シンクロ観察：純物質と混合物のスピ的考察

シンクロ観察。ってなんのことやら。
さっぱり読む人がいなさそうな
タイトルをつけてしまったのだけど。

普通に日常を暮らしていると、
シンクロニシティ、と言われる現象が起きることがある。
奇妙な偶然の一致、のことだが
これは、無意識や次元の違う存在からのメッセージと言われている。
また、魂の向かう方向に自然にリンクしている時も
当たり前のように頻発するので、
私は、この「シンクロ」が起きることを
今向かっていることが「あってる方向」か「修正が必要」か、の
一つの判断基準にしている。

で、今回は
「純物質と混合物」というキーワードで
ちょっとしたシンクロが起きたので、
このシンクロが意味していることや、
私に伝えたい気づきはなんなのだろう、ということを
徒然に考察してゆく。

シンクロを考察することは、オラクルカードを読むようなもの

そもそも、タロットカードやオラクルカードのような
偶然に起きた事象からメッセージを受け取る系の「卜占」は
全てこの「シンクロを通したメッセージ」を
言語化する仕組みを使っている。

なので、タロットやオラクルは、
あくまでも、メッセージを受け取りやすくするための
ツールに過ぎず、
慣れてくると、身の回りに起きている
「シンクロそのもの」に気づいて、
そこからメッセージを受け取ることができるようになっていくのだ。

「純物質と混合物」

さて、今回私に起きたシンクロは、
全く別の場所で、全く別の人といる状況で、
「これは、純物質か、混合物か？」
という問いに、それぞれのシュチュエーションで対面した。

共通していることは
２つのシュチュエーションにおいて、私自身は、
直接問いを受け取った人ではなく、
目の前の相手がその判別で困っている状況で、助言した、
ということ。

「これは、純物質か、混合物か？」
なんて問いは、自分自身が中高生だった時以来、
投げかけられたことがなかった問いにもかかわらず、
１週間の間に同じシュチュエーションが2度もあった。
ということは、これは、シンクロである可能性が高い。

さて、この
「これは、純物質か、混合物か？」
という問いを通して、潜在意識が私に訴えたいことはなんだろう。

化学的な視点ではなく、
スピリチュアルな視点で、純物質と混合物を捉えると、
それぞれはどのように定義されるだろうか。

純物質とは、それぞれが固有の性質と組織を持っている物質のこと。
そして、混合物は、純物質が混ざり合っているもので、混ざり合ってはいるものの、それぞれの性質は保持したままなので、分離することが可能なもののこと。例えば、食塩水は、水という純物質と食塩という純物質が混ざった、混合物である。

混合物は、蒸留したり、濾過したり、
分留したり再結晶させることで、
純物質として取り出すことが可能になる。

大胆な切り口として、
「人の魂」というものは、
純物質か、混合物か？
という問いとして考えてみると、
その複雑さや変化したり進化してゆく様子から、
一生を通して変化のない純物質ではなさそうだ、
と、感じる。

生まれ持ってきた「素材」が、
純物質の混ざり合った混合物なのだとして、
一生のうちに、さまざまな刺激を受けて、
自分独自の経験を反映した性質に変化してゆく。
その様は、さしずめ、化学反応だ。

鉄、という純物質と、酸素、という純物質が混ざったものに
火、という加熱刺激が加わると、
鉄が酸素を取り込んで化学反応を起こし、
酸化鉄、という新たな物質が生まれる。

ワークショップや学びによって、
これまで混沌としてはっきりしなかった
自分の思いや根底にあるものに気がついたりする。
それは、水とアルコールが混ざり合った液体から
アルコールだけを分留するような、
そんな作業に似てはいないだろうか。

私たちは元々は混合物のようなもの。
「感情」という水に溶けて混ざり合い
自分を構成する成分が分かりづらくなっていたり
持っている性質や才能もはっきりしない。

しかし、そこに「意図」という火を加えることで
熱に反応した成分が浮き上がってきたり
二つの要素が溶け合って独自の性質として開花したりする。

そんな風に考えると、
人生とはまるで
様々な化学変化を起こしながら
自分という物質を創り出して、その精度を高めてゆくような
そんな、超絶クリエイティブな大実験だ。
そんな風にも思えないだろうか。

そんなことを、考えてみたりした
今日この頃でした。

ではではまた。

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