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セントウルステークス 2024

みなさん こんにちは。
秋競馬突入です。夏競馬は重賞4連勝の後、調子に乗ったわけではないのですが、そこから5連敗。回収率も100%も下回ってしまいました。気持ちを切り替え秋のG1に向け、調子を上げていきたいと思います。今週はセントウルステークスの予想をしていきたいと思います。

中京・芝1200メートル

バックストレッチからスタートしてコースを約半周するレイアウト。スタートから3コーナーまでの距離は300メートルほどで、ゴール前の直線(412.5メートル)の方が長い。JRAの中で、最後の直線が一番長い芝1200メートルコースだ。バックストレッチ半ばから直線入口まで下り勾配が続くので息が入りにくく、直線に向くとまもなく高低差2メートルの上り坂が待つタフなコース設定。直線勝負に備えて脚を温存したいところだが、スタートから飛ばしていくスプリント戦ではそうも言っていられない。スピードだけで押し切るのは難しく、少し長めの距離をこなす力も求められる。

1番人気馬

昨年は14番人気のテイエムスパーダが勝つ大波乱の結果となったが、過去10年の成績を見ると基本的には1番人気が強い重賞である。とくに重賞勝ちの実績がある馬が1番人気に支持された際は〔6・2・0・0〕で勝率75%、連対率100%の好成績となっている。

前走での位置取り

前項で1番人気が強いことを記したが、過去10回中9回で3連単は万馬券決着となっている。つまり馬券圏内に穴馬が食い込むケースが多いのだ。過去10年において5番人気以下で馬券に絡んだ10頭の前走を調べてみると、前走で先行して粘り切れなかったり、もしくは位置取りが後方となり差し届かなかった馬が多い。前走では展開が向かず好走できなかった馬が一変するケースがよく見られるレースだ。

前走がGⅠ・GⅡだった馬

北九州記念などサマースプリントシリーズの対象レースから転戦してくる馬の出走が多いが、過去10年で好走率が高いのは春のマイル以下のGⅠやGⅡを走って夏を休養にあてた馬だ。特に中京でセントウルSが開催された2020年から2022年は、これに該当する馬が3連勝している。該当馬が下記。

・ダノンスコーピオン(安田記念 15着)
・テンハッピーローズ(ヴィクトリアM 1着)
・トウシンマカオ(京王杯SC 6着)
・ママコチャ(高松宮記念 8着)

※G1馬 テンハッピーローズは最終まで残します。

3歳から5歳の重賞ウィナー有力

過去10年の優勝馬はすべて3歳から5歳だった。そして、10頭中9頭に重賞勝利の実績があった。2018年以降は重賞を複数勝っている馬の優勝が多くなっているので、過去の成績をチェックして1着候補を探したい。該当馬が下記。

・キミワクイーン(2023年 函館SS)
・ダノンスコーピオン(2022年 NHKマイルカップ)
・テイエムスパーダ(2023年 セントウルS)
・トウシンマカオ(オーシャンステークス)
・ピューロマジック(北九州記念)
・ママコチャ(2023年 スプリンターズS)
・モズメイメイ(アイビスSD)

7歳以上の馬

上記と逆に高齢馬をチェック

・カリボール(8歳)
・グレイトゲイナー(7歳)
・ストーンリッジ(7歳)
・トゥラヴェスーラ(9歳)

※近走考慮の上、カリボール・グレイトゲイナー・トゥラヴェスーラ の3頭ここで消します。

GⅠ実績

近2年のG1成績をポイント化。高い順に。

1.テンハッピーローズ(1-0-0-0)
2.ママコチャ(1-0-0-1)
3.トウシンマカオ(0-0-0-2)
4.キミワクイーン(0-0-0-1)
5.ダノンスコーピオン(0-0-0-5)
6.モズメイメイ(0-0-0-4)

※ダノンスコーピオン・モズメイメイはG1では全く歯が立たず。

GⅡ実績

近2年のG2成績をポイント化。高い順に。

1.モズメイメイ(1-0-0-0)※チューリップ賞
2.テイエムスパーダ(1-0-0-0)※昨年のセントウルS
3.トウシンマカオ(0-0-0-2)
4.ダノンスコーピオン(0-0-1-3)
5.ママコチャ(0-0-0-2)
6.テンハッピーローズ(0-0-0-2)
7.ジョウショーホープ(0-0-0-3)
8.アサカラキング(0-0-0-1)※青葉賞 14着
9.アネゴハダ(0-0-0-1)※京王杯 14着

GⅢ実績

近2年のG3の成績をポイント化。高い順に。

1.トウシンマカオ(3-0-2-1)
2.ピューロマジック(2-0-0-1)※G3 2連勝中
3.ストーンリッジ(0-0-1-0)
4.ママコチャ(0-1-0-1)
5.サウザンサニー(0-0-1-1)
6.アサカラキング(0-1-0-1)
7.ヨシノイースター(0-1-0-2)
8.テンハッピーローズ(0-0-0-2)
9.モズメイメイ(2-0-1-3)
10.  キミワクイーン(1-0-0-6)
11.  テイエムスパーダ(0-0-1-7)
12.  ダノンスコーピオン(0-0-0-1)
13.  アネゴハダ(0-0-0-1)

※重賞での大敗が続く、アネゴハダ ここで消します。

斤量

同斤量での成績をポイント化。高い順に。

1.ピューロマジック(1-0-0-0)※北九州記念
2.テンハッピーローズ(1-0-0-0)※ヴィクトリアマイル
3.サウザンサニー(1-1-0-1)
4.ジョウショウホープ(0-2-0-0)
5.ヨシノイースター(3-3-1-4)
6.アサカラキング(2-1-0-1)
7.ママコチャ(1-0-0-2)※56kgのデータ、今回は57kg
8.ミッキーハーモニー(0-0-0-5)
9.モズメイメイ(2-0-1-2)
10.  トウシンマカオ(1-0-1-4)
11.  ストーンリッジ(1-1-3-7)
12.  キミワクイーン(1-0-0-3)
13.  ダノンスコーピオン(0-0-0-6)
14.  テイエムスパーダ(0-0-0-4)

※重賞ばかりとはいえ全て大敗。ダノンスコーピオン ここで消します。

競馬場

中京競馬場での実績をポイント化。高い順に。

1.アサカラキング(1-0-0-0)
2.ジョウショーホープ(1-0-0-0)
3.ストーンリッジ(0-1-1-0)
4.サウザンサニー(0-0-1-0)
5.ママコチャ(1-1-1-1)
6.テンハッピーローズ(0-0-0-2)
7.トウシンマカオ(0-0-0-4)
8.モズメイメイ(0-0-1-1)
9.ヨシノイースター(0-1-1-3)

調教

5段階評価で今回は2番の評価と4番目評価の△。

〇:モズメイメイ、ヨシノイースター、テンハッピーローズ、トウシンマカオ、ストーンリッジ
△:キミワクイーン、テイエムスパーダ

まとめ

ポイント上位6頭残します。

1.テンハッピーローズ
2.サウザンサニー
3.ピューロマジック
4.ヨシノイースター
5.モズメイメイ
6.ママコチャ

本命は初の左回りが気になりますが、スピードスター ピューロマジックで勝負します。あのスタートダッシュ、斤量53kgも魅力的。前走で古馬を倒しての重賞3戦目。1番人気も納得です。対抗はサウザンサニー。鞍上が不安ではありますが馬の持つポテンシャルは上を狙える器と評価します。3番手評価はG1ホース テンハッピーローズ。デビュー戦以来の1200m戦なので本命視しませんが、上位争いはこの3頭になると予想します。残り3頭は全て追切の動きもよくヒモで。

◎ピューロマジック 〇サウザンサニー ▲テンハッピーローズ △ヨシノイースター、モズメイメイ、ママコチャ

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