で、協力し合ったり、励まし合ったり、相談に乗ってもらったり、乗ったりなどコミュニケーションをとることができた。
手伝ってくれた後輩のみんなとは、できるだけ楽しく自由に過ごしてもらえるように自分なりに配慮した。3年生には全体像がわかるように、時には相談に乗ってもらったりして。1年生には逆に世間話とか、建築の諸々のことを丁寧に説明することを意識した。
全体としては、基本的な挨拶、感謝の言葉、明るく接することを意識した。

[理由]
・楽しく過ごそうと意識していたから
・手伝ってくれた後輩や友達に対する感謝の気持ちを忘れてはならない、と意識していたから
・「卒業設計で大事にすること」のうちの1つが「人とのコミュニケーション!」として、意識していたから
・みんないい人だった。

まとめ

できたこと:
①計画的に物事を進めること
②楽しく過ごすこと
③周りの人と上手くやる

今後の課題

①設計の密度、解像度をあげること
実際に設計したものが本当に建つことを想定した時のプログラムや街とのつながり等現実的な提案だったからこそ、もっとリアリティを徹底的に突き詰めるべきだった。
[具体的には]
・誰が管理・運営するのか(ただの公共施設なのか?)
・プログラムとして、本当に必要なのかという必然性
・どんなふうに利用されるのか、利用者の毎日の活動の想定

②考えを形、デザインに変換する能力
自分のしたいことが、設計に表れているかどうか。そして、そのしたいことの重要なポイントに注力してデザインできているか。ダイアグラムで満足してしまった説がある。
(文字で表しにくいので、ここでは詳細の説明を省く)

③質疑応答の対応の仕方
ポスターセッションや講評会では、体力と気力が残り少なく、あまりしゃんとした気持ちで望んでなかった。けど、もっと言葉で説明を補ったり、反論したりできたかなと思う。空気的に言っていいのかわからなかったけど、もっとアピールしたり、自分の考えを言った方が良かったのかもしれない。
大人の前でもしっかり反対意見や考えを伝えることができることは、今後より大事になりそう。

④ストレス時の言動に注意すること
疲れが溜まっていたりすると、配慮に欠けたり、自分が思っていた以上に言い方がキツくなっちゃったなと思うことがあった。そういう時は事前に自分の状態を冷静に判断して、少し人と関わることから距離をおいた方がいいなと思った。

まとめ

今後の課題:
①設計の密度、解像度をあげること
②考えを形、デザインに変換する能力
③質疑応答の対応の仕方
④ストレス時の言動に注意すること

わかったこと・学び

①自分にとって、全体像が掴めていることが大事
卒業論文との比較になるが、卒業設計は今まで設計課題をしていた分、とりあえずの「完了の状態」が見えていた。そして、そこから逆算して、いつまでに何をどのように作る必要があるということが把握できていた。そのため、自分の進捗が大丈夫なのかどうか、もっと急いだ方がいいのかが調整できて、それがストレス削減に大いに影響していたと思う。

つまり、自分にとって、全体像が掴めていて、計画的に進めるために調整しながら進められる状態が快適なのだなと思った。そういう性格なんだなと思った。

②卒業設計は人に伝わることが大事
これは、私の大親友の言っていた通りで、卒業設計は人に伝わることが大事だということ。ありがとう、あんちゃん。
最初に核が伝わって、そこから興味をもってもらって、話をもっと聞いてもらえたり、図面を見てもらえるのかなと思った(実際審査員や先生は見てくれた人が多かったけど)。
わかりやすい、共感しやすい、想像しやすいが大事。

[ポイント]
・一言で自分の設計したものが何かが説明できること
・一つ一つの説明がつながっていて、理由がわかりやすいこと(例:どうして、この敷地にしたの?〜だからです。なるほど、納得!)
先生が言っていた「トレーサビリティ」とは恐らくそういうことであろう。

これは恐らく今後仕事をする上でも大事そうだなと思った。提案とか。

③物事に取り組む前に「取り組む理由」を考える
卒業設計をすると決めた理由についてである。卒業設計をするかどうかものすごく悩んでいた。設計が特に好きだというわけでもない、設計職を目指しているわけではない、、けど、卒業設計に取り組むことで得られる経験は間違いなく大きいと思って、振り切った。
ここで、大事なのはその取り組む理由を具体的に自分の中で明らかにしておくこと。そうすれば、辛くなったとき、「どうしてこんなことやっているんだっけ」に対して応えることができる。原点に戻ることができる。→めげずに進める。

④物事に取り組む前に「大事にすること3つ」を作成し、意識すること
上の方にも出てきていた通り、卒業設計を取り組むに当たって、「大事にすること3つ」を決め、紙に書いて壁に貼った。
(1. 楽しむこと!2. 人とのコミュニケーション!3. 提出すること!)

メリット:
・物事を決定する軸になる
・達成感が得られる(+達成できなかった場合も把握できる)
→心が安定する

これからもこの習慣を続けたいと思う。

まとめ

わかったこと・学び
①自分にとって、全体像が掴めていることが大事
②卒業設計は人に伝わることが大事
③物事に取り組む前に「取り組む理由」を考える
④物事に取り組む前に「大事にすること3つ」を作成し、意識すること

卒業設計まとめ

卒業設計は、短期間の取り組みだったが、上記からわかるように、本当に濃密な日々を過ごすことができた。本当に良い経験となった。そして、今後にも生かされると思う。
卒業設計は周りの協力なしにはできなかった。
卒業設計はたくさんお金がかかった。経済的な支え、そして健康面でもサポートしてくれた両親。
夏ごろからオンラインでエスキスしてくれたり、去年のことを参考にさせてもらった友達も欠かせない存在だった。
そして、手伝ってくれた後輩がいなければあの模型は絶対に完成していなかった。
さらに、一番近くで自分と同じスケジュールで卒業論文と卒業設計に取り組んだ同じ研究室の仲間が本当に心強かった。
最後に、研究室の先生の手厚いサポートがなければ卒業論文のみにとどまり、卒業設計ははるか遠い昔に断念していたであろう。

本当にいろんな人のおかげで、卒業設計ができて、貴重な経験をさせてもらえた。
感謝の気持ちでいっぱいだ。この経験を生かして、今後の大学院生活も頑張り、就職後はいい仕事をしよう。

以上、卒業設計の振り返りでした。





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