Moodboaders' report May 1st & 2nd

5月といえば、日本なら行楽とか節句とか、とても賑やかな季節。
しかし私がうっかり2週間まとめてしまうほど、mood boaderたちに変化はなかった！

春を迎えた時と同じように、たくさんの花と果物、ヘルシーな食事と瞑想をともなった、健康で知的な生活を毎日毎日繰り返すだけのストイックなポストが続いている。

mental stability 精神的安定がgoalだから

これはいつも彼女たちが心がけている、習慣的に心身ともに健全な暮らしをキープする強い意志の現れなんだけど、たまたま宗教的なイベントがない時期なのかもしれない。
日本人はカレンダー上の連休や、節句に浮かれすぎなのかもしれない。

同じように思ったのが、mood boaderたちはあまり特定のモデルや女優を見習いたいなどと言わず、自分のブラッシュアップしか見ていない。日本のOL向け雑誌だと「上司ウケ大丈夫？デキるバリキャリになるhow to tips」「彼ウケ間違いなし！週間コーデとヘアスタイル」「彼ママウケする手土産特集」みたいなタイトルで、人からウケるアタシであるかどうかを非常に気にする傾向にある。

自分の人生を愛することは、自分が好きなもの・自分の願望を知ること、自分の最終到達点に向かうことに集中すること。変化を受け入れて、新しいことを学び、自分自身をよく知ること。

特に感銘を受けたのが、このポスト。そんなにいいねはついてなかったけど、私的にfalling in love with your life という文言がとても衝撃的だった。

例えば凄く成功した人が未婚のまま過ごした場合「私は○（ビジネスの商品）と結婚したの」みたいに言って、人生の伴侶を人間と限定しない成功方法はよくあると思う。
自分を大切にしましょう　とmood boaderたちはよく言うし、それをライフワークにしようと声かけしているけど、自分を愛することはつまり、人生と恋に落ちましょうってことだから、至極いつも通りのツイートだけど、この考え方は日本の雑誌なんかにはない。趣味を極めて充実した人生を！とかはよく言うけど、日本人は本当にシャイだから、○○を愛しましょう！と直接呼びかけない傾向にある。まして自分を愛しましょうなんて！言わないよねー😂

これは本当に文化的な違いで、あなたには価値があるみたいな言い聞かせを子どもの頃から親に言われて育つ人たちは、当たり前に人を褒めて励まして生きる。
だから同じように、自分を褒めて励まして、愛して育てることを勧めてくる。

あなたは幸せになって、平和と愛を見つけて、ポジティブな人に囲まれた良い人生を送るに値する。優しくされて、癒されて、元気になるに値する。そんな人生で当たり前と思って下さい。

食べ物や思考、生活習慣に関してはストイックにヘルシーで高い知的水準を追求するけど、○しなくちゃダメ人間！みたいな罰し方はしないし、ダメ人間に厳罰を！みたいなストイックさはない。
優しさとストイックさの向けどころが独特だなあと思う。

憧れる。自然に雑多で、整った部屋

これをヘッダーにするか迷った。好きな景色。