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大阪杯

みなさん こんにちは。WBC 盛り上がりましたねぇ。今年は年内一杯WBCの余韻に浸れそうな・・それだけの感動とインパクトの強い大会でした。いずれにせよスポーツで盛り上がれるのは平和の証。さあ、春競馬で盛り上がりましょう!!

阪神・芝2000メートル(内回り)

スタンド前スタートから内回りコースを1周するレイアウト。スタート直後にゴール前の坂を通過する。坂を上り切ってほどなく小回りの1コーナーと2コーナーを迎えるため、前半のペースは速くなりにくい。バックストレッチはほぼ平坦。3コーナー付近から緩やかな下り勾配で、じわじわペースが上がっていく。大回りの3コーナーと4コーナーをスピードに乗ったまま回って、直線では2度目の坂を越えてゴールを目指す。ゴール前の直線は356.5メートル(Aコース使用時)と長くないので、切れ味に頼ったタイプでは厳しい。勝ち負けに加わるためには、早めのペースアップに対応して機敏に動いていく必要がある。良い脚を長く使えるしぶとい馬が本領を発揮する舞台だ。

前走GⅡ組が中心

過去6年の前走別成績を調べると、3着以内馬延べ18頭中12頭は前走が同年のGⅡ(金鯱賞・中山記念・京都記念)だった。3着以内馬が最も多いのは金鯱賞で、前出のポタジェや2019年に単勝9番人気で勝利を収めたアルアインも同レースから臨んでいた。一方、GⅠの有馬記念組は6頭中4頭が2番人気以内に支持されていたものの、昨年のエフフォーリア(1番人気9着)、2019年のブラストワンピース(1番人気6着)と、そのうちの2頭が1番人気の支持に応えられなかった。有馬記念組は過信禁物といえそうだ。前走GⅡ組は下記。

・ヴェルトライゼンデ(日経新春杯 1着)
・キラーアベリティ(京都記念 5着)
・ダノンザキッド(中山記念 11着)
・ノースブリッジ(AJCC 1着)
・ヒシイグアス(中山記念 1着)
・ポタジェ(金鯱賞 6着)
・マテンロウレオ(京都記念 2着)
・マリアエレーナ(金鯱賞 8着)
・モズベッロ(中山記念 10着)
・ラーグルフ(中山記念 2着)
・ワンダフルタウン(金鯱賞 10着)

6歳以上は苦戦、牝馬は好成績

過去6年の年齢別成績を見ていくと、3着以内馬延べ18頭中17頭が4歳または5歳だった。6歳以上の馬は、2017年にステファノスが2着に入ったのみとなっている。4歳・5歳馬は下記。

・キラーアビリティ(4歳)
・ジェラルディーナ(5歳)
・ジャックドール(5歳)
・スターズオンアース(4歳)
・ダノンザキッド(5歳)
・ノースザワールド(5歳)
・ノースブリッジ(5歳)
・マテンロウレオ(4歳)
・マリアエレーナ(5歳)
・ラーグルフ(4歳)
・ワンダフルタウン(5歳)

※太文字馬は前走GⅡ戦勝ち馬

ちなみに6歳以上の馬は下記。
・ヴェルトライゼンデ(6歳)
・ヒシイグアス(7歳)
・ヒンドゥタイムズ(7歳)
・ポタジェ(6歳)
・モズベッロ(7歳)

※前走の成績を踏まえ、モズベッロ ここで消します。

牝馬

性別では、牝馬が3着内率44.4%と優秀な成績を収めている。2頭の出走でワンツーフィニッシュとなった2020年以降3年連続で連対を果たしているので、今年も牝馬のマークが必要?該当馬は下記。

・ジェラルディーナ(5歳)
・スターズオンアース(4歳)
・マリアエレーナ(5歳)

GⅠ実績

過去6年の3着以内馬延べ18頭中14頭は、前年に行われた芝2000メートル以上のJRA・GⅠで3着以内に入っていた。これに該当する馬は当レースで上位人気に支持された馬だけでなく、6番人気から9番人気だった馬も〔1・3・0・3〕(3着内率57.1%)と好成績を挙げている。中距離路線の強豪が集まる一戦ではGⅠ実績がものをいうようだ。該当馬は下記。

・ヴェルトライゼンデ(ジャパンカップ 3着)
・ジェラルディーナ(有馬記念 3着)
・スターズオンアース(秋華賞 3着)
・ヒシイグアス(宝塚記念 2着)
・ポタジェ(大阪杯 1着)

競馬場

過去6年の3着以内馬延べ18頭のうち14頭は、阪神・芝コースにおける3着内率が75.0%以上だった。特に、優勝馬は6頭中5頭が同100%というコース巧者だった。該当馬は下記。一方、同75.0%未満または阪神・芝コース未経験の馬は好走率もかなり低いので、大幅に評価を下げた方がよさそうだ。

・スターズオンアース(1-0-1-0)
・ダノンザキッド(1-1-1-0)
・ヒンドゥタイムズ(3-1-1-2)
・ポタジェ(3-1-0-1)
・マテンロウレオ(2-1-0-0)

4歳牝馬

4歳牡馬は文字通り最強世代といっても過言ではないでしょう。では、4歳牝馬はどうか?昨年クラシック戦で活躍した馬を確認しておきましょう。

桜花賞
1.スターズオンアース
2.ウォーターナビレラ
3.ナムラクレア
4.サークルオブライフ
5.ピンハイ

オークス
1.スターズオンアース
2.スタニングローズ
3.ナミュール
4.ピンハイ
5.プレサージュリフト

秋華賞
1.スタニングローズ
2.ナミュール
3.スターズオンアース
4.メモリーレゾン
5.アートハウス

では、古馬牡馬戦との実績を確認。
・ウォーターナビレラ(高松宮記念 16着)
・ナムラクレア(高松宮記念 2着)
・ピンハイ(東京新聞杯 8着)
・スタニングローズ(中山記念 5着)
・ナミュール(東京新聞杯 2着)
・プレサージュリフト(京都金杯 3着)
・メモリーレゾン(武庫川S 7着)

GⅠ戦では先日の高松宮記念でナムラクレアが2着。重賞ではナミュールがGⅢで2着、プレサージュリフトも3着と。「世代」としてくくると「最強」には遠く、スターズオンアースも初の古馬牡馬戦。しかもGⅠ戦。これまでの実績はあくまで「同世代牝馬のみ」ということを頭に入れておきたい。

斤量

今レースと同斤量での実績をポイント化。高い順に。
1.ジェラルディーナ(エリザベス女王杯 1着)
2.ヴェルトライゼンデ(日経新春杯 1着 ※59kg)
3.ノースザワールド(スピカS 1着・但馬S 5着)
4.ヒシイグアス(宝塚記念 2着・天皇賞 5着)
5.ジャックドール(天皇賞 4着)
6.ダノンザキッド(安田記念 6着)
7.マリアエレーナ(天皇賞 7着)
8.ノースブリッジ(天皇賞 11着)
9.ポタジェ(天皇賞 13着・前走は金鯱賞 6着 ※59kg)
10. ワンダフルタウン(中山金杯 16着・カシオペアS 12着)

※斤量実績から ノースブリッジ・ポタジェ・ワンダフルタウン 3頭 ここで消します。

距離

近2年の2000m戦での成績をポイント化。高い順に。
1.スターズオンアース(0-0-1-0)
2.ジャックドール(7-0-0-4)※GⅠ戦は(0-0-0-3)
3.マリアエレーナ(3-2-2-2)
4.マテンロウレオ(3-1-0-4)
5.ジェラルディーナ(0-1-1-1)
6.ヒシイグアス(0-1-0-2)
7.ラーグルフ(4-0-1-2)
8.ノースザワールド(0-4-1-1)
9.キラーアビリティ(3-0-0-1)
10. ヒンドゥタイムズ(0-1-0-3)
11. ダノンザキッド(0-1-0-1)

調教

個人的見解で5段階評価。今回は絶好調馬と好調馬。下記。

◎:ジャックドール
〇:スターズオンアース・ラーグルフ・ノースブリッジ※既に消し

まとめ

ポイント上位6頭プラス 気になったマテンロウレオの7頭に絞りました。

1.スターズオンアース
2.ヒシイグアス
3.ジャックドール
4.ヴェルトライゼンデ
5.ジェラルディーナ
6.ラーグルフ
7.マテンロウレオ

まず1位はスターズオンアースになりました。昨年のクラシック2冠馬。実績は文句なし。ただし、戦ってきた相手が牝馬のみで、今回が初の古馬牡馬との闘い。調教の動きも良く見えましたし、中心視していきたいと思います。2番はヒシイグアス。昨年の4着馬で実績も十分。ただ4・5歳馬が実績十分のレースだけに7歳という年齢が気になりますが、対抗候補で。もう一頭がジャックドール。今回は逃げ得意の武豊氏に乗り変り、調教も抜群。一発あってもおかしくない高い評価をしたいと思います。のヴェルトライゼンデですが、昨年のジャパンカップを3着し復活をアピール。今回がGⅠ制覇ラストチャンスかもしれません。ただ、JC時と比べると、調教の迫力は明らかに弱化。ひょっとして前走の59kgのダメージがまだ残ってるかもしれません。ただ、勢い的には外すのは怖いのでヒモで。スターズオンアース・ヒシイグアス・ジャックドール中心で馬券は組みたいと思います。





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