安田記念 2024
みなさん こんにちは。
先週の日本ダービー、盛り上がりましたねぇ。馬券は外しましたが良いレースを見せて頂きました。横山騎手見事な綱捌きでした。今週は安田記念。皆さん楽しみましょう!!
東京・芝1600メートル
スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっていてスピードに乗りやすい。3コーナーまでの距離は約540メートル。バックストレッチ後半の起伏を越えると3コーナーに入る。3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためペースが落ちにくい。ゴール前の直線は525.9メートル。直線の前半には全長160メートル、高低差2メートルのタフな坂が待っている。坂を上り切ってからゴールまでは約300メートルあって、ここで最後の瞬発力勝負になる。平均的に速いペースで流れることが多い上に、最後の直線では切れ味も求められる。マイラーとしての総合力を試されるコースだ。
前走1着馬がやや優勢
過去10年における前走の着順別成績では、3着内率で前走1着馬がトップとなっている。該当馬が下記。ただし、連対馬に大きな偏りはなく、1着だった馬から6着以下だった馬まで幅広く出ている。前走1着馬がやや優勢であることは間違いないが、それ以外は着順を気にする必要はなさそうだ。
・ソウルラッシュ(マイラーズカップ)
・パラレルヴィジョン(ダービーCT)
前走の単勝人気に注目
過去10年の出走馬について、前走の単勝人気別に成績を調べると、前走で4番人気以内だった馬が3着内率27.5%を記録している一方で、5番人気以下だった馬は同4.9%と大きな差がついている。また、前走が海外のレースだった馬は同26.3%と、4番人気以内だった馬と同等の数値を残している。前走が国内のレースだった馬のうち、そのレースで5番人気以下だった馬は、割り引いて考えた方がいいだろう。前走4番人気以内だった馬が下記。
・コレペティトール(マイラーズカップ 8着)
・セリフォス(マイラーズカップ 2着)
・ソウルラッシュ(マイラーズカップ 1着)
・ナミュール(ヴィクトリアマイル 8着)
・パラレルヴィジョン(ダービーCT 1着)
・フィアスプライド(ヴィクトリアマイル 2着)
・レッドモンレーヴ(京王杯SC 2着)
近走での芝のマイルGⅠへの出走歴
過去10年の3着以内馬延べ30頭中20頭は、過去3走で芝1600メートルのGⅠに出走した経験があった。該当馬が下記。好走率を見ても出走経験のあった馬がなかった馬を上回っている。臨戦過程を比較する際は、過去3走で芝のマイルGⅠに出走していた馬を重視すべきだろう。ただし、過去3走で出走していた芝のマイルGⅠでの最高着順が10着以下だった馬は、〔0・0・0・10〕という成績になっているので割り引きたい。
・ウインカーネリアン(BCマイル 11着)
・エルトンバローズ(マイルCS 4着)
・ガイアフォース(フェブラリーS 2着)※ダート
・セリフォス(マイルCS 8着)
・ソウルラッシュ(マイルCS 2着)
・ダノンスコーピオン(マイルCS 13着)
・ナミュール(ヴィクトリアマイル 8着)
・フィアスプライド(ヴィクトリアマイル 2着)
・レッドモンレーヴ(マイルCS 9着)
※データから、ウインカーネリアン、ダノンスコーピオンの2頭 ここで消します。
マイラーズカップ
前哨戦のマイラーズカップの過去10年の優勝馬と安田記念の着順を確認しておこう。
2023年 シュネルマイスター(1:31:5)→3着
2022年 ソウルラッシュ(1:33:3)→13着
2021年 ケイデンスコール(1:31:4)→10着
2020年 インディチャンプ(1:32:4)→3着
2019年 ダノンプレミアム(1:32:6)→16着
2018年 サングレーザー(1:31:3)→5着
2017年 イスラボニータ(1:32:2)→8着
2016年 クルーガー(1:32:6)→未出走
2015年 レッドアリオン(1:32:6)→8着
2014年 ワールドエース(1:31:4)→5着
優勝馬が馬券に絡んだのが2023年と2020年の2回。
ちなみに今年の優勝馬はソウルラッシュで1:32:5。比較的遅い方の時計。
京王杯SC
ちなみに京王杯SCは
2023年 レッドモンレーヴ(1:20:3)→6着
2022年 メイケイエール(1:20:2)→未出走
2021年 ラウダシオン(1:19:8)→14着
2020年 ダノンスマッシュ(1:19:8)→8着
2019年 タワーオブロンドン(1:19:4)→未出走
2018年 ムーンクエイク(1:19:5)→未出走
2017年 レッドファルクス(1:23:2)→3着
2016年 サトノアラジン(1:19:6)→4着
2015年 サクラゴスペル(1:21:6)→17着
2014年 レッドスパーダ(1:19:7)→17着
優勝馬が馬券に絡んだのが2017年のみ。
今年の2着馬が昨年に続きレッドモンレーヴで1:19:7。好タイムか?
大阪杯
では、今年の大阪杯はどうなのか?確認してみよう。
2023年 ジャックドール(1:57:4)→5着
2022年 ポタジェ(1:58:4)→未出走
2021年 レイパパレ(2:01:6)→未出走
2020年 ラッキーライラック(1:58:4)→未出走
2019年 アルアイン(2:01:0)→未出走
2018年 スワードリチャード(1:58:2)→3着
2017年 キタサンブラック(1:58:9)→未出走
2016年 アンビシャス(1:59:3)→未出走
2015年 ラキシス(2:02:9)→未出走
2014年 キズナ(2:00:3)→未出走
御覧の通り安田記念への出走馬は2頭、以外は宝塚に向かった。今年の大阪杯組は、下記3頭。
・ステラヴェローチェ(1:58:3)
・ジオグリフ(1:58:5)
・カテドラル(1:58:9)
※カテドラルはここで消します。
ヴィクトリアマイル
今年2頭が出走するヴィクトリアマイル組。過去のデータはどうか?
2023年 ソングライン(1:32:2)→1着
2022年 ソダシ(1:32:2)→7着
2021年 グランアレグリア(1:31:0)→1着
2020年 アーモンドアイ(1:30:6)→2着
2019年 ノームコア(1:30:5)→未出走
2018年 ジュールボレール(1:32:3)→未出走
2017年 アドマイヤリード(1:33:9)→未出走
2016年 ストレイトガール(1:31:5)→未出走
2015年 ストレイトガール(1:31:9)→未出走
2014年 ヴィルシーナ(1:32:3)→未出走
近年このローテーションが珍しくなくなってきた。今年の出走馬と今年のヴィクトリアマイルのタイムを確認。
・フィアスプライド(1:32:0)
・ナミュール(1:32:3)
去年の安田記念優勝馬ソングラインのヴィクトリアマイルよりも早い時計で2着したことを考えれば、フィアスプライドを高く評価をしておきたい。
競馬場
東京競馬場での成績をポイント化。高い順に。
1.エルトンバローズ(1-0-0-0)
2.セリフォス(1-1-0-2)
3.レッドモンレーヴ(3-3-0-2)
4.ドーブネ(1-1-0-2)
5.フィアスプライド(2-1-0-3)
6.エアロロノア(0-0-0-4)
7.ガイアフォース(0-0-0-2)
8.コレペティトール(1-0-0-2)
9.ナミュール(2-1-1-2)
10. パラレルヴィジョン(3-0-1-1)
11. ソウルラッシュ(0-1-0-3)
12. ジオグリフ(1-1-0-2)
13. ステラヴェローチェ(1-0-1-2)
※エアロロノア 4戦全て馬券外。今年7歳の馬齢も考慮し ここで消します。
調教
5段階評価で今回は〇、△。間が「可もなく不可もなく」です。
〇:ウインカーネリアン※、エアロロノア※、ダノンスコーピオン※、ドーブネ、パラレルヴィジョン、ロマンチックウォリアー
△:セリフォス
※は既に消し。
調教ワイド
今回は以下3頭のBOXは考えたい。
・ドーブネ
・パラレルヴィジョン
・ロマンチックウォリアー
まとめ
今回は7頭残します。
1.ソウルラッシュ
2.セリフォス
3.ナミュール
4.パラレルヴィジョン
5.ガイアフォース
6.フィアスプライド
7.ロマンチックウォリアー
以上の馬を残したはいいものの、すべて懸念点もあり、軸が決められないのが本音です。しいて挙げれば消去法的ですが、ロマンチックウォリアーでしょうか・・。データが薄いのですが、追切を見てる限り、海外馬のいつものキャンターのような内容とは違って、馬体に張りもあり、芝にも合ってるように思えました。迎え撃つ日本の大将は、近走だけの判断ですと、ソウルラッシュ、と行きたいところですが、東京競馬場と決して相性がいいとは思えません。では、昨年2着馬のセリフォスか?となるところですが、追切の印象が良くありませんでした。ただ、実績に敬意を評し高めの評価をしたいと思います。ナミュールは前走の結果、というよりは鞍上の武騎手と手が合わないと個人的に感じてます。逆にパラレルヴィジョンは鞍上のルメール騎手が心強く感じます。マイル適正もありそうですし、気になるところです。で、穴候補としてガイアフォースが気になります。予報では日曜日は天気は崩れそうですし、前走フェブラリーSで2着してるように、多少馬場が荒れても苦にしないタイプのような気がしてます。ヴィクトリアマイルで強い競馬をしたフィアスプライドはローテーションが気になりますが、こちらは乗り変わりが気になるところです。印(?)を打つとしたら・・
◎ ロマンティックウォリアー
二軍:セリフォス、パラレルヴィジョン、ガイアフォース
三軍:ソウルラッシュ、ナミュール、フィアスプライド
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