平和展紹介_川上佳代

ヒロシマ・アピールズ2019

1983年にスタートした
「ヒロシマ・アピールズ」は、
JAGDAとヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団の連携で
現在も引き続き開催されている。

毎年、日本を代表するデザイナーに
無償で平和をメッセージするポスターを制作いただき
国内外に発信している。

そのヒロシマ・アピールズの各年代の作品と、
現在活躍する広島、長崎、沖縄のデザイナーによる作品を
同時展示する展覧会「沖縄・長崎・広島 平和のポスター展2019」を
この春、沖縄にて開催した。

期間中、老若男女、たくさんの方々にご来場いただいた。
戦争を体験され、多くの家族親類を失った女性、
長崎で被爆され、今沖縄在住の男性、
また、デザインを学ぶ学生の方々、
平和の課外学習でこられた小中高生のみなさん。
買い物やイベントの途中こられた人々などなど。

想像をはるかに超える多くの方々から、
たくさんのご感想、叱咤激励、アドバイスをいただいた。
その中から、平和を発信し続けることの大事さ、
また、デザインの表現で伝わる思い、メッセージ、
その力についてあらためて感じることができた。

今後ともその思いを胸に
制作活動を継続していきたい。

そして、そのきっかけともなった
「ヒロシマ・アピールズ」の今年度の制作者の発表が
明日に迫っている。
新しい時代の表現者は誰になるのか?
今から楽しみである。

※写真は、中國新聞に紹介された
平和のポスター展 in 沖縄2019の様子を
掲載いただいた記事より

UCHIMA




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