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Coupe du Japon MTB 2023 深坂 レース展望

Coupe du Japon MTBは全八戦の6戦目、山口県下関市深坂自然の森での開催となります。都市の郊外の里山でのレース。環境的には菖蒲谷と似ています。今年のコースはまだ分かりませんが、跳んだり跳ねたりと言うよりは、里山を走り回るコースというイメージ。昨年はMen Elite上位半数以上がフラットタイヤに見舞われるという事態になったコース。運やトラブル対応能力も問われるコースだったりします。

前週と次週にワールドカップがあったり、地方ではなく国の中国でアジア大会が開かれて沢田時と小林あか里が出場(レースは9/25)したり、前週王滝で死力を尽くしたMな人達がいたりと、カレンダーの関係もあってトップ選手が軒並みパス。UCIレースでもあるので、海外の選手も招きたいところですが、アジア大会とかぶってしまってはアリアナもサイヤユもあちらでしょうし、なかなか難しいです。メンツ的には少し寂しいのはいたしかたないですかね。

XCC

Top 5からは今シーズン初のゼロ。つまり、Top 5以外の人が勝つレースとなります。筆頭は副島達海。全日本XCCでTop5に唯一食い込んだU232年目。その若きU23全日本XCO二連覇の彼に挑み、誰が数少ないXCC勝利のチャンスを手に入れるか。

佐藤誠示が虎視眈々とと書こうと思いきやポッキーで戦線離脱、昨年一里野でたつーみと絡みに絡んだ戸谷亮司に期待が集まる状況ですね。いつもトップ下で走る人達でいくとロードのプロ小森亮平、スタートは任せて松田賢太郎、愛媛の師弟コンビ門田基志と西山靖晃、前半と後半でいつの間にかポジションを入れ替えてまわりを騙すNESTO黒瀬文也と詫間啓耀。地元パワーで萬屋和也来るか?

たつーみ、亮司、亮平

XCO Men Elite

エントリー50名。

スピードではたつーみ。トラブルが多いイメージのたつーみがトラブルを回避して回りきるか、トラブルのロスを最小限にまとめて切り抜けるか、いずれにしても彼を中心に回ると見ます。

まわりからの期待が集まるのは歳を取れば取るほどスピードと迫力を増していく戸谷亮司。全日本でもTop 5の次の次、今回走るメンツの中でトップの7位フィニッシュ。勝てば勿論初優勝。

全日本9位で未だ衰えを見せない門田基志。数年前同一周回完走しなかったら引退と言ってた詫間啓耀もそろそろUCIで表彰台に乗りに来る?小森亮平はここでUCIポイント10ポイントゲットしてもう少し前からスタート出来るようにしましょう。

たつーみパンクるも初勝利を目指す亮司の前で復帰というドラマを予想しておきましょうか。

XCO Men Junior

久々にCJ5人スタート。嶋崎亮我、古江昂太のFUKAYAコンビ vs. 江越柾也ことマチャ vs. 内野友太、坂口竣亮のQユニコンビ

テクニックがあって派手な走りが出来る奴は、実はパンクと無縁という私の思い込みを実証して欲しいと思ったりしています。

なので、トラブル無く亮我、昂太、友太

不安要素としては序盤エリートを抜く際のライン外しかな。

XCO Women Elite

川口うらら vs. 石田唯。と平田千枝vs.森悠貴vs.青木寿美恵

全日本でデビューした石田唯が深坂にも出場。比較的コース走破難易度の低いコースなので、ローディーでも勝負出来るコース。全日本XCOでラップタイムでうららと唯の2人にそれほど差が無かったことと、アジア選手権へのピーク合わせとの関係がど影響するか。

うららがしっかりまとめて唯の前を走る。

表彰台争いは千枝が2人の挑戦を退ける。

XCO Women Masters

前戦は7人と盛況でしたが、三山由紀1人。スピード的にはエリートの3人と競えるので、エリート食いで盛り上げましょう。XCO Women Masters

XCO Women Junior

北都留千羽1人。日吉愛華待ってます。
エリートとの周回数違いは全日本と一緒。うららと唯の戦いに何処まで絡めるか。

XCO Women Youth

有松鈴々菜1人。日吉彩華、綱島凛々音、石川七海待ってます。
全日本では彩華がうららの前を走った。ので、千羽同様おねいさまたちの胸を借りて前に飛び出てしまおう。

XCO Men Masters

28人かぁ。ま、一般社会人が多いクラスだけに本州の端っこだとこうなってしまいますかね。

総合は岡本紘幸、酒居良和、大橋尚哉
30は岡本紘幸
40は藤本弥之助、長田大介、荒川大介
50は酒居良和、大橋尚哉、松尾芳秀
60は有持真人、橋本寛二、桝泰将

今回は40が読めないですね。地元パワーに期待。

XCO Men Youth

全日本で最有力と見られながら散った野嵜然新はプレッシャーから解放されて岩岳優勝。ロードでも成績を残しましたね。考え過ぎちゃって自滅するタイプから脱したいね。先輩がユースを卒業する前に勝ちたい松山海司。ユース卒業まで勝ちたい垣原弘明。再び三つ巴の戦いは必至。

移動距離では不利という言い訳があるおかげでプレッシャーから解放される然新という流れですね。

XCO Men Advance

そろそろ昇降格基準が示され150人近くの現エリートが降格してくるアドバンス。自分より実力が上の150人がライバルになる前に上がっておきたいですよね。

間所尚和、川崎温規、谷村康寿のいずれか。

XCO Men Challenge

山本晴斗という名前が引っかかりました。来ると見ました。

遠いので明日朝早く出ますが、到着時間を決めずに行きます。
現地で会いましょう。

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